イラン人との結婚No6
観光地にある色々な公園に行った。
入り口にゲートがあり、料金を払う。
無料な公園ももちろん沢山あるが、物乞いや泥棒が多いというので有料な所を案内された。
ちょっと高級なホテルにも大抵あるが、各所にある池やモスクがとても綺麗だ。
そして料金を払うところで何やら彼が揉めている。
料金が外国人観光客向けとイラン人とで違うのだ。
THE日本人な面持ちの私と一緒にいると直ぐに高値を吹っ掛けられる。日本人あるあるだ。
その頃確かにイランの物価も安かったが、彼が激怒しているのは彼自身も外国人とみなされていた事だ。
ウムム。身なりがやはりちょっと違う。カジュアルなシャツにジーンズなんだけど、カメラに防犯のためウェストポーチだったのが災いして現地人に見えない。
タクシーも相場を知らないと相当ぼられる。
乗る前に値段交渉が常だが、その間必ず私は後ろを向かされているのだ。
彼も長いこと日本に住んでいるので、いちいち移動する度のタクシーとの値段交渉に疲れて丸1日ガイド付きドライバーさんを頼むことにした。早くこうすれば良かった。
公共の電車やバスもあるのだか、そこら辺はイスラム国内だから男性は前の車両、女性は後ろの車両とバスも蛇腹で別れているのだ。
乗ってみたいとせがんだがいまだに乗らせてくれない。日本人はお金持ち説が根強いので誘拐でもされかねないのだと。
なるほど。日本では中々無い感覚が必要なのか。