![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148468354/rectangle_large_type_2_3b97a21f856880f1d0ade83654906597.jpeg?width=1200)
足関節背屈制限に対する3段階アプローチ
2024.3-2025.2 投稿予定記事
7月 ハムストリングス肉離れ復帰プログラム
股関節伸展トレーニングのポイント
8月 足関節の評価・徒手療法・運動療法
足関節背屈制限に対する3段階アプローチ
9月 足関節捻挫の復帰プログラム
足関節捻挫予防アプローチ
以降の投稿予定記事はこちらから
●記事の購入について
思考の整理のマガジン(500円/月)を定期購読していただくことで、購読開始月以降の投稿記事(2回/月)を全記事見ることができます。
購読開始月以前の過去記事は個別でのご購入(500円/1記事)となりますので、月1回以上記事をご購入させる場合は定期購読がお買い得となります。
足関節背屈可動域に対するアプローチ
動作において重要になる荷重位での安定性獲得には、足関節背屈可動域の改善が必要となります。
背屈可動域の低下は片脚動作の不安定性を招き、いわゆるknee-inやそれに伴う膝関節前方偏位が見られます。
荷重位において、ほとんどが脛骨に荷重され、体重の2/3が後足部に荷重されるとされています。
腓骨側への荷重は骨での安定性が低下し、軟部組織に頼る状態となる他、前足部への荷重量の増加は足関節の底屈モーメントを増大させ、下腿三頭筋の筋緊張が高くなります。
不安定な前足部への荷重量が増えることは、動作の不安定性および足部の変化を招くことになります。
荷重位背屈評価|Weight bearing lunge test
荷重位での足関節背屈可動域を評価します。
![](https://assets.st-note.com/img/1721191376734-Lpaa44LGtD.jpg?width=1200)
荷重位での運動は非荷重位と異なり、多関節での運動となり、距腿関節の背屈だけでなく、距骨下関節、ショパール関節、リスフラン関節など足関節を構成する関節が動くことで成り立ちます。
足関節背屈評価
足関節の構造的安定化を図るためには背屈可動域の改善が必要となります。
足関節は関節面となる距骨天蓋と脛骨・腓骨がほぞ-ほぞ穴構造を呈しており、距骨天蓋の前方が大きくなっていることから、背屈時に距骨が後方移動することによって構造的な安定性が得られます。
荷重位における足関節背屈運動では、距骨内旋・距骨下関節外返し・ショパール関節外返しの関節運動が複合で起こることで足関節背屈動作が起こります。
![](https://assets.st-note.com/img/1721191800868-jAlDmEXNCF.jpg?width=1200)
以上から、
片脚動作の安定のための足関節背屈可動域の改善を3段階に分けてご紹介します。
Step1.距骨下関節・ショパール関節外返し
ここから先は
¥ 500
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
よろしければサポートお願いいたします!