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Green House Gas - EP セルフライナーノーツ

今夏リリースされた大丈夫音楽の「Green House Gas - EP」、皆さん聴いていただけました?
昨日8/14に下北沢Laguna様の13周年記念イベントの一環として、上記EPのリリパを開催させていただきました。
リリパについては月末の定例ブログで詳細に書こうかな。クソ長くなるぜ。

リリパで完全新規曲も含めた全曲をやっとライブで披露できたので、楽器パート目線から各曲のコメント?とかをしていこうと思いま~す。

1. B.T.M.N (Rerecorded Version)

毎度お馴染みコスプレおじさん説教&暴力、遂に楽器含めて録り直ししたものが音源化!
この曲はハッピーでアゲ↑↑な感じであることが大事だよな、と思ってたので、楽器の音にかかる歪みとかは控えめにしています。
とはいえ普段からライブ来てくれる人にとっては、今更語られるべきこともそんなないと思うので、これからもライブで一緒に説教&暴力してくれたら嬉しいです。
MVもたくさん観てね。

2.  Shooting

コスプレおじさんとはうって変わって不穏なビートの曲ですね~楽器の音も過剰なまでに歪ませて、原型がわからないくらいにしました。
まあ人類おしなべてプロレスが好きだと思うんで(?)あえて説明するまでもないですが、たいへん有名なあのプロレスラーの入場曲の1フレーズを楽器で吹きなおししてるのが個人的なポイントです。ライブでやるときいつも緊張する。偉大なので。

3. Alien Feeling

トロンボーンで、バースと全く別の動きとバースをなぞった動きがバランス良く配合できたかな~と個人的には思っている曲です。
すでにあるバースの動きから外れた新しい動きを考えるのは、結構脳みそを使うものなので…
あとこの曲は新機材が初めて登場するんですね。機材については各曲のコメントの後に改めて言及します。

4. Thinker 3

リバーブ深めのエモい感じの音にしていますね。赤ちゃんプレイとかも同じエフェクトでやっています。あれもエモい曲なので。
跳躍幅の広い音の動きが多めになってしまった(自分で楽譜書いてはいるんだけど)ので、これもライブでは緊張感があります。
あと、初めて?ちゃんとコーラスを入れさせてもらいました。自分は抜けがあんまり良くない声質をしているのね、ということを知った。
メインボーカルよりもコーラス向きだよね。

5. Green House Gas

ノータイムで新機材始まりの曲なので、これもライブでは緊張した!実際リリパではトラブったしな!(すみませんでした)
トロンボーンは「隙間に差し込む」とか「要所要所で登場する」ことを相当意識して作った記憶がある。ので、吹いている箇所は今までで一番少ないくらいだと思います。その辺が前作の表題曲Blue Back Materialとの明確な違いになってるんじゃないかな。

新たに導入した機材の話

ここまで新機材新機材って言ってきましたけど、結局なんなんだよって話ですよね。
トーキング・モジュレータ(トークボックス)という機材をモノラルシンセと一緒に導入しました~

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↑買いたてShot

シンセめっちゃ可愛いよね~トロンボーンが青なので、同じ系統の色で揃えられたのラッキーだし嬉しい。
なんでいきなりこれを導入?と聞かれると明確な理由は自分でもふんわりとしか回答できないんですが…

なんか新しい機材導入したらおもしろそう

あんまり他の人が使ってないもののほうがおもしろそう

おっ自分の好きなアイドルがトークボックスとかいう機材使ってんな。これならプレイヤー少ないしおもしろそう

そういや2PacのCalifornia Loveのフックってこれか。おもしろそう

(メンバーに)買って使っていい?

(メンバーから)いいよ

やったぜ。

という流れがありました。基本「おもしろそう」で生きています。
出音の仕組みとかはググれば出てくるので、興味がある人はぜひ調べてみてください。説明見てもよくわからないと思いますが…(わからないというか、は?ほんまか?みたいな感想になると思う)

シンセそのものの出音だけではなくて、チューブの材質や太さとかでも音色が変わったりするのでおもしろいよ。そして「子音だけを発音する」ってクソむずい、特に日本語では…。

まだまだ練習するべきこととか課題はたくさんありますが、今後たくさん出番を作ってあげられたらいいな~と思います!そのためには持ち運ぶ手段をちゃんと考えないとまずいですね!
トロンボーン用エフェクターやトークボックスetcをリュックで背負い、トロンボーンを左手に持ち、シンセを前方に抱えるスタイル、本格的に腰が崩壊する足音が近づいてくるのを感じる。
トークボックス、アンプ内蔵型のものを買ったので結構な重量なんですよね。

大丈夫の音源で使うのはもちろん、おもしろがって客演とかで呼んでもらうのも全然ウェルカムなので、ご連絡をお待ちしています。(もちろんトロンボーンやトランペットのほうでも客演依頼ウェルカムですよ)

というわけで、たった5曲のEPではありますが、楽器パートとしていろんなことにチャレンジしながら作った作品なので、末永くたくさん聴いてもらえると嬉しいです!

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