清く正しく生きる事
子供の頃
「清く正しく生きる事」
「嘘はつかない」
といった事を教育されてきました。
しかし、実際はどうでしょうか?
ちょっとヤンチャな子の方がモテたり。
仕事はサボってばかりのくせに、上司にごますりしている人の方が昇進したり。
本当の事を言わずに、嘘をついた方が怒られなかったり。
言われた事を守らない人の方が、良い思いをしている事が多くないですか?
逆に、こういった事を真に受けて、実践をして生きている人たちの方が、生き辛さを感じている事が多いです。
親がうるさかったり、怖かったりして、言いなりになるしかなかった人が多いのではないでしょうか?
それで報われればいいのですが、報われる事の方が少ないのです。
そして、
「自分はこんなに一生懸命仕事をしてるのに、なんで不真面目なあいつが~」
と怒りにかられます。
そりゃそうですよね。
真面目に、一生懸命打ち込んでいる自分の方が評価が低かったら腹が立つのが一般的な感情でしょう。
「自分は悪くない」
ですからね。
「不真面目なあいつが評価されるなんて、この会社は間違っている!」
と否定したくもなるでしょう。
転職して、次の会社で自分が評価されれば
「やっぱり、あの会社がおかしかっただけだ」
と思うでしょうが、おそらくどの会社に行っても、自分の思ったような評価は得られないでしょう。
じゃあ、どうするの?
自分は正しいから、真面目を突き通すのか?
真面目にやってるのがバカらしくて手を抜くのか?
どちらを選ぶかで未来は変わってきますよね?
真面目を突き通すと、怒りにまみれます。
怒りにまみれると、その人のいいところも全く見えないようになってしまいます。
怒りが溜まり過ぎると、身体も壊れます。
清く正しく生きる必要はないんです。
大人たちが、自分たちの都合の良いように子供をしつけてきただけ。
もっともらしい事を言って、洗脳させてきただけ。
ここ数年で痛感している事です。