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マイナスイオンドライヤーって効果あるの?


【マイナスイオンドライヤーって効果あるの?】

最近、お客様からドライヤーの効果について質問を受けました。調べたところ、1位にランクインしている【1位 パナソニック ヘアードライヤー「ナノケア高浸透」EH-NA0G】マイナスイオンドライヤーには、【水分に包まれたイオン「高浸透ナノイー」を放出できるのもポイント。ミネラルマイナスイオンによって、紫外線や摩擦による髪の劣化をケアする効果が期待できるのもメリットです】髪のケアに効果があると明記されています。一般的なマイナスイオンの効果と言われているものが、沈痛作用、リラックス効果、アンチエイジング、疲労回復、血行促進、活性酸素抑制、殺菌効果などです。

【実際はどうなの?】

実際は、マイナスイオンの寿命は短く、発生後【0.01秒~1秒】と言われています。また、効果を感じるには50cm以内の距離でドライヤーをかけ、湿度40%~60%が効果的であることがわかっています。逆にプラスイオンは部屋に人間が1人入ってきただけで増え、その方がタバコをお吸いになると、100人いるのと同じ量のプラスイオンが発生します。ドライヤーから水分が出ているわけではないため、低温の部屋で使用すると効果が薄くなる可能性があります。

【どんな人が使うといいの?】

美容師は、適切な髪の水分量を調整する技術を持っているため、素人の方はマイナスイオンドライヤーをよく利用されますが、健康な髪にはあまり効果がないと思われます。しかし、ダメージ毛やくせ毛の方には効果があるかもしれません。

【マイナスイオンを科学的に発生させると、○○○が50倍】

科学的にマイナスイオンを作る際に50倍のオゾンが発生するため、オゾンドライヤーのと言った方が正しいかもしれません。以上のことから、適切なドライヤーの選択は、髪の状態や使用環境に合わせて考える必要があると言えます。 ※オゾンは酸化剤として利用され、酸化力と抗菌力が強いため、食品や空気の除菌に多く使われています。オゾンは無公害で、時間が経つと酸素分子に戻るため、残留物の心配はありません。食品工場でもオゾン水生成器が導入され、加工食品の賞味期限を延ばすことができます。  

【結論】

マイナスイオンの効果はあくまでも、おまけ程度で考えた方が良さそうですね。重視するべきポイントは3つ

  1. 力強さ: ドライヤーのモーター【オススメはDCモーター】が強ければ、風量が多く、乾かす時間が短くなります。ワット数が高いドライヤーは、一般的に風量が多くなります。

  2. 重さ: 手首や肩など、長時間使うと疲れる部位を負担することになりますので、軽いドライヤーがおすすめです。特に、自分でドライヤーを使って自分の髪を乾かす場合は、軽量【500g以下】であることが大切です。

  3. 温度設定: 【DCモーターのドライヤー】は、髪の種類に合わせて調整することができます。太い髪には高い温度を使い、細い髪には低い温度を使うことができます。熱が高いと、髪を傷めることがあるため、自分の髪に合わせた温度を選びましょう。

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