「覚え間違い」「言い間違い」的な
本日の一曲。
最初に言っとくと今回のエントリは「重箱の隅」的な奴で、面白いものではありません。Blenderの日本語の記事とかビデオチュートリアルとか見ててまあまあ出現していた、「覚え間違い」「言い間違い」的なものをピックアップしてみます。
Blenderに限らず、専門的な用語や言い回しについては最初のうちに正しく覚えておくことで必要の無い「ずっと間違えてて恥かいてたの?」的なことを防ぐことができますし、安心して学習を続けることができます。
モディファイアを適応
「モディファイアを適用」が正しいです。日本語インターフェースのメニューでも適用、ってなってますよ?
・ 適用 - Apply
・ 適応 - Adapt
言い間違い・書き間違いを防ぐには、実際の画面の表示をちゃんと確認しながら進めていくと良いですね。
右クリックでドラッグ
「右ドラッグ」、または「右ボタンドラッグ」が正しいです。「右クリック」で操作が完了しているのに「ドラッグ」と書いてあるとさらに追加の操作をしている、という難癖をつけられる可能性もあります(にっこり
「クリック」だと操作が「マウスのボタン」と紐づく(=認知度が高い)のですが、「ドラッグ」はボタンで行う動作と認知されていない可能性があるので「右ボタンドラッグ」と言うほうが安牌だと思います。
・右クリック - 右ボタンを押して(短い時間で)離す
・右ボタンドラッグ - 右ボタンを押したままカーソルを動かして離す
Blenderに限らずコンピューターの基本の操作でもあるので、OSの説明書き、ヘルプなど結構詳しく載っているものを参照しましょう。
英語の読み(発音違い)
アルファベットで書かれているものをカタカナに直すときに「ゆらぎ」は発生すると思うのですが、「そのソフトウェアでより使われているほう」を選ぶと間違い(?)がないです。
・ ○ アーマチュア | × アーマチェア
英語→カタカナ表記について色々なところからガイドラインも出ていたりしますのでそういうところも参考にできるかも?
・ [PDF]外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版
・ (microsoft)ローカリゼーションスタイルガイド
まあそこまでやんなくても、2つくらい候補があったときにGoogleでキーワードで検索してみれば十分かな、と思います。下手したらサジェストでバシっと出てくることもあります。
フィードバックを得にくい状況
チュートリアル記事を書く、ビデオチュートリアルを配信する側にとって書き間違いや言い間違いと認識しないまま、世間に出してしまうこともあります。
「人間だからしょうがないね、間違いはあるものさ」というものの、出した時点では少なくとも気がついていないはずなので、ほかの人からのフィードバックがあればなるべく早い時期に修正することはできますよね。ビデオチュートリアルだと難しいけれど。
Blenderの「ドーナツお兄さん」、Andrewさんはチュートリアルについては間違いや最適でなかったものを修正して何回か差し替えをしている、っていう話をどこかで聞いたことがあります
そうは言うものの、全体的に「フィードバックを得にくい状況」になってきていると思います。コメント自体も極端なものがあったり。出す側も「うざいのはシャットアウトでいいや」的な背景もあるのでしょう。
なので、「自分で気づいて自分で修正していく」ことになりますね、多分。出す側の良心として、的な。
Blenderを使う人口自体もそこまで多くはないですし、自身の知識や技術の習得、という目的で記事やビデオチュートリアルを見るので、そこに間違った情報があったとしても「正しいもの」と認識してしまうことがままあると思います。
一度「正しい」と思ったものを修正するのは結構コストがかかります。
勿論出す側が完璧である必要は無いですけれど、(単なるスペルミスでは無い)言い間違い・書き間違いが多い、または続くと印象としては良いものにならないでしょう。見る側もそこに違和感を感じて離れていってしまうことに。
ということで注意しよう
多分ここまで読んできた方が言いたいこと、「お前もな!」っていうのがあるとは思いますけど…はい、注意します😆