最初は小さくはじまった[メカタマサエのこれまで(7)]
自転車店を開こう! と思ったものの
経験も、ノウハウも、資金も、後ろ盾も、師匠筋も何もない
そしてもちろん数年前に、縁もゆかりもない彦根に引っ越してきたんですから、地縁も、信頼もほぼゼロという有様
だからこそ「はじまりは小さく」
移転を繰り返して今の場所に
実は、同じ商店街内で何度も移転をしています
移転をするたびに広くなっているので、あるお客さんからは「出世魚みたい」と言われたくらい
移転は面倒ですし、お金もかかりますが… 無理をすると続きません。だから「身の丈にあった」スタートを。そう考えた結果が、小さなお店での営業開始でした
初期の家賃がどんな感じだったかは、コチラから
いつ「潰れてもいい」という気持ち?
自分はこの時期、フリーライターとして、かなりバリバリ働いていました
だから、ごくごく最初期の侍サイクルは「赤字を出さない」が目標
ないないづくしではじめる
はじめての「お店」ですから
小さくはじめて、大きく育てるのがセオリーです
▶ 店頭に商品はほとんど置かず
▶ 注文をいただいたら、問屋さんから買う
というスタイル
在庫は(ほとんど)ないので、家賃と、光熱費だけを考えて黒字になればいいと考えていました
▶ 商品の販売
▶ 工賃仕事の請負(パンク修理など)
この儲けを積み重ねて、当時の家賃と光熱費が黒字になればいいなぁ…
そんな、ゆる~いスタートでした
営業時間もごくわずか
営業時間、日数も少なかった
月、金、土、日
15:00~21:00のみ
夜の営業だったのは、ライターの仕事が忙しくて夜型生活だったせいもありますが、「周囲の自転車店に配慮して」という気持ちもありました
基本的にご近所のお店は9:00~18:00くらいの営業
土日はお休みのお店も多い
だからあえて、土日中心、遅めの営業時間。
既存店には行きにくい方をターゲットにしようと考えたのです
値段設定にも配慮を
値段設定も、既存店に配慮しました
ご近所のお店のパンク修理のお値段を調べて、あえてそれより少し高めの設定に。
「赤字じゃなかったらいい」とか考えているお店が、安いお値段をつけて、周囲のお店にダメージを与えるというのは、「おかしい」と思ったので
このお値段設定は、基本的に今でもそのままですが
この設定は、お店としてはすごくプラスだったと思います(というお話はまた別の機会に)
ご近所にもご挨拶
「だから」ってわけでもありませんが、ご近所の自転車店さんにも、「新しくお店をはじめます」とご挨拶に行き
一応、「筋を通して(?)」開業
何もわからないけれど
「とりあえずやってみるか」と、小さなお店がスタートしたのです
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