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どうしてこうなった?

こんにちは。minneで働いているあやこです。
この記事は「GMOペパボディレクター Advent Calendar 2022」14日目の記事として、20日目に書かれました。

某ファッション通販サイトにて、ショルダーバッグを購入した時のこと。6日経っても商品は届かず、「在庫が確保できなかった」との理由で自動キャンセルとなってしまいました。

こういうこともあるのだな、と素直に諦めてから数時間。例のバッグが「再入荷した」との通知が。わたしが?買えなかった?バッグが?

こんな時、みなさんはどうするでしょうか。
わたしは、冷静に再購入しつつ、テックブログを見ます。
何がどうしてこうなった??

検索するとすぐにヒットした優秀なテックブログ。それによると、購入した時は気づかなかったけれど、例のバッグは「取り寄せ商品」という扱いだったことが判明。

「取り寄せ商品」サービスとは
ZOZOBASE(倉庫)に在庫がない商品でもテナントの倉庫や店舗に在庫があれば、ZOZOTOWNから取寄せ注文ができるというサービス

ZOZOTOWNの取寄せ商品サービスの取り組み

この一文の裏側に、どれだけのインフラ整備とオペレーション対応が必要かと考えると気が遠くなります。すげ〜〜〜仕組みだな!

テックブログを読み込んでみると、2020年の時点では大まかにいうと以下の課題があるようでした。

・オーダーをかけても回収率が低い倉庫や店舗がある
・回収できない場合は他店舗にリトライ処理をかけているが、期日内(N+6日)に検品まで完了しないと自動キャンセルになる

自動キャンセルにならないような仕組みももちろん動いてました。

・在庫数に閾率をかけたものを販売可能数としている
・回収率の可視化

よくできているなあ。
いやあよくできている仕組みだ。素晴らしい〜

でも。自動キャンセルされた商品が数時間後に再入荷したら…..

シンプルに腹が立つ!

わたしだったらどうするかなあ。
自動キャンセルがかかった商品は、一定期間、再入荷のステータスにならない とか?
キャンセルするかどうかはユーザーに選択させる とか?
在庫が流動的な人気のある商品は、閾率をかなり低めに設定する とか?
でもSKUごとに閾率を持たせるのはやりすぎかなあ とかとか。

わたしはPdMでもなんでもなく、腰掛けPO(本当にどうしようもない時に開発に駆り出される人材)ですので、いちいちこんなことを考えるのもなんなんですが性分なのでね。

よくできた仕組みでも、シンプルに腹が立つ設計にならないように気をつけないとな。という自らへの教訓として刻みたいと思います。(その教訓が役立つ場面は特にないのだが)

ちなみにテックブログを読むとともに「同じことは繰り返されるのか?」という問い合わせをしていたため、迅速に裏側で在庫確保いただき手に入れることができました。(そんなルートもあるのか!というのも驚きでした)

バッグについては、#minneで買ったもの2022 アドベントカレンダーでも触れているので良ければ読んでみてください。

この記事は「GMOペパボディレクター Advent Calendar 2022」14日目の記事として、20日目に書かれました。



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