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KIRINキャリア教育Day3.4.5.

はじめに

皆さんお久しぶりです!

今回の記事でも前回から引き続き、「KIRINキャリア教育活動の内容と私の学び」を皆さんに共有していきたいと思います。

「前回の活動って何だったけ?」「KIRINキャリア教育活動って何?」という方はぜひ下のリンクから前回の記事を先に読むことをおすすめします!

この記事を読んでKIRINキャリア教育活動について興味を持っていただければ幸いです!


Day3 キリンビール仙台工場での仕込み式


 ゲストホール

この日私は「一番搾り とれたてホップ生ビール」の仕込み式に参加しました。

今しか飲めない特別な「一番搾り」「ビールの魂」と呼ばれる遠野産ホップを投入するこの仕込み式は、毎年行われる仙台工場の一大イベントです!

地元東北で絶大な人気を誇る「とれいち」の仕込み式ということもあり、今年も様々なメディアから記者の方が来場されていました。

「一番搾りとれたてホップ生ビール」2024ver.

いつもやテレビ番組で見るような記者会見の様子を、実際に自分の目で見る機会はなかなか無いことなので、少し緊張しながら見学しました。

ホップ投入式

その後、工場内に移動してこの式の醍醐味でもあるホップ投入式を見学しました。

ホップ投入の様子

Day1に遠野市のホップ圃場で見学したIBUKIを大きな窯の中に"手作業"で次々と入れていきます。

とれいちに使われるホップは収穫後、特許技術で水分を含んだ生の状態で急速凍結させるため、他の商品とは異なり、手作業での投入になるそうです。

自動化が進んだ現在のビール工場では大変珍しく、貴重なシーンであると思いました。

Day3で感じたこと

緊張感漂う記者会見や仕込み式では、関係者の熱い想いを間近に感じることが出来ました。同時に造り手の想いを多くの人へ届ける広報という仕事に触れる経験にもなりました。

キリンビール・ホップ農家・遠野市それぞれが「キリン一番搾りとれたてホップ生ビール」こだわりを持っており、会見やインタビューで皆さんが商品やホップについて熱く語る姿は、メディアを介しても世間に伝わるほどだと感じました。

今年で発売21年目と長い年月を経て愛され続けている理由には、とれいちに関わる全ての人が共通して、商品のファンであり、愛していることにあると感じました。

Day4営業同行

"とれいち"の「棚づくり」

この日、私はキリンの営業担当の方と3カ所のスーパーを巡りながらとれいちの売り場づくりの体験をさせていただきました。

その時の様子がこちらです!

"とれいち"の棚づくり

スーパーでは、多種多様な商品が陳列されています。その中でお客様が棚前で足をとめてから購買意欲を刺激して、つい手に取りたくなるような棚割りを考える必要があることを学びました。

棚割りの方法によって、顧客の意思決定が左右されるため、商品の売れ行きにも大きく影響するとても重要な仕事であると感じました。

私は今回の営業同行をするまで、商品の陳列は、小売店の方が担当されていると思っていました。

そのため、キリンの営業の方が商品を陳列していたこと、そして1人で全ての棚づくりを行っていることを知り、驚きました。

私が商品の陳列していると、通りかかったお客様が「今日から発売か!買って行こ!」とお話してくださいました。

限られた時間内に大量の重いビールケースを開けて、お客様の興味を引く売り場をつくることは、正直に言うと、、、とても大変でした。

しかし、喜ぶお客様の顔を見て、嬉しく温かい気持ちになり、頑張ってよかったと思いました。

また、"とれいち"は多くの東方の方に愛されている特別な商品であることを感じることができした。

Day5東北魂ビールプロジェクト

"東北魂ビールプロジェクト"とは

東日本大震災をきっかけに結成され、ビールやホップを通じて、東北へ恩返しするプロジェクトという趣旨のもと、東北のクラフトブルワリーが中心となって活動しています。

当初3ブルワリー(いわて蔵ビール、秋田あくらビール、福島路ビール)から始まったプロジェクトは、現在13ブルワリーが参加しています。

スプリングバレーブルワリー東京は2017年にプロジェクトに参加し、キリンビール仙台工場も各社が製造するビールを分析する役割でプロジェクトに参加しています。

クラフトビール品評会

Day5で行われた企画は、14のブルワリーによる岩手県遠野産ホップ「IBUKI」から造られたクラフトビールの品評会です。キリンの分析値をもとに、各ブリュワー同士が意見交換を行っていました。

私たち学生も各ビールの試飲と飲み比べに参加しました!14種類ものクラフトビールを飲み比べする機会は中々ないのでとても貴重な体験をさせて頂きました。

クラフトビール14種類

特に驚いたことは、同じ原料「IBUKI」を使って造られているのにブルワリーの醸造方法によって、全く異なる味わいになるということです。

クラフトビールの可能性


この品評会に参加し、クラフトビールが持つバラエティの豊富さ多様性奥深さを体感することができました。

クラフトビールのパッケージ

この経験から、近年よく耳にする若者のビール離れ問題の解決に繋がるのではないかと考えました。

この問題は、キリンビールが追求してきた確かな品質とともに、お客様に選ぶ楽しみを提供することで解決に繋がると考えます。この多様性を叶えるビールこそ、個性ある味わいが魅力の"クラフトビール"です!

また、クラフトビールの無限の可能性からコミュニティと地域経済を結びつけながら「クラフトビール起点で強い地域経済をつくる」ことで東北のクラフトビール文化の発展にも繋がると考えます。

まとめ

今回の活動で得た一番の成果は具体的な業務知識ではなく、キリンには、内側にも外側にもキリンファンがたくさんいて、多くの人に愛され続けることで事業継続に必要な推進力を産んでいるという事です。私も一人のキリンファンになれたことを嬉しく思います。

最後に、本活動の全体を通してお世話になったキリンの皆さま、遠野市の皆さま、クラフトブルワリーの皆さまに心より感謝いたします。普段の学生生活では経験することができない貴重な体験をありがとうございました。

来年の"とれいち"の発売が楽しみです!









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