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原神入門書 課金、ガチャ周りの話

※エオルゼアとテイワットを行き来しているプレイヤーが書いています。
※最終更新日 2022/10/15


課金システム

原神の10原石(創世結晶)=大体300円

1.空月の祝福/30日周期 2700原石/610円

空月の祝福 購入画面

自分で自分に付与する、条件付きのログインボーナス。ゲームにログインすると1日1回90原石がもらえる。

空月の祝福有効期間でのログイン時

原神は「ゲームを起動したらもらえるログボ」というのが存在しない。『HoYoLAB』という原神公式フォーラムにIDとかメールアドレスを紐づけるとWeb上かスマホアプリ上でログボがもらえるようにはなる。が、ゲームを起動するだけでもらえるものは無い。
条件
・有効期限30日(ゲームの起動の有無問わず)
・一日にもらえる原石は90個
・30日経過したら買い足す必要がある

1回買うと向こう30日ほど毎日ゲームを起動して受理する必要があるが、破格で原石が手に入る。最も課金効率の良い課金方法。
90原石*30日=2700原石
本来5000円くらいの原石が、30日毎日ログインと一日90個しかもらえない、という制限の上で610円(※Appleの値上げ未調査)で手に入る。
いい感じのデザインとモデリングと解像度の高いキャラが出てきたら8割プレイアブルキャラなので、ストーリーを進める中で一瞬でも心の琴線をかすめられたら買っておくと三ヶ月後とかの自分に感謝される。
30日連続してログインしないと途切れる、とかではないので、もったいなく感じなければ30日分買って20日しかログインしない状態でも、20日分は貰える。


2.天空紀行/45日周期 1320原石+α/1220円

紀行画面

通称『紀行』。いわゆるバトルパス。
ゲーム内の課題を達成していくと週上限のある経験値がもらえて、課題を終えた分だけご褒美がもらえる。
無課金でも課題報酬はもらえて、無課金分の紀行は上段、『大地紀行』と記載されている部分。そこに1220円上乗せすると、原石換算で1320原石に星4武器確定で1本、育成素材、ソシャゲ界隈で言う『スタミナ』の補充に使えるアイテムがもらえる。(右下の『天空紀行を開放する』より購入)
原石だけ見るとやや少なく見えるが、無課金の『大地紀行』を含めておらず、大地紀行と天空紀行合わせると2120原石分になる。
バージョンアップ(アプデ)から45日の期限付きなので、期限初日からスタダ出来ず紀行を完遂できそうにない場合は課金を見送っても良いかもしれない。

無課金分の大地紀行だけでLv50まで上げきってから1220円課金して天空紀行を開放することもできるので、紀行上限まで行ったら買う、でもOKなのがありがたい。突然辞めるかもしれない…と不安なので紀行上限まで行ってから課金して全部一気にもらう派。
真珠の歌は家具と名刺のおしゃれフレームとスタミナ回復5個(約2日分)が追加されているだけで2440円もするので買わなくて良い。どうしても家具とおしゃれフレームが欲しかったら買う人向けで基本買わない。
課金後の天空紀行で貰える星4の通称紀行武器というのがかなり優秀で、螺旋12層星9に到達した今も愛用している。

特に有用だと思っているのが両手剣、片手剣、槍。どこかのキャラには刺さるので持っておく方が圧倒的に楽。
武器は紀行Lv30で貰えるので、紀行Lv50が難しくてもなんとか武器だけ確保したい! という気持ちがあるならまあ買ってもいいかなあと思える。ガチャより確実にアタッカー向きの武器が手に入るので。
育成素材も圧倒的に楽に貰える。大体はモラ(ゲーム内限定通貨、ギル)が不足する。

日々の課題はゲームへのログイン、デイリークエスト4個やる、鉱石10個集める、天然樹脂を150個消費する。
4つ目の天然樹脂150個消費は初心者にはややハードルが高いと思われるシステムの一つだとは思うけど、前の3つを終わらせるだけでもわりと貰えるかも。
毎日デイリー4つもレベルが上がりきっていない初心者の頃にはやや大変で、樹脂消費と合わせると30分くらいかかる可能性もあるが、育成が進むに連れて樹脂も含めて15分かからなくなる。
課題を終えた後に紀行の画面を開いて経験値を受け取らないと紀行のレベルも上がっていかないので注意。


3.結晶凝結

1980(+260個)で3680円、6480(+1600個)で12000円。
初回限定で1980(+1980個)、6480(+6480個)と購入分と同じ量のおまけがついてくる。
原石を札束で叩いて買うやつ。上記の空月の祝福、天空紀行の原石の換算価格を参照してるのはこの部分。
初回はそれぞれの個数に2倍になるボーナスがついているが、これがリセットされるのは原神2周年や新エリア実装時と、1年に1回の大きなイベントのときで、今は1年に1回リセットされているものの、今後もリセットされるかは保証されていない。
基本的に空月と紀行で継ぎ足して貯めてきた原石を放出して欲しいキャラのガチャを回し、今受けられるだけの任務をすべてこなし、アチーブの原石を寄せ集めてそれでも足りなかったときに駆け込むところ。駆け込まないほうが良い。創世結晶6480個を買うともう後には戻れなくなる。
ただし初回限定で買う場合、12000円課金すると12960原石が一瞬で手に入り、すり抜けなければ手持ちの原石と合わせて天井まで回して星5キャラのいずれかは確定で手に入る状況に持ち込める。
好きなキャラが突然出てきたけれども手持ちの原石が無く、「期間限定の推しキャラさえ居れば間違いなく原神でのQOLが上がる」と判断したときには今まで書いたすべての前提が覆り、無かったこととなるため、課金して引いてから本当の原神が始まる場合もある。
原神においてはキャラ愛がすべてを凌駕する。
でも自己責任で頼む。


原石の入手手段

1.探索

右も左もわからず行けるところまで行けるのが原神の楽しみ。
宝箱が各地に点在しており、開けると数個ずつ原石が貰える。夢中で探索しているといつの間にか大量に原石を持っている。
この宝箱はリポップせず、アプデによって各地に数個ずつ追加はされる有限の資源。


2.デイリークエスト

1日4つ発生するデイリークエスト。冒険ランク12で開放される。紫のひし形アイコンで表示されている。
デイリー1つ達成につき10原石、4つ達成して冒険者ギルドのキャサリンに報告すると追加報酬で20原石が貰える。


3.メインストーリー(魔神任務)

魔神任務。メインで進む世界のお話。
モンド編、璃月編、稲妻編、スメール編まで開放されている。
魔神任務を進めるために伝説任務の消化が必要な場合がある。そういうときは大体勝手に始まる。
最新のストーリーまで駆け抜けたときには大体勝手にわりと原石がたまっており、うっかり限定ガチャを引きがちなので注意。


4.伝説任務

特定の一人のキャラクターを掘り下げるためのイベントで、デイリー任務を8回クリアすると開放権となる鍵が一つ付与されて、3スタックまでできる。
たまに魔神任務に必須だったり、イベントに出ているキャラの場合は鍵不要で伝説任務を開放できることもある。
キャラクターの人となりや、過去の話等、かなり重要で凝った話をされることが多いが、原神をはじめたばかりの頃は何がなんだかわからなくて覚えていないことも多い。が、伝説任務はキャラクターの掘り下げなので、伝説任務をやることによって落ちる沼も存在している。


5.任務

世界任務。
フィールドにあるギミックを解くために必要な任務からちょっとしたお使いやロアの掘り下げ等色々。
ジャーナルを(PCだとJキー)を開いてクエスト一覧で、なんか豪華なサブタイトルみたいなのがついてたらフィールドギミックをどうにかするために必要な世界任務であることが多い。魔神任務の次にやるべき任務。


6.デートイベント

特定の一人のキャラクターを掘り下げるためのイベントで、開放権を伝説任務と共有している。
伝説任務は現状1回限定のクエストであるが、デートイベントは主人公に選択肢が与えられ、選択肢によってエンディングが複数に分岐する、ADVやノベルゲーム形式で話が進む。
分岐から再スタートができるため、報酬はもらえないがクリア後でも何度でも遊べる。


7.イベント

杯の中のバラッド 2022/09/29 11:00 ~ 2022/10/17 04:59

あらゆるジャンルのミニゲーム系イベント、バトル系イベントがほぼ常時開催されている。
ストーリーを大きく含むものもあり、そういったイベントのときはイベント期間が2週間程度と猶予が長い場合が多い。
逆に10日以下の日数の場合、ストーリーは導入だけでバトル系イベントであることが多い印象。
導入が短くバトルでもないミニゲームイベントもたくさんあるので、あまり構えずにできるイベントからやっていくのが良い。
イベントによって異なるが、ある程度クリアできれば少なくとも1イベント180原石くらいは貰える印象がある。
バトル系はキャラの育成が進んでいない人も居るため、低難易度でクリア扱いであったり、お試しキャラとして手持ちには居ないキャラで遊べることもある。
高難易度バトル系のイベント頻度はやや少なめ。


8.アチーブメント

ゲーム内の条件をクリアすることで貰える。
ストーリークリア、エリア探索度を上げる、元素反応で敵を倒す、n回料理をする等々。
報酬の原石は各アチーブに対して5個~20個で、いくつかカテゴリ分けされており、カテゴリをすべて埋めると名刺(アドベンチャラープレートのようなもの)の装飾フレームが貰える。


9.深境螺旋

原神の最高難易度バトルコンテンツ。原神Wikiの螺旋の解説はこちら
時間制限付きで、1層~12層までの段階があり、進んでいくごとに敵の強さが上がっていく。1層につき3間(3フェーズ)ほどのバトルが存在する。
制限時間内に敵を倒すために高火力やギミック処理等のテクニックが要求される。
1~8層は時間制限内でクリアするごとに100原石が貰えるが、期日はなく1回限りで終わる。
9層~12層がエンドコンテンツの真髄で、毎月1日と16日に進捗状況がリセットされる。
時間制限内にクリアできれば、クリア報酬1層150原石*4層分、最大600原石が月に2回手に入ることになる。
通常語られる『螺旋』とはこの9層以降のものを指す場合がほとんどである。
まずは1~8層で腕試しやキャラの有用性の理解のために遊びつつ、強さを目指すのであれば9層からいけるところまでやってみると理解が進むかと思われる。
9層以降は4人パーティーが前半/後半で2つ必要で、最低でも8キャラの育成が必要になってくる。

原石のためには最速で戦力を整えて螺旋12層をクリアすることが将来の自分のためになるのだが、学ぶことが多すぎる上に運も絡んでくるため、螺旋12層を星9(制限時間3分)でクリアする頃には原神玄人である。
使用キャラクター等の個人差はあるが、11層星9から12層星9に到達するまで、毎日こつこつ原神をやり続けて半年くらいかかる。
原神Wikiに『戦力的にはほぼ完成の域、ある意味ゲームクリアの状態と言っても良い。』と記載されている通りであるが、9層~12層に関してはアプデやシーズンごとに敵のバリエーションが変わり、メインアタッカーとして使っていた元素が通用しない、等が起きることがあるため、全てに終わりはない。バトルジャンキーは螺旋が大好き。
みんな大好きTier表も、海外で集計された螺旋使用率を参考にしているとかなんとか。


10.原神公式コミュニティフォーラム

上で少し書いたけれども、ゲーム自体にログボは無くとも、HoYoLABにログインしてゲームIDを紐づけするとログインボーナスが貰える。インゲームでログインするのではなく、Webかスマホアプリでのログインとなる。
HoYoLABログボページ
毎月1日にリセットされ、ログイン日数4日目、11日目、18日目にそれぞれ20原石がログボとしてもらえる。
10月11日にログインすれば原石が貰えるのではなく、10月中に11日間ログインし続ければ11日目の原石が貰える、といった具合なので、早く知っておけば知っておくほどお得。育成素材もチリツモ。しっかり連携してもらっていきたい。最近、一日うっかりログインしそびれた人への救済措置で『埋め合わせログイン』なるものが実装された模様。どういうものかは不明。
またWebイベントも時折開催されており、ブラウザ上で遊んで原石を貰えるブラウザゲーなどをお出しされることもある。
情報が散らばっていてなかなか拾えないので、Twitterとかでわかりやすい告知がないと情報収集はちょっと大変かもしれない。なんとかしてくれほよばーす。
一応イベントページっぽいところ


11.外部サイトとの連携

全ては把握しきれていないものの、ここ数ヶ月、継続的にTwitchで原神のライブ配信を視聴すると、視聴した時間で育成素材と原石が入手できるキャンペーンが行われている。※Twitchと原神を連携して『Drops有効』という記載がある配信だけが対象っぽい。たぶん。
2時間視聴で50原石が貰える。
Twitchアカウントを作成してTwitchアカウントと原神のアカウントを連携する必要がある。公式であまりアナウンスしてくれず、日頃からTwitchを見たり配信したりと使っていて気づく。
Twitchアカウントを持っていれば、ログインしてDropsページ(インベントリ?)で『Genshin Impact Drops』の項目を開いて連携したりなんだりをやる。
しかし、ただ2時間黙って視聴ページを開いているだけではもらえず、15分、30分、1時間、1時間半、2時間が経過したタイミングでTwitchのインベントリで報酬を受け取らないと、2時間見ていても15分の報酬しかもらえなかったりする。
多くの初心者旅人の場合、配信上ではネタバレが含まれることもあるため、イベント消化やストーリー記載の無い配信を選ぼう。また、複数の配信で継続される課題のため、見たくない場合は視聴をやめて、別のネタバレのないDrops有効配信を見るのもアリ。自分の配信でもDropsが貰えるので、連携して自分で作業配信するのもアリ。
配信関連キャンペーンの公式の詳細はこちら


ガチャの引き方

1回160原石、10回1600原石。
10連でボーナスが付くようなことはなく、通算10回の中で星4が1つは出るよ、という条件だったはず。

天井はキャラガチャが90連、武器ガチャが80連。
90回に近づけば近づくほど星5キャラ排出率が段階的に上がっていき、大体70連までで引ける場合が多い。
ただし、星5演出が出ても50%の確率でピックアップ限定キャラではなく、恒常ガチャから出る星5キャラのすり抜けが起きる。
これは武器ガチャでもほぼ同じだが、武器ガチャの仕様上、ピックアップされている武器2種のどちらか1本と恒常ガチャの星5武器の中からの抽選となる。極論、星5武器が3種類に増えるので、狙った武器が出る確率は1/3となる。はず。曖昧。

星5キャラが出た段階で天井はリセットされ、恒常キャラがすり抜けた後の天井星5は限定ピックアップされている星5キャラが確定で出る。ソシャゲの闇を知っている人はこのシステムを「優しい」「良心的」と表現する。
武器の場合はすり抜け後は確定でピックアップ武器なのだが、ピックアップされている2本のうちのどちらかの武器、となるので、後は言わずともわかってほしい。これの救済措置として武器ガチャには『神鋳軌定』というものが存在する。詳細は原神Wikiへ。

まずキャラガチャでキャラクターを揃えていくこと。
キャラクターが揃っていない状態で武器ガチャを引かないこと。


キャラクターには合う武器と合わない武器があり、また性能差も高く、特定の武器は特定の一人のキャラでしか効果を発揮しないことがままある(例:万葉に蒼古なる自由への誓い、甘雨にアモスの弓、等)。
加えて、星4武器や紀行武器でそこそこ代替可能である場合が多い。
原神における武器とは、キャラクターの性能を150%発揮したい人向けのものであり、常に150%を出したいこだわりがなければ、毎回キャラとキャラに合わせた武器を引く必要はない。
星4武器の方が圧倒的に合うというキャラも居る上、原神のシステム上武器だけが戦力に繋がるのではないため、武器を引くのは相当原神をやり込んでからで良いと思われる。
現状、エンドコンテンツである螺旋12層星9まで到達しているが、使用キャラこそ限定星5だが武器は8人中6人が星4武器、紀行武器3本で十分な火力が出せている。
まあ星5武器があった方が断然楽になるし、キャラに合わせた武器の見た目も良いのでキャラ愛で引くのは心の栄養になるので良し。

イベント祈願でピックアップされている星5キャラクターは基本的に期間限定でしか入手出来ず、ピックアップ期間が終わったら次のピックアップ開催まで入手不可となる。復刻は一切不明で、4ヶ月で復刻されることもあれば、1年以上復刻が来なかったキャラも居る。復刻回数もまちまちな原神の闇の一つ。
それとは別に『恒常ガチャ』と呼ばれる、期間限定ではないガチャが存在しており、初心者の頃に無料で何回か回せて、岩元素星4大剣キャラのノエルが確定で手に入ったりする。
当たり前かもしれないが、恒常ガチャに原石をつぎ込んではいけない。なぜなら恒常ガチャに居るキャラは、イベント祈願のピックアップ星5キャラクターを1/2の確率ですり抜けて来るからだ。つまりいつかは手に入る。恒常は紀行報酬やイベント報酬や配布等で貰える『出会いの縁』が手に入ったときだけ回すガチャ。
手持ちにある原石は温存しておくか、欲しい限定ピックアップキャラにとっておくべし。


キャラの育て方

星5キャラ=敵をザクザク倒せる高火力キャラ、ではない。
星4キャラが星5キャラに劣っているわけでもない。

キャラクターごとのざっくりとした役割一覧や、キャラごとの詳細情報、原神の根本的なシステム解説等は原神Wikiがおすすめ。
原神Wikiのキャラクター一覧+役割早見表はこちら

原神はアタッカー、サポーター、サブアタッカー等の役割がある程度キャラ性能で位置づけられているため、サポーター寄りの性能を持つキャラクターをアタッカーにするには数ヶ月単位で気の遠くなる作業を積み重ねないといけない。本来のキャラ性能に反したビルドの構築は運の善し悪しにも左右されるため、半年~一年がかりでやっと完成する人の方が多く、全くおすすめできない。
好きなキャラクターがアタッカーではなくとも、パーティーの中でしっかりと自分の役割を全うしていればそのキャラクターは輝いている。キャラクターがそこに居る意味が確実にある。

天賦レベルを上げるのはキャラクターの性能を理解してからで大丈夫なので、まずはキャラクターそのもののレベルを上げていくこと。
はじめはどのキャラがアタッカーに向いているのか、サブアタッカーとサポーターは何をするのか、一切役割がわからないと思うので、筆者の知り合いであれば、キャラ一覧を出してもらえばある程度簡単に説明できるのでお気軽にどうぞ。

メインアタッカー

パーティーの中で表に出て通常攻撃を振りながら元素スキルと元素爆発を組み合わせて敵を倒すキャラたち。

初心者の頃に手に入りやすい星4キャラクターでアタッカー向きなのは、
・煙緋 炎元素/法器
・ガイア 氷元素/片手剣
・レザー 雷元素/両手剣(物理)
・凝光 岩元素/法器
・ノエル 岩元素/両手剣
このあたりかなあと……ガイアとレザーとノエルに関してはエアプですごめんなさい。レザーは雷元素キャラだけど実際の戦い方は物理攻撃です。
凝光は武器と聖遺物の関係上、ノエルも防御力が攻撃力になる、という仕様の関係上、ある程度の原神知識が求められる場面があるので個人的におすすめしづらいような、そうでもないような。

また、メインアタッカーを常に張り続けるのが難しい場合、元素爆発やスキルを使って瞬間的に火力を出した後、編成しておいたもう一人のアタッカーにバトンタッチをして瞬間火力を出してもらって入れ替える……というのを無限ループする『ダブルアタッカー編成』も非常に有用である。
それに加えて、感電、蒸発、凍結等の元素反応を駆使してメインアタッカーを据えずにサブアタッカー、サポーターで固めた『元素反応パーティー』も存在するが、ある程度の原神のシステム的な知識(元素熟知、元素反応)と聖遺物の厳選というものが必要になってくるので、初心者にはおすすめするのが難しいところ。

サブアタッカー、サポーター

シールドを張ったり、ヒールをしたり、バフを撒いたり、元素反応のトリガーになるような元素付与を定期的に行うスキルを持っているようなキャラたちのこと。

何も考えずに育てておいて損のないサブアタッカー、サポーターは
・ベネット 炎元素/片手剣
・行秋 水元素/片手剣
・香菱 炎元素/槍
・ディオナ 氷元素/弓
・コレイ 草元素/弓

このあたりが人気があると思われる。ただし香菱に関しては育成がやや大変かなと個人的に思わなくもない。コレイも草元素なのでおすすめしていいのか怪しいところ。
ちょこちょこ出てきている聖遺物厳選というのが原神のバトルの中で重要であり、システムも複雑であるため、一気に理解するのはまず難しい。最初の頃はあまり気にしなくて大丈夫。

武器について

汎用性の高いおすすめ星4武器一覧
後になっても使うので、問答無用でレベルを上げて良いやつ。

片手剣
・祭礼の剣(サブアタッカー、サポーター向け)
・西風剣(サポーター向け)
・黒剣(アタッカー向け/紀行武器)

大剣
・螭龍の剣(アタッカー向け/紀行武器)
・古華・試作(アタッカー向け/鍛造武器)


・祭礼の弓(サポーター向け)
・西風猟弓(サブアタッカー、サポーター向け)
・弓蔵(アタッカー向け)


・西風長槍(アタッカー、サブアタッカー、サポーター向け)
・死闘の槍(アタッカー向け、紀行武器)
・漁獲(サブアタッカー、サポーター向け、稲妻エリアで釣りが必要)

法器
・流浪楽章(アタッカー向け)
・祭礼の断片(サポーター、サブアタッカー向け)
・龍殺しの英傑譚※星3(サポーター向け)


聖遺物

聖遺物とは、FF14における最終装備とマテリアとほぼ同義の存在である、と思っている。
キャラクターに合わない装備でサブステもちぐはぐなものを持っていては高難易度は攻略できなくなってしまう。DPSにヒーラー装備を着せて(現状は出来ないが)スキスピマテリア積んでも何の意味もない。そんな感じ。
高難易度を目指すのであれば、キャラの性能を十二分に引き出すためにサブステの厳選も必要になってくる。
とは言え聖遺物を気にするようになるのは冒険ランク45を越えたあたりの話なので、最初は手持ちにある『冒険者』シリーズとか適当にもたせてて大丈夫。


天然樹脂と樹脂の使い道

もしかしてもっと早くに説明しておくべきだったのでは?
ソシャゲ界隈でいう『スタミナ』系に相当する、時間経過で回復して上限が決まっているリソース。

右上のやつ。分かりづらいよね。

8分で1回復、所持上限が160、24時間で約180回復する。
原神においてはこの天然樹脂の使い道が多岐にわたり、またそのどれも重要な育成素材となるため、最も気をつけるべき事項かと思われる。
樹脂の即時回復アイテムとして『脆弱樹脂』がある。紀行で入手できる。
また、璃月編の魔神任務が終了した後、生活箱庭系コンテンツが開放され、そちらのレベルも上げていくことで2週間以内に使い切らなければならない『刹那樹脂』というものも週に1個限りで入手できる。
また、序盤であれば冒険者ランクの上昇に伴い、ランクアップ報酬でも貰えるが、後々に冒険者ランクは上がりづらくなり脆弱樹脂の入手手段は絞られていく。

1.地脈の花芽

地図上だと水色のモヤモヤ表示の啓示の花、黄色のモヤモヤ表示の蔵金の花の二種類があり、それぞれキャラクターのレベルを上げるために必要な『○○の経験』と『モラ』が手に入る。水色の啓示が経験値、黄色のモヤモヤがモラ。規則性のあるランダムPOP。

赤矢印の先にあるのが地脈の花芽。

キャラクター育成には大量の『○○の経験』とテイワット世界の通貨である『モラ』が必要となる。
基本的な樹脂消費は20。濃縮樹脂(後述)を使うと40。
原神でキャラクターのレベルを上げる際には、キャラクターを使ってモンスターを倒しまくるよりも、この『○○の経験』をキャラに食わせてレベルを上げていく形となる。モンスターを倒してもちょっとずつ経験値はたまっていくが、あくまで探索のおまけで経験値が貰える、と思ってもらえれば。
この地脈消化は樹脂があるだけ回しておくと後々楽で、原神を始めた当初、何も知らないままスマホで各地に湧いている地脈を消化して樹脂を消費し続けていた頃があり、そのおかげで休止から戻って本格的にゲームを始めた際に「何故かやたらと育成素材に余裕がある」と首を傾げていた。
こればかりは過去の自分に感謝している。
初心者にこそ樹脂消費に迷ったらモンドの地脈の花芽を回って欲しい。
レベル次第でフィールドボスに向かおう。


2.フィールドボス

キャラクターのレベルは最大Lv90、しかし一気に上げようとしてもLv20、40、50、60、70、80の区切りで待ったをかけられる。
21以上にレベルを上げたいのであれば、フィールドに点在するボスから落ちる素材が必要となってくる。この素材はキャラクターの『突破素材』と呼ばれる。
このフィールドボスを倒すこと自体は樹脂を消費しないが、ボスを倒した際のドロップ品を獲得する際に40の樹脂消費が必要となってくる。
フィールドボスは各地に点在し、キャラクターによって必要なフィールドボス素材が異なってくる。ボスのギミックや対処法も異なる。

フィールドボス 急凍樹
ボスドロップの突破素材一例

レベルが上がるにつれて必要となってくる突破素材の数は増えてゆき、Lv80の壁を突破したければ20個の素材が必要となってくる。1回の討伐で落とす突破素材は、世界ランク(後述予定)に依存するが、最大の世界ランク8で2~3個となる。20個集めるにはボスの討伐が7,8回必要であり、8*40=320、自然回復を待つならば最短でも2日弱はかかってしまう。
加えて経験値素材やモラも大量に必要となるため、メインアタッカー以外のサポーターやサブアタッカーはLv80の壁を突破させずに運用することも多い。80突破するしない論は割と頻繁に交わされている。
また、冒険ランク、いわゆるプレイヤーのレベルと、世界ランクも同時に上げていかなければキャラクターのレベル上限も上がらないため、日々こつこつと任務に励むことが推奨される。

80突破素材一覧。一番左の石も大量に要求される。

また、このフィールドボスは報酬の一部として『聖遺物』もドロップする。
聖遺物にはシリーズとセット効果があり、フィールドボスが落とす聖遺物は一律で『剣闘士のフィナーレ』『大地を流浪する楽団』の2シリーズとなる。
両者ともに汎用性の高い聖遺物であり、レベルも上がって深境螺旋に挑戦する際には剣闘士か楽団の聖遺物から良いサブステを見繕って挑んでいくことになる。
この際に、キャラクターの性能にそぐわない聖遺物を持たせていると持ち味が活かせずに火力が出ない、すぐに攻撃を受けて沈んでしまう、といった現象が起き始める。バトルジャンキーはここから高みを目指していくのだ。
実際には4セット効果を発動させることを狙うより、聖遺物単体のサブOPが良いものを組み合わせてステータスを整えるほうが重要ではあるが。

完全な余談だが、キャラクターのレベルを上げるついでに貰える『剣闘士のフィナーレ』『大地を流浪する楽団』の聖遺物が噛み合い、セット効果を活かして戦えるキャラクターこそが初心者入門にふさわしい、と経験しているため、星4炎元素法器キャラの煙緋をメインアタッカーとして強く推している。他のキャラも合わないことはないけれども。
聖遺物厳選も以下に記載するが、同じ樹脂消費が新たに20or40必要で、サブステ(サブOP)次第では樹脂を消費しても成果が得られないことも多いため、聖遺物厳選はなるべく先送りにしたい、というのが個人的な見解。


3.秘境/天賦素材

キャラクターには『天賦』と呼ばれる固有能力があり、戦闘用の天賦からフィールド探索に役立つ天賦まで様々。その中でも自分でレベルを上げなければいけないのが戦闘天賦。
キャラクターの強化はレベルだけでなく、通常攻撃、元素スキル、元素爆発の3つの中で、キャラクターの強みである天賦のレベルを上げる必要が出てくる。
天賦レベルを上げるために必要なのが、天賦秘境で手に入る『天賦育成素材』になる。天賦素材はイベントや天空紀行でも手に入るが、如何せん膨大な数を要求されるため、秘境に行って補充することが多い。
キャラクターの実装時期により、モンド、璃月、稲妻のそれぞれの秘境で、日替わりで入手できる素材が異なる。
1周20の樹脂消費。璃月評判Lv3で入手できる『濃縮樹脂』のレシピがあれば、樹脂40を濃縮樹脂として錬金術の合成台で固めて、1周で2倍の報酬を得られる時短テクニックも存在する。所持上限が5個のために都度消費しておく必要はあるが、出先で樹脂が溢れそうなときに合成しておけるので、早めにもらっておくと楽になる場面が多いはず。濃縮樹脂は秘境(天賦、武器突破、聖遺物)と地脈の花芽にしか使用できない。

天賦素材も突破素材同様に、レベル上がるほど要求される素材の数も多くなり、天賦秘境で手に入る素材だけでなく、ウィークリーボス(後述、週制限有り、樹脂消費30)からの素材も必要となる。秘境で素材を集めて天賦を上げた分だけ、キャラクターは確実に強化されていくため、キャラクターのレベル上げの次に大事なところ。
一般的なアタッカーとして運用するのであれば、Lv7から希少素材を要求されるため、通常、スキル、爆発をそれぞれLv6まで上げて試しに運用することが多い。その場合、略して6-6-6と表記される。爆発のみ上げてるキャラの天賦は1-1-6といった感じ。

手動で上げられる天賦レベルの上限はLv10で、Lv10に上げる際には大量の天賦素材とモラだけでなく、現状ではイベント報酬で手に入れる他に入手手段が無い、数が限られている『知恵の冠』という希少アイテムを使う必要がある。その希少性から、一人のキャラクターの通常、スキル、爆発のすべての天賦をLv10まで上げることは『トリプルクラウン』と称され、キャラクター性能だけでなくキャラクターへの思い入れの強さが伺える部分となっている。

風元素星5アタッカーの魈。元素爆発で自分に強力なバフを付与して通常攻撃でダメージを出す。

アタッカーはパーティーの表に出て戦うため、通常攻撃、元素スキル、元素爆発のすべてをまんべんなく上げることが多いが、元素爆発、スキルの発動後の通常攻撃は、通常攻撃の天賦レベルではなく元素爆発、元素スキルの天賦レベルに依存してダメージ計算がされる場合もあり、天賦を上げる前に説明を読むか、原神Wikiでキャラクターの性能を調べるか、Youtubeで育成方法を調べるのをおすすめする。

通常攻撃にはマウス右クリック(or画面タップ等)を連打して単発攻撃を繰り出してコンボを繋げる1~6段の攻撃手段と、長押しで発動させる『重撃』というものがある。
重撃はスタミナ消費が発生する代わりに倍率の高い攻撃を繰り出すことができる他、重撃そのものに特殊効果を持つキャラクターも存在する。弓キャラは特に、通常攻撃時にマウスボタンを押しっぱなしにするとチャージ状態に入り、スキルや爆発を使うこと無く、元素付与された矢を放つこともできる。

重撃が主なダメージソースの甘雨。二段チャージで遠距離から氷元素の高ダメージを出す。

重撃を多用するタイプのキャラクターは、特に通常攻撃の天賦が重要視される。反面、通常攻撃以外でダメージリソースを必要としないキャラクターは、元素スキルや元素爆発のスキルは上げないケースも存在する。
重撃と同じように、元素スキルも単推しと長押しで効果が変わるものがあるため、キャラクター性能を調べる際に気にしてみて欲しい。

鍾離が最優先確保星5キャラである理由が元素スキルの長押しで付与できるシールド。


4.秘境/武器突破素材

武器のレベルを上げていく際にも、キャラクターのレベル上げと同じように、一定レベルで待ったをかけられる。その壁を突破するのに必要なのが武器突破素材で、武器突破素材が入手できる秘境が存在する。
キャラクターの天賦素材と同じように、武器が実装された時期で秘境の場所が変わり、必要な素材も日替わりとなる。
消費する樹脂も同じく1周20、濃縮樹脂で40の消費となる。
武器はレベル以外に『精錬ランク』というものが存在している。
同じ武器を消費して精錬ランクを上げていくことで、武器の固有効果を上げることができる。序盤は安易に重ねず、まずは一つの武器をLv90まで上げきり、自分のパーティーで使う武器の種類と必要本数を確認してから精錬ランクを上げていくほうが後悔がなくておすすめ。


5.秘境/聖遺物

原神のもう一つのエンドコンテンツ、聖遺物厳選にまつわる秘境が聖遺物秘境である。冒険者ランクと世界ランクに依存してレアドロップの排出の有無が決まるため、冒険者ランク45を越えてから挑むコンテンツとなっている。
1周最低20樹脂の消費で、濃縮樹脂となった樹脂40の消費でクリア時の報酬が倍になる。
聖遺物とは、キャラクターの属性と役割に合わせて、性能を十二分に発揮するために必要不可欠な装備品である。
深境螺旋を目指したり、キャラクターを強く使いたい、という気持ちがあれば、まずは冒険者レベル45を越えてから、少しずつ調べて身に付けていくべき知識。
冒険者レベル45に満たない場合は世界ランクが低く、その状態では最も性能の高い星5聖遺物というのがドロップしない仕様となっているため、初心者の頃は手持ちの装備やキャラクターを駆使して、冒険者ランクを上げつつキャラクターを育成し、世界ランクを上げるのを目標にしていただきたい。

聖遺物の組み合わせは多岐にわたり、羽、花、時計、杯、冠の各装備部位に対して聖遺物を配置し、4セット効果をフルに発動させるか、異なるシリーズの聖遺物を2セットずつ装備して2つの効果を発動させる、またセット効果を無視してサブOPが良い聖遺物を装備する方が強いケースもある。
オプションのサブステも多種多様で、会心率はクリティカル率、会心ダメージは会心が出たときのダメージの大きさ、元素熟知は感電、蒸発、拡散等の元素反応が起きた際にダメージ倍率に関わり、元素チャージ効率が高ければ、元素爆発に必要な元素粒子から元素エネルギーを楽に得やすくなり、元素爆発が打ちやすくなる。

聖遺物のサブオプションはランダムで、理想的な聖遺物を得るためには運と膨大な時間が必要となる。一ヶ月同じ聖遺物秘境に通っているのに何の成果も得られないなどザラである。
聖遺物厳選は、費やした樹脂の分だけ望んだ報酬が得られるわけではない。確実に上げられるキャラクターレベルと、キャラクターの天賦を上げたほうが、費やした分だけの見返りがしっかりと存在する。
そのため、聖遺物厳選に挑むには、冒険者ランクを最低でも45まで上げ、世界ランクも6以上になってからである。
その間のつなぎは星4以下の聖遺物や、フィールドボスの報酬のおまけで貰える聖遺物で賄っていくと効率が良いと思われる。
原神が毎日コツコツ系コンテンツで、お金の力で一気に強くなるのが難しい理由の大半を占めているのが聖遺物。確実にキャラクターを強化するためには、ランダムオプションに左右される聖遺物よりも、確実に手に入るキャラクター本体のレベルと天賦レベルを上げるのが優先。
逆に言えば、応用できる場合は新キャラに強い聖遺物を持たせて強く使うこともできる。これは長く原神を遊んできたプレイヤーの特権でもある。


6.ウィークリーボス

魔神任務を進めて世界の物語を解き明かしていくと、時折強力な敵と戦う必要が出てくる。
その際に戦ったキャラはときに繰り返し挑戦できるボスキャラとなり、週に3回のみ獲得できるウィークリー課題となり、キャラクターの天賦レベルを上げるのに必要な希少素材をドロップする。
必要な希少素材はキャラクターごとに違っており、対応したウィークリーボスを倒して手に入れる必要がある。
何度でも挑めるが、報酬を受け取れるのは週に3回のみ。報酬を受け取る際の樹脂消費は30。


7.鍛造依頼

樹脂消費がどうしても間に合わない場合にだけ使う手段であり、地脈なり濃縮樹脂なりで消費できるのであれば使わない方がいい手段。仕上げ用魔鉱は樹脂消費以外でも入手可能なので、樹脂を消費してまで稼ぐものではない。

非推奨


まとめ

入門にしては長々と書いてしまったが、自分が初心者の頃に迷ったり、欲しかった情報を書き連ねておいたので、これから原神を遊ぶ人の助けになれば嬉しい限り。
何はともあれ、メインストーリーである魔神任務のモンド編を終わらせないことには何も始まらないのだけれど、楽しむことが一番なので、あちこち探索しながらのテイワットライフが良いものでありますように。
誤字脱字誤情報のご指摘は随時お待ちしております。


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