見出し画像

アンサンブル・マイルストーン 第40回演奏会 2023.10.22【出演】

私が所属するアマチュアオーケストラ、アンサンブル・マイルストーンの演奏会が、10月22日、神奈川県立音楽堂でありました。

アンサンブル・マイルストーン 第40回演奏会
於:神奈川県立音楽堂

曲目
ブルックナー/交響曲第5番 変ロ長調 WAB.105

指揮:今井治人


私がアンサンブル・マイルストーンの演奏会に初めて乗ったのが、2004年の第2回演奏会。その次の第3回からは団員として、2008年の第11回まで約4年間、お世話になりました。
子どもが2歳になった時、子どもとの時間を優先したいという理由で退団。
一切の演奏活動から退きました。
その後、約10年間のブランクを経て、復帰させていただいたのが2019年の第32回演奏会。その時のメインはブルックナー4番。
ファゴット吹くとこ少ないブルックナー4番と、前半モーツァルトの2曲プロだったからこそ、復帰を果たせたと言える。(その次が悲愴とカルメンだっけどね…)
それから4年、今回は節目の第40回ということで、記念演奏会的な大曲が選ばれました。
ブルックナーの5番。
自分が復帰してから、ブルックナー4番、3番、2番、そして今回の5番と、
この4年間でじつに4曲もブルックナーやってる(笑)
まぁでも、2番と3番は個人的にとても楽しかったし、5番も一度はやってみたかった曲です。

じつは私、今回の演奏会をもちまして、当団を退団させていただくことにいたしました。
理由はいくつかありますが、独りファゴットはもう疲れたというのが一番の理由です。
(自分が復帰する前はファゴット団員ゼロだった)
毎回エキストラさんには来ていただいてますが、この4年間、ほぼ全ての曲で1stを吹いてきました。何でも吹けて体力もみなぎってる人ならそれも良いのかもしれませんが、自分はそうではないので。
演奏会が終わって、次の演奏会もまた全乗り全トップかぁ、、と思うとしんどい。。
それと、日曜夜の練習がだんだん体にこたえるようになってきたのも理由のひとつ。
練習場所が近ければ…だが、設備や利用料金の事情もあるし、他の人にとってはそこが近かったりもするので自分の都合だけではどうにも…。

そういうことで、いつもより気合い入れて臨んだ演奏会だったのですが…
個人的には大変悔いが残る演奏になってしまいました。
譜読みの時から一番の難所だと思っていた四楽章の掛け合いのとこでわからなくなり、立て直しがきかなかった。。
前日のG.P. 当日のステリハまではちゃんとできてたのに、、やはり本番ステージには魔物が棲んでいる?
いいえ。本番ステージに魔物など棲んでいない。自分が準備不足だっただけ。
これまでも本番ミスって演奏をキズものにしてきたことは多々あるけれど、
今回に関してはここでのラスト演奏会、スッキリした気持ちで終わらせたかった。。
長いブランクからの復帰を支えてくれた恩を仇で返すように退団。
それにとどまらず、せっかくの記念演奏会にキズをつける結果になってしまい、いまだに毎日仕事中も後悔の念に苛まれています。(マジで)
今後も何かお手伝いできることがあれば何なりと、と思っていましたが、正直合わせる顔がないな。。しかし、償いたい気持ちは強い。

今回の演奏会は、団内指揮者の体調不良等で代わりに何人かプロの先生をお呼びして合奏を見ていただくことも多かった。
先生それぞれに音楽の趣味やセンスが溢れ出ているのが面白かったし、曲の各所に散りばめられたうま味を教えてくださるのもありがたかった。
ブルックナーの交響曲はファゴット奏者からすると退屈で嫌われがちだが、個人的には、吹くとこ多すぎるよりむしろ少ないほうが嬉しいし(笑)、
何しろブルックナーの5番は素晴らしい名曲なので、この半年間の練習はとても楽しかったです。
弦楽器の団員がもっとたくさんいて、譜読みの段階から一緒に合奏できればもっと楽しかったんですけど…。

ということで、引き続き弦楽器団員超募集中。
学生さん無料キャンペーンもまだ続いてます。(2023.10.29現在)
ファゴットもさらに募集になります。。
アンサンブル・マイルストーンHP
次回プログラムは、ワーグナーのジークフリート牧歌、モーツァルトの交響曲第40番、シベリウスの交響曲第2番と、またなかなか良いプログラム。
オケ探ししてる弦楽器奏者&ファゴット奏者の方いらっしゃいましたら、是非一度見学に(;_;)

#演奏会 #オーケストラ #ブルックナー #アンサンブル・マイルストーン #団員募集

いいなと思ったら応援しよう!