「予約がかんたん」で高稼働率!東京ミッドタウン内の公立小学校シェアリングにもLaBOLA
2022年8月、東京駅八重洲南口前に完成した「東京ミッドタウン八重洲」内「中央区立城東小学校(城東小)」の屋上グラウンド・プール・体育館などの施設を、誰でも利用できるよう一般開放するサービス「八重洲スクールシェア(ヤエスク)」が、2024年8月23日より利用可能となりました。今回は、ヤエスクの事業運営を行う株式会社バディ企画研究所 理事の山本大祐様に、LaBOLAの導入経緯、活用状況、導入によって得られた効果などを伺いました。
人々の交流を促進し、新たなコミュニティスペースを生み出す
八重洲スクールシェアの取り組みは、人々の交流を促進し、新たなコミュニティスペースを生み出すことを目指しています。そして、事業運営を任されたのは、幼稚園の友好的な施設運営や、グループ会社・フットサルクラブ東京におけるフットサル場の運営など、数多くの実績がある株式会社バディ企画研究所でした。
一般的な学校施設開放との大きな違いは、行政からの業務委託費を受給しない民間事業として実施し、区財政に貢献している点です。
また、城東小は、災害時に避難所となるほか、救護活動や災害情報の収集・発信等を担う地域の活動拠点です。ヤエスクの取り組みを通じて地域の方々に日常的に城東小を利用いただくことで「防災拠点」としての認知向上を図る目的もあります。
10年の運用で感じた、使い勝手や集客効果への信頼から迷わず導入
利用者からは、「施設に出向くことなくスマートフォンで予約が取れるのでとても便利」「空き日程が一目瞭然でわかりやすい」と好評の声をいただいています。別の公共施設では、プールや体育館を団体利用したい場合、利用希望日の数か月前に行われる抽選会に参加するため、現地に行く必要がある場合もあります。そういった従来のやり方と比較して、いつでもどこでも、スマホやPC上で、ワンストップで予約を行えるのは画期的なことですし、利用者にとっても非常に便利だと思います。
また、私自身もLaBOLAの予約のしやすさに対する効果を感じています。近くで働かれている方々や、近隣の方々などにご利用いただき、高稼働率を実現しています。施設開放ビジネスにおいて、損益分岐点となる稼働率は約40%といわれるため、順調に効果が出ている状況です。
当施設のパンフレットやHPにも、「予約がかんたん」なことを推し出しており、それは利用者が施設を利用する理由の1つになっていると思います。「予約がかんたん」を実現できているのは、LaBOLAを導入しているからに他なりません。
授業時間外を有効利用した時間枠設定と効率的な予約管理を実現!
当施設では、LaBOLAのスペース予約機能を利用して、平日は城東小が終わる16時から21時までの時間を1時間ごとに1枠、土日祝日は9時から21時までの時間を1時間ごとに1枠として、予約をすればその枠内で団体利用ができる環境を整えています。現在、一般開放しているのは、屋上運動場と、体育館、多目的室、プール場の4施設です。加えて、曜日によってスクール設定も実施しており、屋上運動場や体育館でフットサルのスクールを実施しています。
また、予約を行う際に、代金をクレジットカードや PayPayなどで決済することができるWEB事前決済機能も追加しようと、現在手続き中(取材時)です。これが実現されれば、フロントでの会計の手間が省けるため、利用者の方にとってもスムーズに施設をご利用いただけるようになると考えています。
最後に、先ほど導入理由で挙げた券売機との連携機能も活用しています。これにより、経理業務の効率化と売上状況の見える化が実現できていて、非常に助かっています。
予約のしやすさを実感!施設は高稼働率を達成
利用者からは、「施設に出向くことなくスマートフォンで予約が取れるのでとても便利」「空き日程が一目瞭然でわかりやすい」と好評の声をいただいています。別の公共施設では、プールや体育館を団体利用したい場合、利用希望日の数か月前に行われる抽選会に参加するため、現地に行く必要がある場合もあります。そういった従来のやり方と比較して、いつでもどこでも、スマホやPC上で、ワンストップで予約を行えるのは画期的なことですし、利用者にとっても非常に便利だと思います。
また、私自身もLaBOLAの予約のしやすさに対する効果を感じています。近くで働かれている方々や、近隣の方々などにご利用いただき、高稼働率を実現しています。施設開放ビジネスにおいて、損益分岐点となる稼働率は約40%といわれるため、順調に効果が出ている状況です。
当施設のパンフレットやHPにも、「予約がかんたん」なことを推し出しており、それは利用者が施設を利用する理由の1つになっていると思います。「予約がかんたん」を実現できているのは、LaBOLAを導入しているからに他なりません。
DXコンサルを活用しながら、ヤエスクの価値を最大限に高めていく
今後の展望として検討しているのは、利用料金が変動するダイナミックプライシングの導入や、広告宣伝ツールとしての活用です。
当施設では、1か月間で、予約が入りやすい時期とそうではない時期が分かれている傾向にあります。需要が少ない時期には標準価格より安く、逆に需要が多い時期には標準価格より高く設定することで、利用者にヤエスクを最大限に活用いただき、収益性を高めたいです。
また、現在はヤエスクの予約システムとしての運用をメインに行っているのですが、同時にヤエスク施設を活用したスクール事業も行っています。
LaBOLAには機能メニューがたくさんあるので、当施設の運用で活用する余地がまだまだあると思っています。利用者の声に耳を傾け、DXコンサルを活用しながら、今後もLaBOLAを活用したより良いヤエスクの運営を行っていきたいです。
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LaBOLA事務局ではシステム導入に関するご相談やご質問などを随時受け付けております。オンラインMTGによるご説明なども行っておりますので、まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。