オンライン英会話の教材は英文ニュース記事がベスト
オンライン英会話の素材としては、私の経験上、英文ニュース記事を使うのが最も効果があります。その理由と方法について書きます。
<オンライン英会話の重要ポイント>
オンライン英会話の教材やレッスン方法について、私も長年にわたって、いろいろ試してきました。そこから、「自分で英語で考えながら話す時間を最大化すること」で最も効果が上がることがわかりました。
逆に、それ以外のこと、つまり、講師の発話を聞くことやテキスト音読は独学でできます。独学可能なことは、一人で集中的にやるのが最も効率的でコスパも良いです。
オンライン英会話では、独学ではできない「生身の外国人相手の実践的な会話・議論」に注力すべきです。
<英文ニュース記事の使い方>
「自分で考えながら話す」が大事だと気づいてから、どんな教材が最適か、探り続けました。その結果、「自分で話す内容を考えること」「話題の方向性に幅を持たせること」を考えると、英文のニュース記事を活用するのがベストだと考えるに至りました。
各レッスンでは、次の方法をとりました。
英文ニュース記事のURLをチャットで講師に送る。
記事の内容を自分で要約して説明する(音読はしない)。
記事の内容について講師と議論する。
この方法で、ほとんどの時間を「自分で英語で考えて、英語で話す」ことに使えます。無駄な時間を最小化できます。
フリートークのように、「何を話せば良いか?」を考えて時間を浪費することも防げます。またフリートークで思いついたネタには、偏りが生じやすいです。そのため英会話の質の面でも、効果的ではありません。フリーよりも話題を限定したほうが、密度の濃い英会話ができるはずです。
<英文ニュース記事の素材の例>
「DMM英会話 デイリーニュース」のようなサイトで関心ある記事を選べば、話すネタには困りません(無料なので、どのオンライン英会話でも使用可)。
このサイトの場合、各記事の下のほうに、"Discussion", "Further Discussion" として「議題」のネタが提示されています。「これを見ながら議論したい」と講師に言えば良いのです。論点を考える手間も省けます。
この方法では、レッスン時間は短めで良いです。15分程度で十分でしょう。というのも、自分が考えながら英語を話す場合、非常に疲れます。短時間に限定すれば、集中力も維持できるし、安い料金で済ませられます。
以上のようなレッスンの進め方をするには、柔軟にリクエストに応じてくれるオンライン英会話サービスを選ぶ必要があります。
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オンライン英会話の教材として、英文ニュース記事は使い勝手が良く、効果も大きいですので、試してみることをおすすめします。
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