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姿勢観察と前屈・後屈動作
2023.3-2024.2 投稿予定記事
3月 姿勢観察と前屈・後屈動作
動作評価|スクワット・片脚立ち・回旋
4月 足関節の評価・徒手療法
足関節の運動療法・トレーニング
5月 足関節捻挫の評価・アプローチ
足関節捻挫の運動療法・アスリハ
6月 膝関節の評価・徒手療法
膝関節の運動療法・トレーニング
7月 膝関節靭帯損傷の評価・アプローチ
膝関節靭帯損傷の運動療法・アスリハ
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1.姿勢評価とは
姿勢観察は、問題点やニーズを達成するためにどのような姿勢・動作の獲得が必要なのかを考えるための評価になります。
まず姿勢を見る前提として
姿勢観察≠その人の全て
ということです。
動きの中の一部分をピックアップしたに過ぎない静的な姿勢観察は、動きの全てではないため、評価の一部分との認識を持つ必要があります。
そのため静的評価である姿勢観察に止まらず、動的評価である動作の評価も組み合わせて考える必要があります。
さらに、
姿勢を改善するために高緊張の筋に対して柔軟性を改善し、弱化筋に対して強化するだけで姿勢が改善することはなく、姿勢制御・運動制御の観点からアプローチする必要があります。
2.姿勢制御とは
支持基底面に対する重心移動をコントロールすることであり、常に移動する重心を制御し安定を図るとともに移動をスムーズにすることになります。
安定はその場にとどまることに適し、不安定な状態は移動することには適しており、重心が移動し不安定な状態をコントロールすることが姿勢制御・運動制御となります。
可能な限り安定させるには、重心線と身体重心が一致することで関節モーメントを最小限とし、筋発揮を最小限にして姿勢を保てます。
しかし、身体の移動には重心が移動する必要があり、その重心移動を筋・筋膜の張力、床反力を使い重心を適切にコントロールする必要があります。
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つまり姿勢を安定させるには、
常に絶え間なく移動する重心をコントロールする必要があることから、筋力を強化すれば安定するわけではなく、神経系の働きを考慮する必要があります。
3.姿勢を見るポイント
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