答えは簡潔に
文章が長いと当然読み飛ばしという事も起こりますが、短い文章でも相手に思いが通じない事もあります。
以前にも書きましたが、文章って思い込みで捉え方が変わるのです。
会話ですと、途中でかみ合わない事に気付く可能性が高いのですが、文章ですとなかなか気づきにくいのですよね。
文章でも会話でもそうですが、一字一句見逃さないよう、聞き逃さないようにしている人は少ないです。
大抵は、自分の気になるワードや、自分に興味がある部分しか頭に残らないのです。
その前後が飛んでしまうので、時には断っていても、相手には通じない事もあります。
例えば、あなたが
「興味はありますが、都合が悪いのでお断りします」
と言ったとしても(書いたとしても)、相手に
「興味はありますが」
しか耳に残っていないのであれば、断っているにもかかわらず、あれこれ説明をしてきたり、酷いと
「参加できますよね?」
と念を押されたりする事もあるのです。
「え~、断ってるのに何で??」
と思うような事も起こり得るのです。
はっきり断る事ができない人は、遠回しに言って
「気づいて!」
とアピールしますが、遠回しに言うと、もっと理解されにくくなるのはわかりますよね?
YESかNOだけで答える方が間違いは起こりにくいです。
理由を聞かれたら答えればいいのです。
先程の例で言えば
「興味はありますが」
と相手を傷つけないような配慮をする事で、相手が勘違いしてしまう事は起こりやすいです。
「じゃあ、都合の良い日はいつ?」
とお誘いは続きます。
他の日で良ければ問題ありません。
興味もないのに気遣いで言うと、相手の思うつぼになってしまいがちなので、断る時は余計な事を言わず(書かず)はっきりYESかNOかで答えるのが一番です。