SL銀河 ナイトクルーズもう一つの魅力

12月に入ったとたん冬将軍が大暴れ。連日雪が降っていたんで、万が一運転できないなんて事はないよな。と少し心配していた次第。ともあれ、天邪鬼は、めがね橋は行きませんでしたが、横を通りかかったら大勢の人出。売上につながったかどうかは別にして、注目はされたのは間違いないでしょう。

ナイトクルーズの中身については鉄道ダイヤ情報の連載「C58239復活への道のり」1月号で触れているので、省略します。

当日、日没くらいから雪が横なぐりに強くなって、最初に撮った場所では思わぬ写真になりました。と言えば聞こえはいいけれど、要は吹雪でよくわからん激しい写真になったわけです。

というわけで、本番は多くの人が既に発表しているでしょうから、盛岡到着後の様子を何枚か貼ります。ホントに何枚かですw 僕はダイナミックレンジ目いっぱいに撮って、後でしっかり調整する(いわゆる良いネガをつくる)という方法をとりますので、まあ時間がかかります。

午前1時30ころ、無事に盛岡へ帰着したカマは入換され検修庫へ入ってきます。検査もSLに同行しているので、戻ってから転車台を準備するんですが、雪で動かない。。。意外とデリケートなんですね。雪かきして小移動してを繰り返して、カマを載せます。気温は多分氷点下5度くらいでしょうかね、温泉で温まってからここへ来たんですが、髪が凍っていました。私は事前に支社と現場に立ち入りと撮影の許可を貰っているのですが、検修庫正面の、この位置からの構図は普段は難しいのです。普段は手前に車両移動機が居るんです。

カマ替えと検査を終えて、庫へ入ったのは2時半くらいでしょうか。かなり手際よく進んでいきますが、一時間くらいかかります。ホントに手間がかかり、よく触ってもらっています。検査も可愛くってしょうがないんでしょう。

3時前、夜半までの吹雪は嘘のようにキーンと冷えた空気に満月が輝いていました。機関士たちが降りてきて「ごくろうさま〜」「コーヒーわりぃねえ」(休憩で飲んでって渡しといたw)なんて会話をして帰ってきましたよ。いやあ、いいもの見せてもらいました。

あ、くれぐれも勝手に入らないでくださいね。

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