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ビッグオーとの出会い

そんな絵本があったね。
ロムロムロムと歌いながら
円は転がり 違うカタチと出会い
二人で足りないカケラを埋めて
二人で転がり前進していく。

しかし 足りないカケラも
自我を持つカタチであって
それを自分に埋めて歌えるか、なんだよね。

自分の自我で相手を飲み込んだり
相手の喜びを吸い込んだり
強く咥えたら 相手が割れてしまったり
二人でうまく歌うことは難しい
同じスピードで二人が違うカタチだと認めて
二人で横並びに歩くほうが
二人で歌を楽しむことができる。

ひとはカケラなんかじゃなくて
相手は誰かのカケラでもなくて
それぞれに意味を持ち軌跡をもつ
この世に一人しかいない
にんげんなんだ  ということを

どこまで そんちょうできるか だよね。