セプテンバーコールアップ直前に灯った黄色信号(MLBTHESHOW23)
エンゼルスの今季の開幕は誰がどう見ても悪いスタートだった。
序盤は最下位争いを繰り広げ、選手や首脳陣をはじめファンの誰しもが頭を抱えていただろう。一時は今季の先を思いやられたがセプテンバーコールアップを目前にした今、エンゼルスはア・リーグ西地区で首位に立っている。
2位のシアトル・マリナーズとは7.5ゲーム差だ。誰もがこんな展開を予想していなかった。
しかしそんなエンゼルスに"黄色信号"が灯っているのはなぜか。それはこのチームが野戦病院と化しているからだ。
8月に入ってからチームの核となる選手が次々と怪我で離脱している。特にウォードは故障者リストの60日に登録されるほどの大けがだ。エンゼルスは現時点で首位ではあるが決して独走しているわけではない。怪我人続出の悪影響で首位という立場を失う可能性だってある。
このまま首位をキープしてプレーオフでは有利に駒を進めることができるのだろうか。
今後の展開は故障者リストの短期間に登録された選手たちの早期復帰にかかっている。