見出し画像

(2)データの根拠を明確にしない調査結果(虚偽広告) - 医療広告規制におけるウェブサイトの事例解説書


データ根拠を示さずに自院での

  • 患者満足度

  • 治療効果の調査結果

を掲載すると虚偽広告になります。

NG例

  • ○%の満足度

  • 99%以上の満足度

  • 患者様満足度99%

  • 当院におけるHARG療法の発毛率は99%

  • 当院のインプラント手術の成功率は97.5%

※根拠・調査方法の提示がないもの
(GL、Q&A、事例より)

これら満足度等が虚偽ではなくても、データ根拠を示さなければ虚偽広告として取り扱われてしまいます。また、非常に少ない調査数や結果を誘導する調査も虚偽広告になります。(医療広告ガイドライン 第3-1-(1)より)

データ根拠の具体例については、出典、調査の実施主体、調査の範囲、実施時期等が挙げられています。(Q&A 3-22より)

なおQ&A 3-22には、データ根拠は"求められれば"示す必要があるという説明になっていますが、この説明は恐らく誤りで、求められなくても併記する必要があります。(医療広告ガイドライン 第3-1-(1)第3-1-(2)事例2 より)

全事例の解説記事はこちら↓
2023年|医療広告規制におけるウェブサイトの事例解説書(第2版)を全解説

#医療広告 #医療広告ガイドライン #事例解説書


いいなと思ったら応援しよう!