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コーヒーフレッシュはミルクじゃない!?食品ラベルで読み解く
カフェでコーヒーを頼むと、
「お砂糖とミルクいりますか?」
と聞かれることが多いですね。そして、一緒に小型カップのコーヒーフレッシュと砂糖を渡されます。
ふつうにミルクと言われてコーヒーフレッシュを手渡されるので、コーヒーフレッシュはミルクだと勘違いしませんか?何なら「コーヒーミルク」と呼ばれていることもあります。
実際、私は大学生の時に友達に教えてもらうまで、ずっとコーヒーフレッシュをミルクだと思っていました。
でも、実際は違うことを知って、かなりショックを受けました。
今回はコーヒーフレッシュの食品ラベルを読み解いていきます。
コーヒーフレッシュの食品ラベル
下がよく見るメロディアンというコーヒーフレッシュとその食品ラベルです。
原材料名をよく見てみてください。
・植物油脂
・砂糖
・脱脂粉乳
・カゼインNa
・乳化剤(大豆由来)
・pH調整剤
・香料
・酸化防止剤(ビタミンC)
主成分は一番初めに書いてある植物油脂(サラダ油)ですね!
すなわち、コーヒーフレッシュの主成分はサラダ油です。
栄養成分表示
栄養成分表示を見ると、脂質が1.0g、炭水化物が0.16g、たんぱく質が0.2gになっています。
ここから、1g程度がサラダ油、0.2gが脱脂粉乳/カゼインNaだと分かります。残りは水です。
なんで植物油脂?
牛乳や生クリームは、すぐに腐ってしまいます。牛乳の賞味期限って短いですよね。1週間くらいです。
また、値段もそれなりにかかってしまうので、何かもっと効率的にできないかという背景から生まれました。1970年くらいのことです。この時代から、植物ミルクとして作られているので、今の植物肉ブームやPlant-baseブームを先取りしてますね。
植物油脂にして、pH調整剤などの添加物を加えることで、賞味期限も120日程度まで伸ばせています。
ホントのミルクを使いたいなら
コーヒーフレッシュがおいしくないわけではないですが、コーヒーに入れるならサラダ油より牛乳がいいな、と思ってしまったので、私はミルクを探しました。
そうすると。森永乳業のCreapは牛乳由来のミルクだということが分かりました。
「ミルク生まれ」と書いてある通り、乳製品と乳糖しか入っておりません。
まさに求めていたのはこれ!とばかりに、私の家ではコーヒーフレッシュからクリープに変えました。
味も牛乳感が増して、おいしい気がしています。
ぜひ、ミルクを求めている方は、こちらに変えてみてはいかがでしょう!