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点か線か、どちらが大切?という話。

ようやく野球がスタジアムで観れるようになりました。
長い時間かかってようやく。

無観客のスタジアムに響く硬球を木製バットで弾く音もなかなか風情があって個人的には大好きだ。しかしながらそれに輪をかけて、観客というアシストが加わると臨場感が更に増し、これまた胸高まることしきりであります。

さて、東京といえばまたしてもコロナウイルスの感染が拡大傾向に。
つい最近までは、緊急事態宣言から約2ヶ月くらいの”全国民総巣篭もり生活”を余儀なくされ、とにかく”出るな!篭れや!”の大合唱だったわけです。その甲斐あって、一時期は一桁台に押さえ込んだ新規感染者も過去最大を更新。

遅れてきた安打製造機のごとく、新規感染者を積み重ねていく毎日。これが本当に遅れてきたヒーローだったら喜ばしいものの、コロナウイルス再拡大となると話は別。

「あー、あの自粛生活ってなんだったんだっけ?」

とよぎってしまうのも無理はありません。

でも、何事にも起こった結果には原因があり、【原因】と【結果】はどちらの方が大切なの?論になりがち。

結論からいうと両方大切です。
身も蓋もなく聞こえるけれど、それは事実。

でも一番大切なのは「両方の視点から検証しようとする姿勢」

一つの地点からのみ物事を捉えるか、
俯瞰して全体の中の一つとして物事を捉えていくのか。

つまりは”点”だけで捉えずに、全体像の”線”の方からも物事を捉えていくみたいな。

チャンスで”誰かが凡退”したからダメなのではなく、全体としてその”打線”が機能しているのか?

今日からの日ハムのカードの頭は美馬学。
チーム全体として勝利を目指すには、まずは投手の安定感が最優先事項。
チームに勢いを与えるために、全体の勝利数を最適に最大化するための戦術として、安定感のある美馬を”初戦”に配置していくのはあり。

梅雨空の湿りがちな空。
少しでもカラッと爽快な試合が見たい。



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