OmoinotakeとOfficial髭男dismの共通点・違う点についてどっちも好きな目線から比較してみた
こんにちは。
今回は、今年リリースした楽曲「幾億光年」が大ヒットし、ビルボードジャパン年間チャートでもトップ3にランクインするなど大躍進を遂げたOmoinotakeと、
今年、ボーカルの藤原聡が声帯ポリープの療養から復活、アルバムリリースとそれに伴う全国アリーナツアーを完走し、来年にはバンド初のスタジアムライブを横浜と大阪で行う事が決まっているOfficial髭男dism
この2バンドのことについて話していきたいと思います。
Omoinotakeはこのnoteでも過去何度か取り上げたこともありましたが、
今回ヒゲダンも一緒に取り上げようと思ったのは、
Omoinotakeをパブサ(パブリックサーチ)したときに出る
「Omoinotakeってヒゲダンに似てるよね」
というツイートの多さを何とかしたい!という一心からです。
確かに似ているところも共通点もある2組ですが、違う点もあるのも事実。
それを微力ながら周知させていきたいと思い今回の記事を書くに至りました。最後まで読んでいただければ幸いです。
OmoinotakeとOfficial髭男dismの共通点
ボーカルがキーボード(ピアノ)も兼任している
やはり最大の共通点と言えばここでしょう。
両バンドとも「鍵盤を弾きながら歌う」というスタイルで印象がついているのが「似てる」と思われる最大のポイントのように思います。
ちなみにこの二人にはもう一つの共通点があり、
「元ドラマー」であるというのも面白い共通点になっています。
Omoinotakeではボーカルのレオさんがほとんどすべての楽曲の作曲を手掛け、ヒゲダンも多くの楽曲の作曲をボーカルの藤原さんが手がけていますが、やはりドラムの経験を活かした特有のテンポ感が両者の曲から感じ取れます。
メンバーの出身地が山陰地方である
Omoinotakeは、メンバー全員の出身が島根県松江市です。
ヒゲダンのメンバーも、ボーカルの藤原さんとドラムの松浦さんが鳥取県米子市、ギターの小笹さんが島根県松江市、ベースの楢﨑さんが広島県福山市の出身です。
Omoinotakeのメンバーは学生時代別々にバンドを組んでいて、島根県松江市のライブハウス「松江B1」でライブをよく行っていたそうです。
そしてOmoinotakeのメンバーが組んでいたバンドの中に、ヒゲダンのメンバーとなる島根県松江市出身の小笹さんも居たのです。
現在もメンバー同士のつながりは続いており、FM FUJIにてレギュラー放送中のヒゲダンのベース楢﨑さんMCの「ロヂウラベース」という番組ではたまにOmoinotakeのベース・福島さんがゲスト出演をしたり、Omoinotakeの楽曲のオンエアなどをしたりしています。
逆に今年ヒゲダンのアルバム「Rejoice」がリリースされるタイミングでは、ヒゲダンのギター・小笹さんがOmoinotakeのレギュラーラジオ番組「ありったけ交差点」にゲスト出演し、過去の思い出話などをされていました。
パーカッションのサポートメンバーが同じ
皆さんはOmoinotakeのライブやヒゲダンのライブで、後ろでタンバリンやコンガを叩いたりしている男の人を見かけたことはないでしょうか?
そう、その人がヒゲダンとOmoinotakeのライブでサポートメンバーとしてパーカッションを演奏されているぬましょうさんです。
ヒゲダンとはデビュー前に一緒にライブをしてからの付き合いで、Omoinotakeにもインディーズ時代から楽曲で参加しています。
最近ではMrs.Green Appleのライブにも参加されるなど、活動の幅を広げられています。
メンバー同士のつながりもそうですが、ぬましょうさんつながりで両方のバンドを応援している人も少なからずいるようです。
今後、歌番組やライブで見かける機会があれば、注視してみるのもいいかもしれません。
さて、ここまで共通点を列挙してきましたが、ここからは反対に異なる点を挙げていきましょう。
OmoinotakeとOfficial髭男dismの違う点
結成地
まずは結成した場所が違います。
先程の項目で上げた通り、Omoinotakeのメンバーは3人全員島根県松江市の出身ですが、バンドを結成したのは東京へ上京した2012年。今年で結成12年になります。
対してヒゲダンはボーカルの藤原さんが島根大学在学中に同じ軽音サークルだった楢﨑さんと松浦さん、そして専門学校に在籍していて仲の良かった小笹さんで2012年に結成されます。こちらも今年で結成12年になります。
ヒゲダンはその後、2016年に現在のマネジメント事務所と契約を結び、活動を東京に移します。
ギターの有無
最大の違いと言っていいのはこの点だと思います。
ヒゲダンにはギター担当のメンバーである小笹大輔さんがいます。
このように、ギターが特徴的なフレーズとなる楽曲もあります。
一方、Omoinotakeの楽曲を聞いているとなんとなく気づく方も多いかと思いますが、Omoinotakeはギターを担当するメンバーがいません。
そのため、よくメディアでは「ギターレス・ピアノトリオバンド」と紹介されます。
ギターレスになった経緯は様々ありますが、先に上京したベースの福島さんとドラムの冨田さんがラジオなどで話すエピソードとしては
「レオ(ボーカルの藤井さん)が上京してくる前にメンバーを探したけれどしっくりくる人がいなかった」
ということが大きかったのかもしれません。
しかし、3人とも中学からの顔馴染みなので、その3人でバンドを組めたのは結果的に良かったのかもしれません。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
OmoinotakeとOfficial髭男dism、同世代の2組ですが、山陰地方からこのように編成が似通ったバンドが紅白などの大舞台に出るようになったのは奇跡に近いことと思えます。
両バンドとも、これからも切磋琢磨しつつ素晴らしい楽曲をたくさん作っていってほしいですね。