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【米国留学】LSACでのロースクール出願



Law School Admission Council(LSAC)

  • 米国のロースクールの法学修士(LL.M.)学位プログラムに入学するためには、LSACを経由して出願しなければならないことが多いです。(1) 出願するために必要なサービスと(2)出願に必要な費用、(3)出願に必要なステップについて、まとめておきます。

  • LSACのURL: https://www.lsac.org/

出願に必要なサービスの概要

  • Electronic Application Processing Service(EAPS)
    オンラインで出願するためのサービス

  • Document Assembly Service(DAS)
    LSAC で処理された文書を法科大学院に転送するためのサービス

  • International Transcript Authentication and Evaluation Service(ITAES) 
    米国外の口頭教育機関の学業成績について、真正評価と数値評価をするサービス。

  • 各校への出願費用、レポート費用

各サービスの費用

  • EAPS:$39.00

  • DAS  :$55.00

  • ITAES:$140.00

出願に必要なステップ

  1. 成績証明書(英文作成)の郵送:高等教育機関からLSAC宛に、成績証明書、学位証明書を郵送してもらう。大学に編入した場合、大学よりも前の機関(短大、高専)の証明書が必要になることもあります。出身機関が不慣れの場合、郵送手続に時間がかかる可能性もありますので、1番最初に行うことをお勧めします。

  2. Recommendation(推薦状)の作成依頼:これも時間がかかるため、成績、学位証明書と同様に早めに行うことをお勧めします。場合によっては、推薦状作成者に下書きを要請されることもありますので、下書き作成も早めに行っておきましょう。誰に依頼するのかの目途がついたら、早めに相談しましょう。2-3人からの推薦状がマストのロースクールが多いと思います(1通も要らないロースクールもあります。)。

  3. TOEFL/IELTSのスコアメイキング:これも、準備は早ければ早いほど良いです。おおよそのマストラインが各スクールで設定されているので、志望校のラインを目指して頑張りましょう。スコアメイキングについては、また別途記事にしようと思います。

  4. Personal Statement(志望動機書)とResume(履歴書)の作成:基本的にこの2つの書類は、どのロースクールでもマスト書類になっています。Personal Statementは、各ロースクールに固有の志望動機が記載されていたほうが説得的になるため、良いPersonal Statementを作成するのであれば、早めにとりかかる必要があります。

  5. My school listから、志望校を選択する。

  6. 各志望校で、出願に必要な情報を入力し、出願書類を作成する。

  7. 各志望校で、必要な情報の記入、必要書類のアップロードを行う

  8. 各志望校で出願書類を提出する。

おわりに

簡単になりますが、LSACでの出願をまとめてみました。これから出願する方々にとって、少しでも参考になれば嬉しく思います。


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