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そして門は開かれた
山が欲しいんです
でも、山なら何でもいいというわけではないんです明確にここ!ってところがあるんです
理由もちゃんとあります
私は「その」山が欲しいんです(お金はないけど)
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そこの山をちゃんと見に行かなくっちゃ!
そんな衝動にかられ、私は山を管理する不動産屋さんへ連絡しました
その日は朝から友人の誘いで隣の牧場で白馬に乗って遊んだあと、11時に現地で落ち合いました
白馬に乗った話はこちら↓
車で門の先まで行くと
そこには広く開けた土地があって
地面の一部がコンクリートで固められていました
何かレールの跡のようなものもありましたし、地面からは細いパイプのようなものも突き出ていました(水道の跡かな?)
コンクリートはただ平らなのではなく、そこかしこに仕切りの跡を思わせるコンクリートブロックが積まれた跡もあり、短く切断された鉄筋も見えていました
そう言えば隣の牧場の奥さんが、ここに以前は工場があったと仰っていたな
そんなことを思いながら、コンクリート打ちされた地面の広さを足で測りながら、見て回りました
大きな建物を建てるなら、この基礎は全て取り壊して更地にする必要がある
けれど、それまでの準備段階で、ここでやれるイベントやワークショップをする時には有効に使えるかもしれない
そのあとコンクリートの基礎のその奥に案内されました
そこには茂みに隠れてコンクリート製の直径1.5mほどの円筒が地面から突き出ていました
それはなんと井戸で、今はもちろん使っていないけれど、整備したら何らかの用途に使えそうなものでした
例えば、施設が出来た時の花壇の水やりとか、トイレの水とか、建物や設備の洗浄とか?
もしかしたら飲み水にだってなるかもしれないし、そうなったら井戸水コーヒーとか?出来たらいいよね
井戸が掘ってある、それだけでこの山への期待度はさらに高まります
次は山の上からの景色が見たい!
ところが平地の横は切り立っていて、そこから上るのは困難
門の横の緩やかそうなところには一面に熊笹が茂っていて、そこから山に入るのもちょっと難しい
というわけで、山のすぐ横にある茶畑の畦道から山を上りました
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そう、山の横(側面)には茶畑があって、のちに分かることですが、その茶畑では過去に一般の人にお茶摘み体験で畑の一部を開放したことがあるのだそう
もしかしたら、この山に施設が出来たら、そんな茶摘み体験と自分で自分だけのお茶を作るワークショップも出来るかもしれない
そんな妄想もお茶の産地、この山ならでは
山といっても、ここは元々が山の上、高原と呼ばれる土地にある山ですから、高低差はさほどありません
歩いて上ってもせいぜい5分
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上ったけど、ん?あれれ?
木が茂っていて眺めはよく分からない…
けど、想像していたより斜面が険しい
それに、下草も生い茂っていて、けもの道すらない山の上
それ以上進むのは断念して山を降りました
結局、平地になっているところ以外はあまり見れずちょっとテンションも下がり気味
山ってなかなか難しいね
でもまだ私は諦めない(かなりしつこい)
私の夢はまだまだ続きます