#2(〜2024年3月)【準備編】京大理学部生の交換留学記録

はじめに

 これからの記事では,「準備編」と題して,交換留学に向けて何を行ったか,どのようなイベントがあったかを,時系列順にまとめていこうと思います.何をどの時期に行ったのかを詳細に記すことで,これから交換留学を目指す方の参考になれば幸いです.

 この記事では,2024年2月末から3月までのイベントを記録しています.


2024年2月

2月24日 TOEFLを初受験した.

 TOEFLiBTを初めて受験しました.会場は,烏丸御池でした.

 受験開始時刻30分前に着くようにというアナウンスを当日に知り,絶望しました.実際,開始時刻10分ほど前に到着することとなりました.特に問題はありませんでしたが,周りの様子を見る限り,到着したのは私が最後のようでした.しかしながら,リスニング中に,周りがスピーキングをし始め,集中することが難しかったです.

 私は,1年前にTOEFLiTPを受験しており,その得点から,対策をしなくても私の志望する大学にapplyするのに必要なスコアは取れると甘く見ていました.実際に試験を受けてみると,想像以上に難しく,対策を怠り過ぎていたことを痛感しました.

2月29日 TOEFLの得点が開示された.

 TOEFLiBTの得点が開示されました.78点でした.点数が低過ぎたので,再受験をすることに決めました.

2024年3月

3月2日 推薦書を依頼した.

 交換留学のためには,指導教員による推薦書が1枚必要です.私は,まだ研究室に配属されておらず,特段親しい先生もいないので,少人数クラス担任にお願いしました.

 私の担任は,化学系の先生でした.先生にメールをしたところ,交換留学時に所属している系の先生の方がいいのではないかという指摘をいただいたので,講義を受講していた生物科学系の先生に改めてメールをしたところ,推薦書を書いていただけることになりました.

 推薦書を書いていただくにあたり,志望動機書の下書きを先生に送りました.それを参考に書いていただけるとのことでした. 

注:京都大学理学部には,少人数クラス担任という制度があります.各学生に,2人の担任がつき,成績の交付や面談などが行われます.

注:京都大学理学部では,4回生で研究室に所属します.私は,その教授の研究室か,別の神経の教授の研究室かのどちらかに所属しようと考えています

3月3日 オンライン申請URLと協定校資料閲覧URLを入手した.

 交換留学の申し込みの第一歩は,オンライン申請になります.ネット上で必要事項を入力して申請します.理学部教務にメールを送り,オンライン申請のためのURLと協定校の資料が入ったURLをいただきました.「URLをください」というメールを送ってからわずか1日で返事をいただけました.

 協定校の資料が入ったURLを開くと.次のようなものが入っていました.

  • fact sheet

  • 先輩の体験談

  • その他奨学金や英語の試験などの資料

 fact sheetには,各々の大学の要件や生活,交換留学生がとれる授業などについて記されています.
 有用な情報が多く記載されていましたので,交換留学を考えている方は,早急にこのURLを入手すると良いと思います.

3月5日 志望大学にメールをして,アメリカ手話のクラスが取れるか聞いた.

 私は,もし可能ならば,交換留学先でアメリカ手話のクラスを取りたいと考えています.しかしながら,交換留学生というのは,一般に履修の制限があったり,現地の学生が優先されたりすることがあります.

 そこで,志望大学のアメリカ手話のクラスのコーディネーターに,交換留学生がそのクラスを受講できるのかをメールで質問してみました.すぐに,事務に確認するとの返事が来ました.その後,事務から,あなたはまだ交換留学生として登録されていないので,返答はできないと回答を得ました.

3月18日 国際教育支援室へ行った.

 理学部の国際教育支援室に行きました.たまたま時間があったため,ふらっと寄りました.そこで,交換留学について色々と相談させていただきました.

注:京都大学理学部には,国際教育支援室というものがあります.事前の予約なく,訪れて留学などについて相談することができるそうです.

3月23日 2回目のTOEFLを受験した.

 TOEFLiBTの2回目の受験をしました.会場は,大阪でした.

 今回は,開始30分前に着きましたが,烏丸御池のtest centerとは比べ物にならないほどの数の受験者がおり,実際に試験が始まったのは,開始時刻の15分後くらいでした.そのせいか,reading中にspeakingの音が聞こえてきたため,集中するのがさらに難しかったです.

 試験終了後に表示されるreadingとlisteningの素点は,26点と24点でした.この時点で,前回よりも10点以上得点が高かったので,一安心して帰宅しました. 

3月27日 推薦書が完成した.

 推薦書が完成したとのメールをいただきました.ここまで全て,メールのやり取りだけで書いていただきました.

 交換留学の応募にあたって,推薦書と,参加申込書の二つに指導教員のサインが必要になります.学期が始まってから,推薦書と参加申込書にサインをいただきに,研究室に伺うことにしました.

3月29日 2回目のTOEFLの得点が開示された.

 3月23日に受験したTOEFLの得点が開示されました.92点でした.これで,大体の大学の最低点を突破したので,交換留学に応募することができそうです.

 TOEFLについての詳細は,また別の記事で書こうと思います.


いいなと思ったら応援しよう!