マーケット動向/スマートシティ社会実装に向けた上場企業の取組み
こんにちは。政府は6/9に「統合イノベーション戦略2023」を閣議決定しました。経済発展と社会課題解決を両立する未来の姿であるSociety5.0を実現するために今後取り組む政策を年次戦略として具体化しています。
今日は、株探<https://kabutan.jp/>の関連記事を参考に、上場企業のスマートシティ社会実装の取組みを見ていきましょう。
■東急不動産・ソフトバンク
東京都港区の竹芝地区で共同プロジェクト「Smart City Takeshiba」を展開。スマートシティの中核となる都市OS=データ流通PFを活用して、交通・防災・商業などの社会課題解決に取組む。
■KDDI・JR東日本
JR東日本が”100年先の心豊かなくらしのための実験場”と位置付けている「TAKANAWA GATEWAY CITY」にKDDIの本社を移転予定。
■ヘッドウォータース(AIシステム開発)
スマートシティやスマートストア向けの認証基盤プラットフーム構築。
ROBOT PAYMENT(決済サービス)やBTM(企業DX支援)と協業してサービスの地方展開を進める。
■unerry(ビッグデータ活用支援サービス)
リアル行動データPF「Beacon Bank」を運営し、OMOマーケティングやスマートシティ実現に向けた事業を展開。
■ウイングアーク1st・スマートバリュー(クラウドサービス)
2023年2月に締結した資本・業務提携に基づき、行政手続きデジタル化領域の事業開発、スマートシティ及びモビリティ領域の事業開発などに取組む。その一環としてスマートバリューの子会社One Bright KOBEが推進する「神戸アリーナプロジェクト」に参画しスマートシティ社会実装を目指している。
■その他
・ジョルダン 乗換案内アプリの着地型情報提供の展開
・アドソル日進 新中期経営計画で注力姿勢
・ラック 街全体を見守る「Smart town事業構想」
・ビープラッツ 「Smart town事業構想」にPF採用
・セーフィ シブヤ・スマートシティ推進機構参画
都市OS・データ流通PF・ビッグデータ活用などがスマートシティ関連のテーマとなっていますね。トヨタやNTTのウーブンシティなんかもあるので、上記の取組みはほんの一例だと思います。
加えて6/28~30には東京ビッグサイトで「スマートシティ推進EXPO」が開催されるとのこと。時間があれば行ってみようかと思います。
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