パンガン島のガイさん
青い海白い砂浜、夜は爆音
アジアが誇るパーティーアイランドそれがコパンガン
その前年にもタイに来ていて慣れたようにカオサンで宿をとる
近くの警察署横のガソリンスタンド前に出る屋台のカオマンガイ屋さんで食事をしていると、しばらく前からカオサンで沈没してる旅行者に
あと少し早く来てたらレオナルドディカプリオ主演の映画に映り込めたのにって言われた。エキストラ募集してて、その彼は出たらしい、まぁ実際の映像で映り込めてたのかどうかは知らないし、どこの国の人で何語でそんな話してたのかも皆目見当つかないんだけど
まぁ、その年の到着からしばらくはレオナルドディカプリオの話題が多かった
撮影隊はコピピか何かに向かったような話だったと思う
そんなこんなで島の話は色んなとこでしてて
前年にプーケットは行ってたけど、ちょっと気になる島出てきたぞと
カンボジア行って帰ってきてから向かったんだった
カンボジアも楽しかったなぁ、そうかその時一緒になった東洋大学に通ってた子がカンボジア行く前にパンガン行ってたと話してたんだ
帰ってきてから2回ぐらい遊んだけど、その後どうしたんだっけな
てか、てことは、その前に一週間香港に行ってるのか
充実してるな、その年の旅行w思い出すエピソード満載w
時系列が色々こんがらがってる
まぁ、初めてパンガン行った時は、よくわかんないし島着いてバイク借りて島回ってみたんだけど、それでもよくわかんなくて適当にバンガロー借りて数日間過ごしていた
少し大きめのパーティーやってる時にメインビーチ行ったら日本人数人にあって
久しぶりに日本語話せるし、その子らが泊まってた部屋に転がり込むことになる
それがサバイヒルバンガロー
ガイさんがやっていたバンガローだ
メインビーチから少し離れたバンガローを借りてた僕は部屋に帰るのも億劫だったので、そのまま数日お世話になって、こんなに楽しく過ごしてるのに
ちゃんとお金払わないのも悪いなって島を離れる前の日に荷物取りに行って
ちゃんと一泊してから帰国した
それから一年後そんな旅行話を散々聞かされた友人らを一緒に連れてくことに
渋々、基本面倒は見ないよと言いながら速攻パンガンにいく
前年よりアスファルトの道も増え、お店も増え活気だっている
今回こそサバイヒルバンガローに直接泊まりに行くぞと訪れると
ガイさん不在。任されてる人もフルだというので
仕方なく他のバンガロー借りに行くことに、
そこがまた野郎3人でダブルサイズのベット一つで100バーツとかいう
アホみたいに安いんだけど、そのサンセットビーチの崖結構登る部屋で
そこも色々思い出いっぱい
その翌日か翌々日の夜にサバイヒル行くと
暗いところにガイさんいるー?って声かけながら入ると
だいすけですか!って返事あって、わー一年前ので覚えててくれたんだって
めっちゃ嬉しくなって、より親しくなったんだ
中華系タイ人のガイさんは日本に留学してたこともあって日本語はペラペラ
パンガンにくる人たちの中では真面目なw僕のことを気に入ってくれて
よくしてくれた
僕の他の友達とも仲良く日本に来た時とかには、うちや友人の家に泊まったりもしてた
よく色んなことに文句言ってたなーw
隣にハーモニーって店できてうるさいとかラオス人が働かないとか
ひどいんですよーって、よく言ってたw
タイ料理とか作るようになったのもガイさんの影響
日本きた時にも作ってくれて上野のアメ横センタービルの地下教えてくれたのもガイさん
ハンモック好きになったのもガイさんの影響
いつか一緒にバンコクで安宿一緒にやりたいね見たいな話とかもしてた
そこから就職したりして、なかなか遊びに行けなくなってるけど
でもそんなバックパッカーな生活してやることもできるんだってのが心の支えになっていたと思う
SNSとかでもなかったホットメールな時代ほとんど連絡も取らなくなってきてて
でも久しぶりにって送って見たけど返信もない
以前もなんかアカウント変わったことあったなとか、そんなこと思ってた時
他の友人がパンガン訪れてガイさんが殺されたことを知ることになる
元々、サバイヒルバンガローの場所は借地で家賃も高く、何なら年々高くなっていって、それもよく愚痴ってたんだけど
さすがにってところで、もうメインビーチから離れた島の山な方でバンガローやろうって一人建築してたのが、ほぼ完成ってところで強盗に襲われたらしい
そうだからお別れも言ってない
そういやガイさんお化けみた話とかするのも好きだったなw
もうパンガン行って遊ぶってのもないんだけど、いつか一度行ってこないとなって思ってる