見出し画像

VRChat歴2年の振り返り

お陰様でVRChatを2年と4ヶ月ちょっと(2024年9月地点)、ほぼ毎日ログインを継続することができました。
飽き性でどのゲームも2,3週間続けば良い方だった私にしては良く続けられているなと思います。

VRChat歴が2年あるというのは一見すると長いように思えますが古参とも言い難い微妙なラインです。
振り返ってみると個人的にはVRChatを楽しんでプラスになったことが殆どだと思っています。

今回はVRChatで過ごした2年間を振り返って思ったことなどを綴っていこうと思います。


VRChatを始めたキッカケ

そもそもVRChatを始めた経緯から振り返ると、Twitterでつながっていた界隈の友人がVRChatのスクリーンショットを挙げていてそれに釣られる形で興味を持ったのが始まりだったと記憶しています。

私は所謂オンラインゲームが好きでネット黎明期辺りから色々なゲームを渡り歩いていたのでアバターを自由に作ることができるVRChatが気になり始めたのも早かったです。

当時は2022年の4月、Oculus Quest2がMeta Quest2という名称に変わった辺りの時期だったと思います。

この頃は今よりもVRゴーグルの敷居が高かったのですが一度興味を持ってしまったが故にMeta Quest2を即購入。
この瞬間が私のVRChatデビューでもありVRゴーグルデビューでもありました。



【初日】VRChatは基本無料のはずなのに?

後から知ったのですが別にVRChatはVRゴーグルが必須というわけではなく、デスクトップモードで動作確認をしてから購入を検討するという方が殆どらしいです。(恐らく)

その過程をすっ飛ばしていきなりVRゴーグルを買ったので思い切ったことをしてしまったと少し反省しています。(結果的に2年以上楽しめてるのでOKですが)

その上VRChatで好きなアバターになるためにはBoothというサイトでアバターを買う必要があるという知識だけは入っていたので、自分の癖に刺さるアバターをデビューと同時期に購入。


そんなワケでVRChat歴1日目にして45000円近い金を既に使っています。
1本のゲームと考えてみるとかなりの出費です。

この時期を振り返って後悔していることは、もっと現地の人の話を聞いてからお金を使えば良かったと思ってます。
でも結果的にVRChatにドハマリしたのでOKです!!



【~1ヶ月目くらい】貴重なVisitor期間を一瞬で終わらせてしまった

さて、初日でアバターを買ったのはいいのですがアップロードのためにはトラストランクを上げる必要があります。
VRChatを始めたての時はVisitorというランクから始まるのですが、このVisitorランクと言うのは話しかけられやすさにバフが掛かるブースト期間でもあります。
Visitor期間中に色々な人に話しかけられてVRChatについて教えてもらったり改変についても教えてもらってこの世界に足を踏み入れて行くというのが初心者的な黄金ムーブらしいのですが、僕はこのVisitor期間を初日で卒業しました。

というのも「アバターをアップロードするためにはNew Userというランクになる必要がある」という情報と「VRChat+に入ればランクを1段階上げられる(おそらくUserまでは)」という情報だけはどういうワケか人に聞く前にGoogleで調べてしまったので何も知らないまま課金の力で1日目にしてNew Userになってしまっていたのです。

ゲームで例えるなら装備もレベルもほぼ初期状態なのに中盤のダンジョンに挑んでいるという状況です。
もちろん初心者案内を受ける暇もなかったです。(後に前述の友人に案内してもらえたのでなんとかなっています)


【1ヶ月目~3ヶ月目くらい】PCのスペックが足りない

正直なところ3ヶ月目くらいにはTrusted Userになってた気がします。
ランクが上がる度にうげぇ~って顔をしたのは今でも覚えてます。

この頃になるとVRChatにも慣れてきて、Publicワールドに入って初めましての人と話すのも楽しんでいました。
フレンドが爆発的に増えたのは間違いなくこの時期です。

ところがPublicのような人が多いワールドに行くと動作がすぐカクカクすることが気になり始めました。
この時使っていたPCは2017年頃に購入したものでVRChatをやるには明らかにスペックが足りていなかったのです。
そのため少し改変を凝った人がすぐ近くにいるとカクカクでとてもゲームにならないという場面が多々あり重い腰を上げてPCを新調することを決意。
結果として20万ちょっとのPCを買うことになりました。

この地点で25万前後のお金をVRChatのためだけに使っています。
当時を振り返ってみてもなかなか思い切ったことをしましたね…

そんなワケでVRChatがある程度快適に動くPCを購入したので重いという問題はこれで解決され快適なVRChatライフが始まりました。


【4ヶ月目くらい~1年目くらい】

PCを新調したので人が多く集まるイベントにも行ってみたいと思い始め、初めて初心者向けイベントというものに参加しました。

特に印象に残ってるイベントはやはり私立VRC学園です。

そもそもこのイベントに通ってなかったらこのnoteも開設していなかったでしょうし、2週間同じ仲間と一緒に過ごせるというのは他のイベントとも毛色が違いますが強烈な体験として記憶に残っています。

最近は16期が始まったそうですがかなりの倍率で、申し込んだ私のフレンド2人は残念ながら落選していました…

特に最近は配信者のVRChatデビューがキッカケで爆発的にVRChatの人口が増えているので今後はイベントの類はかなり人が溢れそうで賑わっているのを感じます。

この頃は色んなイベントを通じて交流を深めていくことが多かったです。


【1年~現在に至るまで】

今の過ごし方はゴールデンタイムには自分のホームワールドをフレンド+で建てて友人と駄弁りながら動画を見たりワールドギミックで遊んだりというプレイスタイルに落ち着きました。

自分のホームワールドはBOOTHで購入したアセットに置きたいオブジェクトやギミックを追加しただけの簡易的な物ですが、とりあえず身内が集まる場所としての役割は持たせられたかなと思っています。

ホームワールドを建ててるとフレンドが集まってくれるという状態はとてもありがたいですし、よく来てくれるフレンドの皆様には感謝しきれません。


【最近初めた初心者さんに伝えたいこと】

結局のところ私がVRChatをここまで続けてこれたのは、VRという空間が新しい技術で革新的な物である以上にフレンドに恵まれていたことが一番の理由でした。

よくVRChatはゲームではなくSNSであるという意見を耳にしますが、私はそれ以上に生活だと思っています。

良い振る舞いをしていれば周りに人が集まってきますし、悪い振る舞いをしていれば人が離れていく。
身振り手振りや声でコミュニケーションが取れるというのは単なるSNSよりも対面での会話に近いのではないかなと。
あまりにも生活を見出しすぎて睡眠時間が疎かになったのはまた別の話として、良くも悪くも現実世界に近いコミュニケーションが求められるのがVRChatの特徴だと実感しています。


この世界を全力で楽しむことはもちろん大切ですが、あなたの周りにいる人は単なるアバターではなくてあなたと同じ人間だと思って接して欲しいです。

それでも結局は人間関係の延長線上にあるので仲違いやトラブルもあると思います。
なので特定のコミュニティだけに固執するのではなく、色んなコミュニティに所属しておくことをオススメします。
依存先は多いほうが良いに越したことはないです。



要約すると
・ちゃんと寝ろ
・優しく接しろ
・依存先は多く作れ


この投稿が参考になるかどうかはわかりませんが、この3つだけ覚えておいて下さい。

いいなと思ったら応援しよう!