【のほほん音楽閑話Vol.1】なりきり!伊勢正子三姉妹
再び発出された緊急事態宣言。昨年春のステイホームにギター動画を自撮りしましたが、実は一人多重録音にもうっかり手を出してしまいました。
曲は伊勢正三『22歳の別れ』。昭和のギター少年だったみなさん、覚えていますか? はずむアルペジオとこれ見よがしなハーモニクス、そう、それです! いざ、1人3役に挑戦。
まず、ギターで伴奏パートを撮影。めまぐるしく変わるコードに、迷子にならぬよう全集中。次に、録音したギターをイヤホンで聞きながら、ハモリやオブリガードをマンドリンで。ギター用の譜面をマンドリンで弾くのは意外と難しいのですが、そうまでしてトレモロしたいのかよ、と問われればその通りでございます。最後に旋律。ギターとマンドリンを合わせた録音を聞きながら、クラリネットでメロディを。
材料がそろったら、パソコンに向かい、編集ソフトで3つを並べて合成します。なんとそれぞれの楽器の音量調節が可能。弾きやすい音量で弾いて後で変更、とは卑怯なり……いやいや、文明の利器は活用せねば。
密かにアップロードして完成。同じ顔が3つ並ぶのはなかなかシュール。せめて服だけでもと、黄・緑・青とパステルカラーに。「伊勢正子三姉妹」なんちゃって! さあ、全部で弦が何本あるか数えてみよう!
果たして、多くの友人が無理やり聴かされるという被害に遭われました。まことに申し訳ございません。すべてコロナのせいです、平にご容赦を。ともに元気に乗り切りましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?