RTAイベント参加録:第二回浅漬け王決定戦
どうも、RTAチャート以外の記事としてはかなり久しぶりの投稿になります。正直こういうことをしていたこと自体忘れていました。
RTAのイベントではありませんが、すないぬさんが主催している「積みゲーやらんの会!」という放置しているゲームを進めようという趣旨のイベントに二度参加していました。2021年4月21日に「Dance Dance Revolution with MARIO」で、同年9月5日に「スーパーマリオコレクション スペシャルパック」で参加しました。
さて、本題に入ります。今日はHiSTさんが主催する「第二回浅漬け王決定戦」に参加しました。
「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」の「書き取りマラソン」というモードでタイムを競うものです。単語を聞き取り、下画面に書き取ることによって上画面に表示されているランナーのスピードが上がります。これはRTA in Japan Online 2020にてHiSTさんが走ったことから有名になり、当時のトレンドに3つほど関連ワードが出たと思います。そして私を含む何人かの人がえいご漬けを購入し、2020年に第一回浅漬け王決定戦が開かれました。
私はそのとき3DSのキャプチャー環境も揃っておらず(とはいえ直撮りでも参加できますが)、またあまり自信がなかったため参加を見送りました。あれから1年、私は毎日えいご漬けをプレイし、今年8月8日に全トレーニングを終了し、ハンコもコンプリートしました。英語力を最高ランクにすることだけは叶いませんでしたが、ほぼすべての要素をやり切ったと思います。
ですから書き取りマラソンにもある程度の自信がついていました。自己ベストは47秒52で、基本的に何度走っても50秒は切れるくらいの安定したペースも保てるようになりました。思えば最初にやったときは完走もできずにリタイアだったので、継続は力なりとは本当だなと思います。
えいご漬けが注目されていたのはあの時だけだったので、さすがにもう大会もないかなあと思っていたら、まさかの第二回の募集ツイート(のリツイート)を発見。でも、正直しばらく参加するか悩みました。
というのも、いくら3回目のイベント参加といっても、今まで参加してきたイベントというのはほとんど自由参加みたいなもので、万一当日に欠席してもイベント進行には何も影響がないようなものだったんです。でも、今回はトーナメントバトルのため、急な欠員は許されません。家族が勝手にスケジュールを入れてきたらどうしようとか、結構迷いました。
でも、参加を決めました。心配こそしましたがそもそも勝手にスケジュールが入れられることは滅多にありません。まして外出もしにくいこのご時世で急に予定が入ることはほぼ皆無です。大丈夫。家にも個人的にも特に予定がないことを確認して参加表明をしました。
大会の週の平日は中間テスト、その前の週はワクチンもありましたが、前日練習でも安定した走りができました。今まで毎日やってきた積み重ねと、えいご漬けに関係なく学生として日々勉強していた英単語の力が発揮されていたのだと思います。
さあ、イベント開始です。今回は個人の配信を主催がミラーしてくれた今までの参加イベントと異なり、RTA Racingさんという場所を借りてのイベントになります。主催の方以外にもスタッフが何名かおり、カウントダウンbotの合図でスタートする。結構本格的で緊張しましたが、なんとかなりました。
第1試合から私の番でした。対戦相手はS.TRAYさん。あまりいろいろ見ると緊張するので、試合中は練習と同じように自分の画面だけを見て、自分の3DSの音だけを聞いていました。
本番の数時間前、第一回浅漬け王決定戦を見ていて思ったのが、自己ベが早い人も当日の緊張次第で1分を超えてしまったり、リタイアになってしまうこともあるということです。これが一番怖かったのですが、なんとか大きなミスはありませんでした。
第1回戦第1試合でミスした単語を紹介します。「comb」。「calm」かと思いました。「crime」。「climb」かと思いました。「miserable」。こんなの聞いたことあったかな…「whichever」。聞き取れていたのにパスしてしまいました。
「modern」「envy」は練習で大幅タイムロスした単語ですが、練習の成果あって素早く書き取ることができました。
最初の試合は勝利できました。メンタル的に自信がつきました。
第1回戦第2試合。「bare」。「bear」かと思いました。「transportation」。これのせいで負けたんじゃないかというくらいのものです。聞き馴染みがなく長い単語です。その後の2単語もちょっともたついてしまいました。
一度大きなロスをしたとき、慌てて次もミスして負の連鎖が起こりがちです。落ち着いて切り替えることが大事だと思いました。
第1回戦第3試合。「brief」のせいで負けそうになりました。「crime」また出てきましたが今度はあまりロスしませんでした。
なんとか勝って第二回戦。対戦相手はなんと第一回浅漬け王決定戦で優勝したぱすかるさんです。この時点でプレッシャーがすごい。
「symbol」練習でガバって本番でロスなく書けました。「roll」に苦戦してしまいました。「role」か「rule」か…焦りました。「pretend」もガバりました。pretenderをもっと聴いておけばよかったです。これで3分の1くらいゲージが減ってしまい負けました。
第二試合、最初の「ago」でいきなりつまづきました。最初はゲージがけっこう少ないので、あまりにも痛かった。「spirit」を「spilit」と思ってしまいました。「apartment」ミスとリカバリーの繰り返しを高速で行ったのであまりゲージは減りませんでしたが、恰好悪いです。覚えます。
この試合は0.03秒差という大会で一番の僅差で負けました。最初の単語がagoでなければ勝っていたはずです。・・・じゃなくて、agoを覚えます。
第二回戦、敗北。でもこの大会は一度は負けても優勝のチャンスがあります。
ルーザーズラウンドでの対戦相手はkiera_tapioさんです。第一回浅漬け王決定戦で決勝まで残っていました。これまた強者です。
「hesitate」のsはzだと思っていました・・・続く「boil」も「avoid」かと思ってしまい。「plate」は直感で書ける気がしなくてパスしました。連続ミスもあって負けてしまいました。
第二試合、「hard」と「mail」でまたしても二回連続うまく聞き取れず。「mild」も「mile」かと思いました。「label」練習でもガバって本番でもガバったというかパスしました。「flavor」かと思っちゃうんです。label効果とも言える呪いによってゲージは半分になり、foolishを書きなぐってもとに戻しましたが間に合いませんでした。これにて私の試合は終了です。
本番で自己ベ及びWRも更新して全戦無敗で優勝したiid01さんはちょっと次元が違うので、私が次の大会までに目指すべきはlabel効果からの脱却とagoを覚えることです。そして、大会中にHiSTさんにも言われましたが私のfの書き方は丁寧すぎます。ただの十字で反応するのですが、Mと同じく普段の英語の書き方と大きく異なる書き方に矯正するのはなかなか難しく、むしろできるようになったら日常生活でそう書いてしまいそうで怖いのです。
でもRTAでそんなことは言っていられないのでfとmをサッサと書けるようになりたいです。
最後に!えいご漬けの書き取りマラソントーナメントは毎年開催されるようです。このゲームはだいたい50~100円で買えてしまいます。おすすめはハードオフ、ブックオフ、Amazonです。メルカリは最低価格が300円なので続編の「もっとえいご漬け」なんかとセットで300円なら買ってもいいと思います。DSはキャプチャーの敷居が高いので直撮りでも参加できます。この記事を読んで、今回のイベントを視聴して、少しでもえいご漬けRTAに興味を持っていただけたらと思います。記録はTwitterのハッシュタグ#漬けRTAにタイムが表示されている結果画面のスクリーンショットや直撮りの写真を添付するとスプレッドシートに追加してもらえるようです。ぜひやってみてください。
最後に、主催のHiSTさん、そして運営してくださったRTA Racingの皆さん、またこのゲームを開発・販売してくだったplatoさん、任天堂さん、ありがとうございました。