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LOVEフェスが教えてくれたこと。

少し時間が経っているのだけど、先日、錬金術的アロマ祭の第8弾が終わった。
アロマ祭はテーマに沿ったエッセンシャルオイルを使って、魔法道具として香りの相棒を創って21日間ワークをしていくというもの。
8回目となった今回は、「LOVE」をテーマにすることになった。

「LOVE」というと恋愛やパートナーシップなどをすぐに連想して、苦手意識がパッと浮かんできた方や得意とテンションが上がったり、もう自分には関係のないことだと諦めが先行したり、始まる前のお申込みの段階からそれぞれ何か起きていた方も多いように感じた。

別に、「LOVE」は恋愛やパートナーシップに限ったことではないのにも関わらず、「LOVE」と聞くと「あ。。」とそれらでの躓きを思い出して、エネルギーが萎んでしまう人がいたり、家族や職場の人間関係などなどいろんな角度から、その人の中にナニカを感じさせるものがやってくるテーマなんだなぁとも思った。

1度や2度、いや、3度や4度、5度6度…
人は愛にまつわるエトセトラで躓いたり、傷ついたり、打ちのめされたり、癒されたり、形容し難いほどの幸福を感じたりしたことがあるはず。

生きている間、何かしらの愛と関わらずに生きることは不可能だし、それくらい愛は日常に当たり前のようにあって、全然、当たり前じゃなかったりする。目には見えず、いろんな形や種類があって、その人によって経験することがさまざまで定義するのが非常に難しく、同じことをすれば、みんなが同じ体験ができるってものでもない。だから、正解が何かわからず、右往左往したりするのだろうと思う。

そもそも正解などなく、その人が望むいろんな形・種類のものを体験する。それこそが「愛」なのかもしれません。望めばたくさん体験できるし、望まなければ、存在するけど、どこか遠いものとして多分、あれが愛のようなものだと認識するだけにとどまってしまう。

愛を最大の関心ごとにした人から、愛をたくさん経験するようになり、その体験を望まなければ、その体験の機会がやってきても見過ごしてしまって、体験と学びを逃してしまう。その人が意識している分量だけ愛を学べるし、体験できる。そういうようなもののような気がする。

本当に「LOVE」にまつわる体験を望んでいないのならそれでも問題がないけれど、本当は愛やその体験を求めているけど恐れや諦めから望むことをやめてしまっていたり、望み方を忘れてしまって、「どうせ」とか「いまさら」と思っているなら、自分に素直になって、愛を体験したい。と望むことがやっぱり最初の一歩だと思う。

これは、自分が愛されるか。愛せるか。とは別のことで、「愛の体験」を望んでいるか。優しい愛のある世界の住人でありたいか、どうか、の希望だから、まずそこを明確にできると良いと思う。

LOVEフェスと呼んでいた今回のアロマ祭では、愛の土台である「自分自身」を愛でるところから始めて、最後の方に「自分以外のもの」に目線を向けていくという順序を踏んだ。

21日間、つまり3週間、香りの魔法を使って愛するトレーニングをしてきたのだ。
最初は「LOVE」というと苦手意識が出てきます。とおっしゃっていた方が、後半には、難しいなと言いながら、夫に愛を伝えるかわいい努力をされ始めたり、愛してるっていうのは難易度高いから、好物を買って帰ってあげようと代替案を自分で見つけ出してその人なり愛の行動を模索されていたりして、どんどんかわいくなっていかれる様子は、あぁ愛だわぁとそれはそれは心暖かになり、主催者として「いいぞー!いいぞ!」と思ったりしていた。

このアロマ祭の面白いところは、魔法として香りを使っているとご本人以上に、その方のパートナーやご家族、職場の人など周囲の人の態度が変わっていくこと。他所様のご家庭の様子を垣間見て、夫婦仲や家族の態度が変化しておられるんだなぁと思うことが多く、香りの周囲に広がるという性質はこういうところにも出るんだよなぁと毎回思う。

愛は目には見えないけれど、自分が誰かに愛を注ぐと受け取った相手が自分が注いだものがなんであったかを体現して見せてくれる。
これは、植物にお水を与えて愛ていると美しい花が咲くのと同じで、かけた手間暇、労力、愛情やエネルギー、言葉の結果がどんなものであったかを相手が体現してくれる。

「愛だけを見ようとすると見えないけど、他者を介せば見えるようになる。」
そんなことを今回のアロマフェスは教えてくれたように思う。

LOVEフェスは終わったけれど、今回もご参加くださった方々が自主的にアフターパーティーという名の振り返りを自主的に行なっておられて、1クール目ではわからなかったことが、アフターパーティーで振り返っているとよく理解できるとおっしゃっていて、あぁ、それはよくわかるなぁと思う。

わたしはアロマフェスの間、毎日「今日のご提案」というコラムを書いていて、今日、香りの相棒を使う際、こんなことにチャレンジしてみてはいかが?といったようなことをご提案しているけど、アフターパーティーはわたしも参加者さんがUPしてくれる過去コラムを読み返して、「ふんふんふんふん」となることが多いし、よく言っていただくように、そのコラムの内容が非常にタイムリーだったりしてとても面白く自分で書いたにも関わらず勉強になる。

次のアロマ祭のテーマは何になるのでしょうか。
ご神託が降りてくるのを待とうと思います。


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