新しい働き方実験(第4期)指定企画の概要 -【まちづくり実験室】まちの拠点から、ヒトが喜ぶコト・モノは開発できるのか? ~まちの図書室、まちのお土産、まちのアートを作ろう~
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「まちづくりに興味がある」
「本や商品開発、アートに関する企画に興味がある」
「地方 / ローカルを盛り上げる活動に関わってみたい」
そんな方におすすめです!
企画パートナー・ポートカケガワ
ポートカケガワは、静岡県掛川市にある「共創型コミュニティレジデンス」です。
この場所を訪れるのは全国のフリーランスや起業家、そして地域住民など、さまざまな人たち。宿であり、ワークスペースであり、コミュニティスペース、でもそれだけの場所ではありません。
掛川市は生涯学習都市を全国に先駆けて宣言し、報徳思想が深く根付いているまちでもあります。
訪れた人が気づきや学び、そして出会いを経て、新たなアイデアを生み出していく。ポートカケガワはそんな機会にあふれる場所を目指しています。
指定企画には昨年も参加しており、全国約50名のメンバーと一緒に半年間のプロジェクトに取り組みました。
今年はどんなメンバーと一緒に取り組めるのか、とても楽しみにしています!
【まちづくり実験室】まちの拠点から、ヒトが喜ぶコト・モノは開発できるのか? ~まちの図書室、まちのお土産、まちのアートを作ろう~
本企画では、「まちの図書室(本づくり部門)」「まちのお土産(商品開発部門)」、「まちのアート(地域芸術祭部門)」の3部門に分かれて活動します。
昨年の大きなテーマは”場づくり”でしたが、今年は昨年の取り組みをベースに、より具体的なアウトプットを目指します。
活動概要/活動スケジュール
本企画の活動は、基本的にオンライン(Slack、Zoom等)で進めていきます。
主なイベントとして、
・月一の全体定例(オンライン/できるだけ参加)
・部門ごとのミーティング(オンライン/できるだけ参加)
・ミートアップイベント(オフライン/任意参加)
などを予定しています。
主要イベントのスケジュールについては以下をご覧ください。
以下、部門ごとの活動概要をお伝えします。
まちの図書室(本づくり部門)
本づくり部門で取り組んでいただくことは、
①ローカル情報誌「kakezine vol.2」の発行
②学生向けライブラリー「まちの図書室(仮称)」の開設
の2点です。1つずつ説明しますね。
①ローカル情報誌「kakezine vol.2」の発行
昨年の取り組みの中から生まれたのが、ローカル情報誌「kakezine」です。
掛川市の魅力を独自の視点でおもしろおかしく伝えよう、という趣旨からポートカケガワが主体となって創刊。制作は有志を募り、多くのメンバーが本制作経験ゼロという状況からなんとか発行まで漕ぎつけることができました。
制作したkakezineは現在も市内各所にて配布中で、とても良い反響をいただいており嬉しい限りです。次の発行を心待ちにする声もあるので、ぜひともvol.2の発行にチャレンジしたいと思っています。
kakezineのコンセプトは共創の意味を含む「かける」です。本づくりの経験が無い方も安心して参加いただけるよう、必要なスキルを一緒に学びながら進めていきたいと考えています。
②学生向けライブラリー「まちの図書室(仮称)」の開設
ポートカケガワはもともと「子どもたちに残したい場所をつくろう」という思いからスタートしており、その具体的な形として「学生向けのライブラリー」を作りたいと考えています。
ライブラリーに収める本の冊数はおよそ1,000冊を想定。
「どんな本棚を作るか?」
「どんな本を並べるか?」
みんなで一緒に考えながら取り組めたらと思います。
\【本づくり部門】こんな方に参加してほしい/
本を読んだり、文章を書いたりすることが好きな方
取材/編集/撮影などが得意な方
DIYが得意な方
まちのお土産(商品開発部門)
商品開発部門で取り組んでいただくのは、掛川の名産となるようなお土産を作ることです。
ポートカケガワの1階には業務用キッチンが備えられており、その場所を使って商品開発に取り組んでいただきます。
「どんなお土産が良いのか」
「お土産づくりに必要な材料をどう調達するのか」
まったくのゼロから商品開発に取り組む、割とハードル高めの企画です。
勇気あるチャレンジャーをお待ちしております!
\【商品開発部門】こんな方に参加してほしい/
商品開発、食品の取り扱いに知見のある方
パッケージデザインや販路構築が得意な方
失敗を楽しめる方
まちのアート(地域芸術祭部門)
地域芸術祭部門で取り組んでいただくのは、かけがわ茶エンナーレ2024 美術プロジェクトのシンボルアートの制作に参加し、作品を共創することです。
美術プロジェクトのコンセプトは「Art Connect Things-ACT-」で、アートを通して人やコミュニティとつながることを目指しています。
シンボルアートを担当する美術家はスギサキハルナさん。
地域の植物や土から作る「自然絵の具」を使った作品の制作を予定しています。
掛川市全体から自然物を集めて絵の具にすることは、言い換えると「掛川市を絵の具にすること」です。
また自然物の提供、絵の具づくり、ドローイングそれぞれの場面に参加することができるため、作品は作者一人のものでなく、関わったすべての人の共創物と捉えることもできます。
今回は新しい働き方LAB×かけがわ茶エンナーレプロジェクトとして、「地域の植物を集めるフィールドワーク」「集めた植物を絵の具にする地域ワークショップ(地域の人も参加可能)」「スギサキさんのドローイングサポート」の運営・実施に携わっていただける方を募集します。
\【地域芸術祭部門】こんな方に参加してほしい/
実際に掛川を訪れ、ワークに参加できる人
写真や動画が撮れる人
アートを通して人とつながることが好きな人、面白がれる人
うまくいかないことも面白がれる人 うまくいったら喜べる人
募集人数
30名程度
実験のゴール・アウトプット
まちの図書室(本づくり部門):①ローカル情報誌「kakezine vol.2」の発行、②学生向けライブラリー「まちの図書室(仮称)」の開設
まちのお土産(商品開発部門):掛川の名産となるようなお土産を作ること
まちのアート(地域芸術祭部門):かけがわ茶エンナーレ2024 美術プロジェクトのシンボルアートの制作に参加し、作品を共創すること
活動期間
2024年6月~2024年11月の6カ月
参加するメリット
場づくり、まちづくりを体験できる
同じ興味・関心を持った仲間と出会える
「ポートカケガワ」での宿泊半額補助(通常1泊4,400円が2,200円)
応募要件
実験期間中に1度は現地に足を運ぶことができる方
(※プロジェクトへの参画はオンラインベースでも構いません)
運営からのメッセージ
ポートカケガワという場を通じて、皆さんと一緒にどんな化学変化を生み出せるのか、今からとても楽しみです。
プロジェクト終了後も、末長くお付き合いできる関係性を築きたい思っています。
皆さまのご応募、心からお待ちしております!!