【LAA】開幕アクティブロースターを組んで現状戦力を解説
※ヘッダー画像は@AngelsWinより引用
あけましておめでとうございます!Tomです。
新年一発目ということでかなりボリューミーなnoteを作成いたしました。
(色々書きたい気持ちが多く、画像が無く読みにくいかもしれませんがご了承くださいm(_ _)m)
今回は来季開幕の26人のアクティブロースターを予想し開幕のスタメンを
組んでみました。
現状の40人枠より抜粋。
野手陣
●IF/C (8名)
Logan O'Hoppe C
Travis d'Arnaud C
Niko Kavadas 1B/RF/LF
Nolan Schanuel 1B
Luis Rengifo 2B/SS/3B
Kevin Newman 2B/SS/3B
Scott Kingery 2B/SS/3B
Anthony Rendon 3B
●OF (5名)
Taylor Ward LF
Jorge Soler DH/LF/RF
Mike Trout CF/DH
Jo Adell RF/CF
Mickey Moniak CF
投手陣
●先発 (5名)
Yusei Kikuchi LHP
Tyler Anderson LHP
José Soriano RHP
Kyle Hendricks RHP
Reid Detmers LHP
●リリーフ (8名)
Ryan Zeferjahn RHP
José Quijada LHP
Brock Burke LHP
Hans Crouse RHP
Ben Joyce RHP ※クローザー候補
Garrett McDaniels LHP
José Suarez LHP ※ロングリリーフ
Chase Silseth RHP ※ロングリリーフ
各選手MLB.conに紐づいているので気になる選手が居ればタップすると飛べます。見たい方は是非。
野手陣13名、規制ギリギリ投手陣13名の計26人で組みました。
内野は1B~3Bまで守れる選手が各2名以上はいる状況で外野もどのポジションも2名以上いる布陣です。
■野手陣総括
評価6.5/10
内野陣はケガ人が多少出てもある程度打撃力はほとんど落ちずにバックアップ可能な選手が多く、24年シーズン球団1位のfWAR3.5を記録したZach Netoも5~6月には復帰できそうな雰囲気なので開幕時よりアップデートされていきそうです。
ただ成績の天井が目に見えていて、スラッガー候補と言える内野陣は現時点ではNetoぐらいしか居ません。
守備力に関しては内野は総括して軒並み平均~やや上程度と予想。
1B2Bはプラスを生み出せそう(SchanuelとNewman)な一方、SSと3BはRengifoとKingery、Rendonと
やや開幕時は不安な部分は多そうです。
Netoが復帰すれば多少不安定感はありつつもレンジの広さと強肩は武器なので1B,2B,SSではプラスの守備が生み出せると思ってます。
また課題の2B(3Bも練習中)には球団2位プロスペクトのCMOが在籍しており、早ければセプテンバーコールアップで昇格&26年スタメンの可能性もありますね。
逆にCMO以外のプロスペクトが現状の傘下には少なく、まだまだ成長途上の選手ばかりなのでここは問題点の一つ。
捕手陣は強打の若手O'hoppeに加えて、今季新たにd'Arnaudが加入。
非常にフレーミングと打撃に定評がある選手で、メインはO'hoppeになりますが、これ以上ない第二捕手が来たと思います。
またO'hoppeも守備に成長が感じられ、23年DRS-9から今季は+1まで改善。
O'hoppeが休養日にも打撃に期待が出来ます。
外野陣は健康にフルシーズン過ごせればfWAR3.0超えは確実のMike Troutや
リーダー格のTaylor Ward、スラッガー候補のJorge Solerなどの中堅クラスの選手の活躍が個人的には鍵になると思ってます。
またノーステップスタイルに一新し打撃の粗さの改善がみられ、GGファイナリストにも選出されたAdellや、全米ドラ1のMoniackなど個人的には凄くいい布陣になっていると思います。
守備面もSolerがDH専任ということであれば全体でプラスの守備を生み出せるでしょう。(トラウトCFはケガが心配)
恐らくDHは7割型Solerが独占し、休養程度でTroutがDHに入る感じかな~と予想しています。
Moniackは現状スタメン確約とは言えず守備は良いんですが、左が苦手なのと浮き沈みが激しい点からAdellよりは優先順位は下がるとみています。
■投手陣総括
評価 5/10
先発陣は今季オフに大型契約でエース候補として入団した菊池雄星を筆頭に今年プチブレークを果たしたSorianoと左腕ベテランAndersonが1~3番手候補。
CHCの功労者Hendricksも1年契約で入団しエンゼルス首脳陣はバウンスバックに自信があるようです。
エンゼルスの将来のエース候補Detmersは菊池雄星の背中を見て育ってほしいです。彼の覚醒はエンゼルスのPS出場に必要なピースです。
デトマーズに関してはFIPは4点台、SIERAはバーンズクラスと裏指標は優秀なので来季覚醒する可能性は結構あると思ってます。
現段階では圧倒的なエースは居ないもののローテ2~4番手レベルの選手が多く、特段良いローテではないが悪くもない。そんな感じだと思ってます。
ただ22~24年シーズン辺りより良くなっている点は主力が不調or離脱した際のバックアップが優秀なことです。
今季後半にデビューしQSを量産したJack Kochanowicz、球団1位プロスペクトのCaden Danaを筆頭に、Sam AldegheriやGeorge Klassen等の今後ローテを担うであろう投手が豊富な状況です。
仮にベテラン勢が離脱しても''若手育成''とPS出場に必要な最低限の戦力の維持は出来ると思っています。
ただSorianoと菊池雄星は離脱されるとバックアップでは物足りなさそうです。
また菊池雄星はPIVOT公式チャンネルでインタビューに答えていて、
「中4日ローテに非常にこだわりをもっている。」
「目標は怪我なくシーズンでローテを守る。」
という発言をしていて、MLBで1度も離脱をした事がないタフな先発が居るという安心感はでかいです。
菊池投手については⤵︎ ︎
一方リリーフ陣は若手が多く、MLB経験が少ない選手が多いので正直未知数な部分は大きいです。
ですが今季17.0回を投げ2.12ERA 18SOを記録したRyan Zeferjahn や、25登板で2.84ERAのHans Crouse、初セーブも記録した剛腕Ben Joyceが筆頭してセットアッパー候補の中
QuijadaやBurkeもリリーフ陣の中では経験豊富な選手なので1年を通して安定した活躍をしてほしいです。
ルール5で獲得したGarrett McDanielsはMLB未経験の選手なので未知数です。大きく縦に割れるカーブと独特なフォームが武器で打ちずらそうな選手でした。また牽制もクオリティが良く、1年間アクティブロースターに入れるかどうかは微妙ですが非常に個性ある投手なのでスプトレから楽しみです。
Suarezは恐らく何でも屋としての役割を担うと思いますが今季がダメダメだっただけに昨季のような途中で切られる可能性も高いと思います。
また最後の枠でSilsethを私は選びましたが、Kochanowiczとも迷いました。
私は純粋なソリッドスターターとしてKochanowiczは育てて欲しいのと、まだ若い選手なのでAA~AAAで経験を積んでもらってほしいという意図があります。
Silsethは24年の開幕ローテにも選ばれている以上、非常に期待されている選手なので恐らくアクティブロースター入りをしたらロングリリーフとしての稼働になりますが、頑張ってほしいです。
ちなみに現状で勝ちパを私が作るならCrouse→Zeferjahn→Joyceが良いです。
ただリリーフも傘下にはMichael Darrell-HicksやHayden Seig、Eric Torres等の期待できる選手がスタンバイしています。
彼らのMLB昇格もそう遠くないでしょう。
現状リリーフ陣の総括としては
「未知数だが期待出来る部分も多い」
この言葉が1番当てはまるでしょう
開幕時のラインナップはどうなる?
スプトレの成績等で前後すると思いますが、私が監督ならこのような打順で行くと思います。
ラインナップ/予想(理想)成績
1.(3B) Luis Rengifo/.280 15HR OPS.750 40SB
2.(CF) Mike Trout/.265 35HR OPS.900
3.(LF) Taylor Ward/.270 30HR OPS.800
4.(DH) Jorge Soler/.250 35HR OPS.800
5.(C) Logan O'hoppe/.260 20HR OPS.750
6.(RF) Jo Adell/.250 30HR OPS.800 30SB
7.(1B) Nolan Schanuel/.270 15HR OPS.750
8.(2B) Kevin Newman/.270 5HR OPS.650
9.(SS) Scott Kingery/.250 5HR OPS.600
開幕先発:菊池雄星
右記に予想成績(個人的)なものを記載しましたが、
正直これくらいあれば打者陣はMLBのTOP10には確実に入る打棒だと思います。怪我なく健康に全員が過ごせれば。ね。
ここで悩むのが1BのSchanuelかKavadasです。
AFLでトップクラスの活躍をしたKavadasが非常に惜しい存在です。
通年出れば20~30HRは記録しそうですし、今がMLB適応期と感じるのでほんとにこのタイミングは無駄にしないで欲しいと思っています。
AFLでも外野の練習をしていたので首脳陣も起用がしたいという意思が感じられます。
また今季加入のSSのKingeryは言い方は悪いですが、Neto復帰までの代替員なのでそこまで成績は気にしていないです。(バウンスバック出来れば最高)
同じく今季加入のNewmanはぜひ通年出場してGG賞を取ってほしい。
彼はパワーレスを守備で賄える数少ない選手の一人です。
さいごに
今季の補強は例年までとは違い若手育成をモットーにした補強が多く若手と経験豊富なベテランの化学反応がどうなるか楽しみです。
毎年怪我人が多いエンゼルス。
まずは健康に全員がシーズンを通して活躍してくれることを願います。
昨今ではサンタンダーやらアロンソやらなんでもかんでも興味を持ってるエンゼルスですが、ボラスに言い寄られてるだけだと信じています。
2025年、本年もよろしくお願いいたします🙏
ご拝読ありがとうございました。