【LAA】Yoán Moncadaを獲得!
ヘッダー画像は@TalkinBaseball_より引用。
いつもありがとうございます。
Tomです。
本日は遂に来ました。
初の内野手のMLB契約。
Yoán Moncadaを1year $5Mで契約!
これで20年21年のPS出場に貢献した
白靴下軍のTim AndersonとYoán Moncadaが天使軍で再会決定!!
2人は19年から23年までの5年間、CHWの三遊間を一緒に守り続けた二人。
その期間二人とも5年間の通算OAAは+を記録していて非常に堅実な守備力でした。
Tim Andersonの記事はこちらから↓
■Yoán Moncadaの打撃・守備の総評
Yoán Moncadaはホットコーナーを主戦場とし堅実な守備力とリーグ平均以上の打撃力を持ったスイッチヒッターです。
直近5年の平均OPS.721とMLB平均のOPS.700前後以上のOPSを記録。
今季はケガによる出場機会が少なく
AAAでは12試合で.341/.413/.517と出塁率・長打率ともに申し分ない成績。
今季の打撃は母数が少ない中でも全体的に指標は良く
通年を通してLA Sweet-Spot%が高い選手です。
また1年フルで起用すれば
.250 15HR OPS.720ぐらいの成績は残してくれるでしょうし、守備自体も低くても平均程度の活躍は見込めると思います。
またスイッチヒッターということもあり、左打者の過疎化が課題だったLAAの打者陣のアップデートも進みます。
全体的にプレー面としてはこれといった弱点が無く非常にバランスの良い三塁手を$5Mで獲得できたのは非常にお得な買い物でした。
強いて言うのであれば稼働率。
直近は毎年のケガが多く稼働率が年々減少しているところが不安要素。
一年通してモンカダが活躍できるかできないかでかなり内野手の戦力が変わってきます。
ただ仮にケガをしてもRengifoを3B、Newmanを2B等多少のカバーは出来るのでデプスとしては十分な内野手になってきたと思います。
守備の詳細についてはOAAはマイナスの部分もありますが1000Inn以上守った年は全てプラス。
DRS、UZRもそこまで悪くなく
「一年守れば上位クラス、GG賞ファイナリスト選出クラス」
中の上、上の下ぐらいの守備力という感じでしょうか。
またモンカダは20年に5年7000万ドルの契約をしており
最終年に2480万ドル、年平均1400万ドルのサラリーがあったことも考えると500万ドルがより安い契約と感じてきます。
さてモンカダについてはここまでとし
モンカダが入団したことによるエンゼルス内部の動きを予想していきます。
■モンカダ入団による40人枠の入れ替え
現状の40人枠がパンパンなので誰か一人がDFAになります。
大きく分けて二つの選択肢があります。
①誰かを60日間ILリストに移行
②誰かをDFA
①は候補としてTJリハビリ中のスティーブンソンを60日間ILリストに入れること。そうすることで40人枠が空くのでモンカダがそこに入ってきます。
こちらのメリット・デメリットは
・現時点でDFAをしなくて済む。
・IL復帰後にDFAをすればいいのでシーズン途中に不調or成績が見込めない
選手をDFAして枠を空ける多少の融通が利く。
・スティーブンソンを開幕から60日間は復帰させられない(6月初旬ごろまで)
②はシンプルに選手の入れ替え
私の予想は
・第3捕手のChuckie Robinsonが候補だと思います。
ただベテランダーノウとオホッピーの二人体制は
上手く1年ケガをさせずに起用する必要がありますね。
また大穴でRendonのDFAもあります。
ニューマンやキンガリー、レンヒーフォが3Bを守れるので。
大きく分けたらこういう感じになると思います。
今後の＠LAAngelsPRの速報を待ちましょう。
■開幕スタメン
現実的に予想したラインナップを紹介。
現実開幕予想
1.(2B) Rengifo
2.(CF) Trout
3.(LF) Ward
4.(DH) Soler
5.(SS) Neto ※開幕無理ならNewman
6.(RF) Adell
7.(C) O'hoppe
8.(1B) Schanuel
9.(3B) Moncada←New!!
あれ？強くね？全員OPS.700は超えそうだぞ…
RendonがMoncadaになるだけでこんなに安定感が出るとは…
■さいごに
稼働率さえよくなればモンカダはMLBでも平均以上の選手です。
162試合出場とは言わないので同じくケガしがちなRengifoや守備の名手Newmanなどと3Bを並行的に起用して100試合前後の試合をしてくれれば御の字でしょう。
以上ご拝読ありがとうございました。