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股関節インピンジメントに対するアプローチ
股関節インピンジメントは、股関節屈曲時に股関節前方に疼痛を引き起こすし、股関節周囲筋を酷使するスポーツでは発生頻度が多い疾患の一つです。
股関節インピンジメントの発生要因として
・股関節周囲の筋のオーバーユースによる大腿骨頭のマルアライメント
・脊柱や骨盤帯を含む股関節複合体の可動性低下
などが関与することが予測されます。
そのため股関節インピンジメントに対するアプローチは股関節だけではなく脊柱や骨盤帯に対するアプローチも必要になってきます。
そこで今回は股関節インピンジメントに対するアプローチの方法をご紹介していきたいと思います。
このnoteでは股関節インピンジメントに対するアプローチを評価からCKCトレーニングまで解説スライドと実技で紹介しています。
スポーツや臨床の現場で股関節インピンジメントを始めとする股関節痛などの対応が多いトレーナー(アスレティックトレーナー・理学療法士・柔道整復師・鍼灸あん摩マッサージ指圧師など)の方にはオススメの内容となっています。
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≪note概要≫
股関節インピンジメントに対するアプローチ(2022/1/17更新)
1.評価
・股関節可動性
・大腿骨頭可動性
・大転子可動性
2.可動域改善
・大腿骨頭後方移動の改善
・大転子後方移動の改善
・脊柱可動性改善
・梨状筋ストレッチ
・閉鎖筋ストレッチ
・腰椎・骨盤モビリティエクササイズ
3.運動療法
・腸腰筋エクササイズ
・股関節外旋筋エクササイズ
・骨盤後傾エクササイズ
・小殿筋エクササイズ
4.CKCトレーニング
・ 腸腰筋トレーニング
・外旋筋トレーニング
≪ダイジェスト動画≫
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1.評価
股関節インピンジメントは股関節屈曲時に寛骨臼蓋と大腿骨間の狭小化によって、股関節前方組織の挟み込みが生じることによって疼痛が発生することが代表的な病態です。
股関節インピンジメント原因の一つとして大腿骨頭の前方偏位が原因の一つとして考えられています。
股関節屈曲時に大腿骨頭は大転子とともに後方移動することにより臼蓋に嵌りこみ関節を求心位に保つことができます。
しかし、股関節外旋筋群などの股関節後方組織の柔軟性が低下により、大腿骨頭が前方に押し出される大腿骨頭前方偏位が生じ股関節インピンジメントが生じるとされています。
股関節インピンジメントに対する股関節に対する評価は、股関節屈曲に伴う大転子の動きを評価し大腿骨頭の動きを推測することがポイントになります。
股関節インピンジメントに対する評価
・股関節可動性の評価|ASLR
・大腿骨頭可動性の評価
・大転子可動性の評価
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