【大豆粉・きな粉・おからパウダー】大豆から作れる「○○粉」の違い・作り方3種まとめ
ここ数年の糖質制限ダイエットのブームやグルテンフリーへの意識の高まり、最近では小麦粉の価格上昇などで注目を浴びている米粉や大豆の粉。
なかでも大豆は「畑の肉」とも呼ばれるほどたんぱく質も豊富なのでダイエット食としてはもちろん、ベジタリアンやヴィーガン向けの製品も多く見かけるようになりました。
今回はそんな大豆からつくられる大豆粉、きな粉、おからパウダーの3種類の違いと作り方をまとめました。
■大豆粉、きな粉、おからパウダーの違いは?
大豆から作られる粉末の違いは以前の記事でも少し紹介しましたが、粉末にする前に加熱しているかどうかが大きな違いです。
大豆粉は加熱処理をしていない生の大豆を製粉機(ミル)で挽いて粉にしたものです。小麦粉と同じくそのまま生で食べることはなく、パンやクッキー、お好み焼きなど加熱調理する料理に使います。
一方きな粉は大豆を炒ってから製粉機で挽いたものです。加熱済みなのでお餅やヨーグルトなどにそのまま振りかけて食べられます。
そしておからパウダーは、豆腐などの加工品を作る際にできる大豆のしぼりかすを乾燥して粉末にしたものです。
きな粉、おからパウダーは加熱済みなのでヨーグルトなどに振りかけてそのまま食べることもできますが、大豆粉はそのまま食べると体内で消化するのが難しいので加熱調理して使う必要があります。
■大豆粉、きな粉、おからパウダーの作り方
大豆粉ときな粉は大豆とミル(製粉機)さえあれば、おからパウダーも生おからとミルさえ用意すればあとは普段から家にあるもので手作りすることができます。
・大豆粉の作り方
①製粉機(ミル)の容器に大豆を入れます。
粉砕するとかさが増えるので大豆の量は容器の1/3~半分を目安にします。
(当社の家庭用製粉機「コナッピー」なら大豆100gで容器の1/3程度になります。)
②フタを閉めて粉砕します。
③製粉機「コナッピー」なら約2分で固い皮も残らずきれいに粉砕され、ふんわりとした粉末になりました。大豆の香りがほんのり漂っています。
粉砕したことでかさが増えて、容器の半分程の量になっています。
・きな粉の作り方
①中火に熱したフライパンで大豆を焦がさないように炒ります。
②炒り始めて数分で皮が裂けてきます。さらに加熱して香ばしい香りがしてきたら火を止めます。
③製粉機(ミル)の容器に炒った大豆を入れます。
粉砕するとかさが増えるので、容器の半分までを目安に投入します。
④フタを閉めてスイッチをONにし、粉砕します。
⑤製粉機「コナッピー」なら約1分できめ細かなきな粉の出来上がりです。出来立てならではの香りの良いきな粉になっています。
・おからパウダーの作り方
おからパウダーは生おからを乾燥してからミルにかけます。ご家庭ではフライパンやレンジで生おからを焦がさないように加熱して乾燥させる方法がよく使われますが、フードドライヤーを使うと焦げる心配が無く、カラカラに乾燥させることができます。
①フードドライヤー「ドラミニ」のトレイにクッキングシートを敷き、生おからをのせます。
②生おからがひとかたまりになっている場合は、乾燥しやすいように形を崩しておきます。
③乾燥温度60℃、乾燥時間12時間で乾燥します。
④乾燥開始から12時間で乾燥おからの完成です。しっかり乾燥できていると手でパキパキと簡単に割ることが出来ます。
生おから約500gから約80g分の乾燥おからが作れます。
⑤製粉機(ミル)の容器に乾燥おからを入れます。
⑥フタを閉めてスイッチをオンにします。
⑦コナッピーなら粉砕開始から約10秒で少し粗めの粉末になります。砂糖や塩くらいの粒の大きさです。
⑧粉砕開始から約2分で小麦粉のようなきめ細かなパウダー状に仕上がります。ぎゅっと粉末を押すと表面がなめらかに整います。
■大豆粉、きな粉、おからパウダーの使い方
完成した大豆粉、きな粉、おからパウダーはクッキー、お好み焼きなどの小麦粉を使う料理の一部~全量をそれぞれのパウダーで代用することができます。
大豆からつくられた粉はグルテンが含まれていないので、パンやスポンジケーキなどふっくらふくらませる料理にはそのままでは不向きです。小麦粉の必要量の一部のみを置き換えたり、サイリウムやグアーガムなどグルテンの代用品をいれるなど工夫してお使いください。
■食品乾燥機(フードドライヤー)や製粉機(ミル)を使ったドライフルーツ、野菜パウダーなどの作り方を公開しています
当社のyoutubeチャンネルでは食品乾燥機「ドラミニ」を使った野菜やフルーツの乾燥方法、製粉機「コナッピー」を使った野菜パウダーの作り方を公開しています。
食品乾燥機での乾燥温度・時間の目安や、仕上がりの参考にぜひご覧ください。
また干し野菜やドライフルーツ、米粉を使った美味しいレシピも公開していますので、こちらもぜひご覧ください。
■フードドライヤー「ドラミニ」、家庭用製粉機「コナッピー」で料理をもっと楽しく
大豆の粉末化に使用したフードドライヤー「ドラミニ」と家庭用製粉機「コナッピー」。
ドラミニは干し野菜やドライフルーツ、ジャーキーなど様々な乾燥食品を天日干しよりも短時間で衛生的に手作りすることができます。
食品を乾燥することで保存期間がぐんと伸び、食べきれない食品を無駄にしないようにしたり、普段から非常食として備えておくことができます。
コナッピーは高性能のモーターと丈夫なステンレス刃で、乾燥野菜や穀物はもちろん、固い貝殻まできめ細かなパウダー状に粉砕することが出来ます。
小型ですが家電量販店などで販売されている家庭用のミルと比較すると数倍以上のパワーがあります。
■食品の乾燥・粉砕のことならラボネクト株式会社にお気軽にお問い合わせください。
「希望通りの乾燥や粉砕、粉末化や成形品になるのか?」「製品を直接見てみたい」などご購入前に確認したい点もあるかと思います。当社にはテストルームがありますのでご購入前に各種テストを行い、仕上がりなどをご確認いただけます。
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