治験バイトをやった話
どうもこんにちは!よしあきです。今朝特大の鼻くそを採掘しました。
この記事では実体験に基づいた治験の何たるかを書いていきます。これを読めばあなたも今日から治験マスター!
楽して稼ぎたい
みなさんの一生の願いだと思う。私もそうだ。私は日々ヤフーで「楽に稼ぐ」「アルバイト 楽」というネットサーフィンをしている。
そこで目をつけたのが治験だった。気になった私は3つほど治験サイトに登録して関東の治験情報を探すというのがルーティンの1つになった。
そもそも治験とは
治験というのは安全性が最大限確認されているがまだ店頭に並ぶ前の医薬品を我々の体で試すものだ。
治験というと必ずついてまわるものがある。それは
「いやそれ人体実験じゃん。怖すぎ」
というものだ。
結論から言おう。受けた私は何の不調も感じられなかったし、実施する病院も安全は最大限配慮していた。
アルバイトという名の病院生活
私が受けたのは2泊3日の入院を隔週で2回受けるというものだった。
報酬は12万円。
初回入院の2週間前に事前検診があり、そこでは手渡しで5,000円がもらえた。
2020年10月だったので2回のPCR検査も受けさせられた。そこでもそれぞれ5,000円もらった。
やったことある人はわかると思うがPCR検査なんて小さめのシリンダーに2㎖のよだれを垂らしそれを美人看護婦に渡すだけだ。美しかっただけによだれを渡すという行為が恥ずかしかったのはいい思い出だ。
無事陰性が確認されたので予定通り入院ができる旨の電話がくる。もちろん陽性だと受けられない。大監獄インペルダウン行きだ。
今回の治験テーマは血栓防止の飲み薬!採血がメインのお仕事だよっ!
都内の病院に昼過ぎに集合し1度採血をしたら夕食まで自由時間。休憩コーナーには大量の漫画とテレビやソファーがあった。治験専用病院らしいので時間つぶしは充実してる。
11時に就寝し翌日は6時半起き。健康的だ。採決をし体温を測り留置針という刺しっぱの針を美人看護婦にブチ込まれる。30分や1時間おきに採決があるからだ。
若い美人看護婦は注射下手でおばさんのほうが手際よくうまい。逆だったら嬉しいのに。いやでも注射下手な白衣のおばさんというのも嫌だ。そんなことを考えてるうちに自分の血がチューブを流れていく。
「おれの血、黒くね…?」
赤:黒が3:7くらいの割合で黒かった。人体って不思議だ。横になったらダメらしく3~4時間くらいはベッドを起こして座った体制。もちろん排尿は許されている。
薬を飲んで定期的に採血があるだけでそれ以外は本当に暇なのだ。その採血というのも10秒程度で済む。針は刺しっぱなのでチューブ内の空気圧みたいなので血を取るだけだ。
やることが本当になく、なんの気なしにアマプラを徘徊する。ちなみに院内にはWi-Fiも完備されている。
『ドキュメンタル』を片っ端からみた。松本人志主催のアレだ。8シーズンもあって1つ1つは1時間くらいある。暇人にはちょうどいい。
めっちゃ面白かった。
Amazonは規約が厳しくないのでオードリー春日のチ〇コなんか薄目で見ると結構くっきり見える。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0748KTV8T/ref=atv_dp_share_cu_r
ハリウッドザコシショウも天才だ。芸風に批評もあるが私は好きだ。
採血で看護婦が来るときは基本ニヤけてたからかなりキモかったと思う。
留置針が刺さったまま昼食をする。刺さってる方の腕は使いづらいのでみんな水木しげる先生よろしく片手で食べる。
針を刺した6時間後くらいに留置針は抜かれる。抜いた後も異物感は次の日まで残る。
アメニティ(歯ブラシ、寝間着、タオル、バスタオル、スリッパ等)はすべて病院が用意してくれるため私たちの持ち物はパンツ1枚だけだ。
シャワールームもあったし洗面台やウォーターサーバーもあった。まさに至れり尽くせりだ。これでなお結構な額のお金までもらうのだから罪悪感さえ湧いてくる。
ちなみに個室ではなく10人くらいの大きめの病室だったがカーテンで四方を塞いであるので最低限プライベートは確保される。
翌日は7時起きで朝9時には退院できる。
そして2週間後にもう一回入院をする。内容は変わらず生活も全く同じ。
退院後2週間ほどで報酬が振り込まれる。大学の一律給付金も重なって振り込まれたのでそのときは大富豪だった。圧倒的財力でブイブイ言わせていた。まあコロナ禍で使い道はなかったので生活費と貯金に回した。
まとめ
気になったことはとりあえずやってみる精神で受けた治験だったが危険なことは一切なく健康体であれば誰でも受けられる。
もちろん薬の種類によっては条件もある。年齢制限や病歴など。もちろん入院前と入院中の禁酒禁煙は絶対だ。
ただ14泊で40万円だったり、定期通院で1回〇千円みたいなものも多いため時間に余裕がないと難しい。
時間のある大学生やニートの方々なら一度やってみると面白いかもしれない。
追記 今回の治験で血を抜かれたのは計40回ほど。注射針を刺されたのは14回ほどだった。