音楽が消えた街Tr.07 「失われし最終楽章」について

事前の配信された曲を聴いて

シエルciel:空
アルクarc:弧、円弧
→空にかかる弧って「虹」だよね
L’arc en Ciel=虹だもんね!!

※米国ではarcはスラング的な意味で"ヒーローが成長する過程"という意味があるそう。また、物語の"章"といった意味でも使われるみたい。

天地創造とか大罪とか色々考えてたけど虹か。
一番近い存在なのに忘れてた。納得。

(ティザー(?)もサムネも紫や青系統。
虹は7色だけど6色と称える説もある。
その場合に消されるのは水色。(米))


MVを観て

・左(過去)に歩くシエル=未だ鮮やかな記憶を辿るように
・生まれつき人より多くの音が聞こえる
→MVだと周りの人たちが黒く表現されている。人が人に対して発する嫌な「音」も聞こえてたんだろうな。
→これまで事件を起こした登場人物と同じく旋律を聞き、事件を起こし得る境遇(《体質》を持っている)であり、MVでの描写も重なる部分(e.g.カサノバと同じく地下に降りている)がありながら事件を起こさず立ち向かっている。境遇や環境も大切だが、芯の強さや気持ちの持ちようも大切なのだと気付かされる。
・アマデウスに会いに行くところからシエルは右向き(未来)に進む。
同時に雨の描写。雨が降った後にかかる虹の出現を示唆か。
・ジョシュアの声が先生に似てたから再び進み出すシエル。政府に語りかけただけでなく、ここでもジョシュアの行動が身を結んでて嬉しくなった。
・《大好きな師匠》のルビ…
これまでのトラックで漢字表記とルビが違うことに何が意味があるんだろうと考えていたけれど、ここに来てこの感情になるための布石だったのかも。
・最後微笑んだアマデウス
これって見た人によっての差だと思うので、もしその場にこれまでの登場人物がいたら「薄汚い笑いを浮かべて」とかになってるのでは。
シエルだから、Tr.08だからそう見えているだけで実はアマデウス自体にそういった差はないのではと思ってしまった。(微笑んでるシーンは目が隠されている。他のトラックでも笑っているシーンは目を隠すと微笑んで見える)


その他


ノアの大洪水後に現れたことからも神の証とされる。
(神話における虹、各国における虹の解釈など面白いのでぜひ調べてみてね。)

⭐︎各々の名前の意味
1アマデウス:モーツァルトのミドルネーム(独)
2アリア:オペラなどの独唱部分(伊:空気の意)
3 カサノバ: ヴェネツィア出身の作家。生涯“恋愛至上主義”を貫いた人物(伊)
4フェニミィ:該当なし。フェニミン?フェニミンエンディング(音楽理論用語)?
5ジョシュア:聖書ヨシュア
6ルーニー:狂人の意(英)
7シエル:空(仏)


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