見出し画像

「あ、」から始まる 2023/03/13

先日、ソラの桜井政博氏(以下、まーくん)がアップロードした動画をご存じだろうか

タイトルは、『とにかくやれ!!』

まーくん自身に関しては皆さんご存じの通りとして説明はしない。
彼は半年前からゲーム作成やゲームの楽しみ方について10分程度の非常に見やすい動画をアップロードしている。
私も勿論このシリーズを楽しみに見ているひとりである。

今回の動画のテーマは仕事に対する姿勢の話として、やる気を出すためにはとにかく行動をしろ、という話をしている。
私は先延ばし癖があり、何事に関してもやる気が出ず無気力な生き方をしているので非常に耳が痛い動画となった。同時に胸を打つものがあり、中でも

断言しますが自らを鍛えるのは、あるいは成功に近づくのは圧倒的に手数です。

とおっしゃっていたのには思わず身が引き締まってしまった。
言ってる内容が正しいであろうことはいうまでもないが、成功に向かう方法をはっきりと言い切り、それに実績から説得力がついてきているのがかっこいい。

やる気を出すためにはまずやるべしというのはよく聞く話だし、脳科学者の茂木健一郎氏も自身のYoutubeで「行動をすることでそれを説明するための内面が伴う」といった話をしていた。このことから人間の脳の仕組み的にもまず行動するというのが正しいのがわかる。

しかし私のような、あるいは我々のような無気力人間はそういった話のレベルにいないのだ。
言葉では理解できるし、自分が行動しないことに対して口に出ることすべてが言い訳であることもわかっている。でも、手が動かない。立ち上げれない。理屈もこね返し根性も腑抜けた私に必要なのは余計なことを考えないようにするための思考のスイッチなんだと思う。あるいは下手すれば何をすべきかもわからない現状を見返しもっと手前の、とりあえずで手を付けられる部分を見つめなおす立ち返りの冷静さかもしれない。

今日もここでまたやらないための足踏みをした私だが、改めて考えるとこの件に関して部分的にだが言葉ではなく魂で理解できたりもしている。
例えば趣味のゲーム配信。本当に誰も見てないし、外で言えるような趣味ではない。だが、この淡々と独り言を言うだけのような寂しい趣味を10年以上続けている。プラットフォームを変えたり、全くしていなかった期間もあって断続的に続けられているかというとそうではないが、やらなくなってもしばらくするとフラっとその場に戻っている。
これは特にすべてを捨ててまでやりたいことではない。生産的なことでもないし、誰かのためや自分の承認欲求などが埋められている気もしない。10年やって芽が出ないことだし、生業にするなんてもってのほかだと思う。むしろこれがなくなったら自分は終わりだと思わないように、気持ちを失っても依存しすぎないように、いつやらなくなっても気にしないようにしようと強く意識して付き合ってきた。これは配信を抜きにしたゲームという趣味自体にも同じように考えている。
でも、なんで10年もやってるのかを考えた時に、多分好きなんだろうなと思うことができる。
まさしく行動を説明するために内面が伴っていることになる。
ただひたすらやることの大事さ、それに対する理解が自分の中にかすかに眠っているのだ。

まーくんが手掛けているゲームをいくつもプレイしていることもあり、彼は間違いなく私が尊敬している人物の一人だ。
今回の件はその尊敬できる人物が断言していることであるし、実際人生のどの分野の成長についても重要なことだと思う。
この重要な事実を一部分でも理解できていると言い切れているのであれば、それを大切にしながら生きていきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?