21:ハンモックで揺れているくらい。
神経を休める。
1日の終わりに意識することはこれかな。
数年前の私は、不名誉な称号を持っていた。
「一人ブラック企業」
それを言われてから
だいたい2年ほど遊んで、のんびりして「脱・一人ブラック企業」
その称号を返上した。
思い起こせば、
返上したものがたくさんある。
若い頃はそれこそ、両手に刀を持って、
二刀流で振り回していた気がする。
刀だったり、槍だったり、鎧だったり。
戦いの装備を随分していたな、と。
戦うためのものを随分とおろし、
武器や重たいものは、床の間に返上。
素敵なものを受け取るために、
両手はあけておくもの。
そう思って、床の間に武器を戻したのに、
何かを察知した時に、
足早にシュタッと手に取ろうとする時が何度もあった。
その度に、
だーかーらぁー、戦ちゃうから。
そういうのちゃうから、落ち着け私。
こらこら、
こっそりと持っていた短刀を出すでない。
って、自分にツッコミを入れていた。
意志に自分を慣らして行く時間は大事で、
その過程は、ほんとコントだ。
「そうしたいんじゃないねん。」って、自分で自分につっこむ事態が多発する。
「刀は床の間に。」
戦う女子の間で、合言葉のように使っていた時期がある。
みんな、どんだけ戦ってたんだろ。
戦って何が手に入ると思っていたのか、何を求めていたのか。
何が戦いを選ばせていたのか。
今では、思い出せないけど。
血気、盛んだったんだろう、それなりに。
若さという漲るナニカがそこにはあったような気がする。
そんな血気盛んさも落ち着き、
中年真っ只中。
ここ数年のことで言えば、
遊びまくってても、戦っても、必死にやっても
あんまり結果って変わらんやんと気付いた。
気持ちが変われば、行動も変わる。
今と昔の何が一番違うかというと、
「余力30%」を残して家に帰る。
これを 目安にしていることかな。
前は、 やらなくていい仕事までして、
エネルギーが残り10%を切ったら帰る って感じだった。
もちろん、家では省エネモードで過ごし、
充電ゼロで壊れたように眠る。
仕事中心で生活を組み立てていた。
けど、今は、全然違う。
日常生活を後回しにしない。
食事をおろそかにしない。
日常が、サロンでの日常を支え、
私の人生を作っているのだから。
当たり前のところに戻る。
当たり前のところに戻るってね。
思ってるよりも時間がかかる。
日々の中で、小さく、少しずつ、たくさんたまったものを取り、
その負担というツケを払うのには、時間がかかるのだ。
そういうことを実体験で味わって、
疲れていても、いなくても、
夜には、「神経を休める。」ことを意識している。
要は、 活動モードの切り替えなんだけど。
香りもそうだけど、
情報を減らす。
不要なことに気を揉まない。
線引きをしていくこと。
これも大事なこと。
夜の私は、たぶん、
ハンモックに揺られてのーんびりくらいのテンション
そのあたりで過ごしてます。
本当に好きなものを選んでいくこと。
欲しいものだけ、手に入れていく。
そういう審美眼と美意識を育みたい。
チャンバラしていたあの頃の私も
まぁ、若気の至りで可愛いけれど、
やっぱり、ちょっと尖ってたわ。
両手に刀を持って、「必死に生きとるんじゃー」って。
なんなら、「世の中敵だらけ!」くらいの警戒心だった気がする。
勘違いも甚だしいけど、
何より「一人で生きていきますので、お構いなく。」精神が強かった気がする。
今は、そんなことより、
自然体の極み。
それを知ってみたいと思う。
私を動かしているのは、
知ってみたい。というささやかな好奇心であろう。
ほんの僅かに、動く、好奇心。
大きく動くと、ちょっと嫌なのよ。
あくまで、
僅かに動いた好奇心に手を出すのが好きです。
さて、今日の私は何を書きたかったのか、見失った。
それもまた流れ。
それも1つのコラム(笑)
時間を修正することはせずに、
ふわりといこう。
Today's Essential oil:
オレンジ
安心と安全と無邪気さ、幸福を思い出させてくれる。
*
愛深く、ピュアに。
あなたが目覚めるアロマテラピー
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By Holistic Salon scintiller