DOPING PANDA再結成に寄せて
どうも。
今回は先日再結成を発表したバンド「DOPING PANDA」について語らせてください。
初めてDOPING PANDA(以下、ドーパン)を知ったのは小学校の時、親に影響されて見ていたケーブルテレビの音楽専門チャンネルで、この「Can't Stop Me」のMVがヘビロテで流れていたのがきっかけだった。
それがきっかけで、自分は無意識のうちにドーパンを追いかけるようになっていた。
とは言ってもまだ小学生だったのでライブに行くとかCDを買うとかは出来ずに、音楽専門チャンネルでやっていたMV特集だったりライブ映像をVHSに録画するなどをしていた。
自分がドーパンを知って1年後、ドーパンは当時売れっ子モデルだったエビちゃんこと蛯原友里が起用されている日焼け止めのCMに曲が起用されたり、アルバムのリード曲でミュージックステーション(Mステ)に出るようになったりと、徐々に音楽シーンで伸びていった。
時は流れて3年後、中学生になった自分は親から中学の入学祝いで買ってもらったiPod nanoに音楽を入れて聴くのが趣味の一つとなっていた。
中学2年生の時(2011年)、ふとドーパンを思い出して、ドーパンのアルバムをTSUTAYAで借りてパソコン経由で曲を自分のiPodに入れて聴くようになった。ちょうどその時にドーパンはベストアルバムを出していた。
そして年が明けた2012年、ドーパンは解散を発表した。
当時中学生で、バンドのライブに一人で行くという行動の発想を持ち合わせていなかった自分は、もちろん2012年の4月19日に行われた解散ライブに参加することもしなかった。
「ドーパンを生で聴くことが出来なかった」、これは昔聴いていて解散や無期限の活動停止に入ったバンドに対して共通する後悔だったが、それは社会人になって彼らの音楽をサブスクの配信サービスやYoutubeで聴く度に増していった。
2022年1月28日、自分はふとドーパンが聴きたくなってYoutube Musicでドーパンの初期のアルバムを1つずつ再生していきながら、「彼らの音楽を生で聴けた世界線」を想像していた。もし何年か早く生まれていたら、大学生くらいの時に彼らのライブに足を運べていただろうか、そんな想像をしていた。
そしてその日の夜
そして今、この記事を書いている。昂った気持ちのまま、再結成後に行われるツアーのチケットの抽選も申し込んだ。
「彼らの音楽を生で聴ける世界線」に、間違いなく自分は今、居る。