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エッセイ 生まれて死ぬまでが人生

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Our life is our art. 「僕らの人生は僕らのアートなのさ」ジョン・レノンの言葉、これこそすべて。難しく考えるから、ややこしくなるのよ、見失うのよ。哲学しない日…
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#エッセイ

トンビの野郎にパンを盗まれたので、決闘を申し込もうと思う。

トンビの野郎にパンを盗まれたので、決闘を申し込もうと思う。

「鴨川でパンを食べてたらトンビがパクりにくるから、気をつけるんよ」何年か前に京都に引っ越してきてすぐ、地元の方にそう言われたことがある。

京都市民の憩いの場、鴨川の上空にはいつも優雅に曲線を描きながら、トンビがゆらゆらと周遊している。なんとものどかな情景だ。

しかし、ある日、事件は起きた。
二条VIVI(商業ビル)の1Fにあるパン屋さんで、ベリーデニッシュとカスタードクロワッサンを購入し「袋は

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「無意識」が過ぎて、ティッシュを箱ごと洗濯機に投げ込んだ清々しい月曜の朝。

「無意識」が過ぎて、ティッシュを箱ごと洗濯機に投げ込んだ清々しい月曜の朝。

洗濯機がお仕事を終えたので洗濯槽の蓋をあけたら、どえらい事になっていた。

絡まりあった洗濯物に大きな白い花びらのようなモノが膨大な量で付着している。もつれたオレンジ色のトレーナーの袖を引っ張ると、綱引きの縄のように連なったシャツやパジャマや下着と一緒に白いピレピレがへばり付いて出てくる。

なんじゃ、こりゃ?

洗濯槽の奥に手を突っ込んで、衣類の底からひっくり返してみる。湿り気を帯びた紫色の厚紙

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わらび餅が他力本願で「美味しい」の地位に君臨している疑惑。

わらび餅が他力本願で「美味しい」の地位に君臨している疑惑。

友人と素敵なカフェで食っちゃべっている時に(食べる+喋るのことです)こんな話題になった。

「わらび餅って美味しいって言われてるけど、わらび餅自体は味ないよね?」
うぉぉぉおおおおー。確かに、確かに、確かに!
言われてみれば、わらび餅は「喉ごし」は良いけれど、これと言った味覚を思いだせない。

美味しいのはわらび餅 itselfではなく、自我を主張することなく、わらび餅に寄り添っているきな粉と黒蜜

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永遠のソール・ライター京都展、私は、尽きせぬ喜びを追う旅をする。

Saul Leiter(ソウル・ライター)の写真が好きだ。

前年にコロナパニックで中止になった彼の写真展が、JR京都伊勢丹の7階にある「美術館えき」で開催されると知り、平日を狙って足を運んだ。

ソウル・ライターは人生をの大半をニューヨークのマンハッタンで過ごした。彼が写真家として活動を始めたころのニューヨークは治安も悪く、地下鉄車両はグラフィティ(落書き)で埋め尽くされていたような時代である。

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「紀里谷 和明」という人、そして、私の「遊園地」

「紀里谷 和明」という人、そして、私の「遊園地」

「宇多田ヒカルの元ダンナ」程度の認識しかなかった自分を叱りたい。

ある日の「Clubhouse」で紀里谷氏は人生を遊園地にたとえた。

結局のところ、人生は遊園地に行くようなものだ、と。そこには色々なアトラクションがあって、何を体験するかを自分が決める。退園するときには誰であっても、物質的なモノを遊園地から持ってでることはできない。持って出れるのは体験と感情だけだ、と。

財産、肩書、認知度、社

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既読スルーは女の精神を崩壊させる

既読スルーは女の精神を崩壊させる

「既読スルー」とは、時に女の精神を崩壊させる21世紀の新たな脅威のことである。

「既読スルー」とは、時に恋する女がグーグル検索エンジンに「既読スルー 男 心理」という検索ワードをタイプしたくなる誘発性の高い行為である。

「既読スルー」とは、女に「男女脳の違い」等という書籍を購入させ、無意識に低迷しつつある出版業界に貢献する間接的経済活動である。

「既読スルー」とは、女の日常の時間感覚を鈍らせ

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去年のあした、私は彼に出会った

去年のあした、私は彼に出会った

これは、わたしの物語で、わたしは今、わたしの物語を生きている。

去年のあした、私は大好きになる人に出会った。

まったくもって好みの風貌ではない彼から目をそらせなかった。
声がとても心地良く聞こえたことを覚えている。

彼に自分の存在を知らせたくて、話しかける機会を猛スピードで探した。そして、猛スピードで彼の「ものがたり」に飛び込んだ。

恋になると終わりがくる。
ずっと一緒にいたいから、友達に

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