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【CLM】王者とのつばぜり合いの価値

もうすっかり春めいてきて上着いらずで出かけられる気候になりました。
もうすっかりナイター観戦も心地よい時期になりそう。

そんな中、昨夜の千葉ロッテマリーンズ。
なんと前年王者と延長12回の9対9の引き分けと相成った訳ですが、この一戦が今後のチームにどんな効果をもたらすのか?をちょっと紐解いてみたいなーと。

“本当の”4番・井上晴哉、帰還。

まずはこれは大きなターニングポイントになる可能性を秘めてます。昨年度キャリアハイ(打率.292、本塁打24、打点99)の数字を残し、開幕から4番に座りながらも打撃不振で浦和へGO。
ただでさえ「打線」として束になってかからないと劣勢に追い込まれやすいチーム事情においてこれは大きな出来事でした。コアラのマーチの中身にチョコレートが入ってないくらいのインパクトがありました、というのは過言と言うものですが、とにかくチームに与えた影響は大でありました。

そして戻ってきて、いきなりのマルチヒット。一時は同点に追いつくタイムリーとチームにとって頼りになるオトコが帰還し、結果を出した事は大きな意味をもたらしました。

ちなみに井上晴哉は”親子ゲーム”と呼ばれる同一球場で行われる1、2軍戦フル出場、10打席パッケージでありました。誠にお疲れ様でした。

ミスターゼロ・唐川侑己の炎上

先に言っておきますが、この試合の唐川侑己の炎上は今シーズンのチームにとって決してネガティブなものでは無かった、と捉えてます。

理由はシンプルで”続いてること”はいつか途切れる運命にあるのです。そしてペナントレースはまだまだ長い。
唐川に関しては昨シーズン終わりからこのセットアッパーという役割を拝命し、いまや本人も「先発に戻りたいと言う気持ちは無い」と言うまでに。だからこそここらあたりで打ち込まれておくことが逆に「やっぱりこの役割は難しい。だからこそもっと何をしたらよいか?」と言う思考を深めるきっかけになってくれると信じてます。

確かに昨日の試合の流れの中での大量失点は多くのファンをガッカリさせたことも事実。でもそれを、事実とするならば、これまでも何失点も唐川が防ぎ続けてくれた事もまた事実。

個人的には後者の事実にフォーカスしたいと思います。
唐川ならきっとやり返してくれるはずです。

チームで”引き分け”をもぎ取ったこと

昨日は前述した井上晴哉と共にスタメンにはいつもと違う顔が並びました。清田がいて、逆にスタメンしていた加藤翔平、バルガスが途中出場になりました。

もちろん解せないミスも多かったものの、そんな中でチーム一体となって西武に引き分けで踏みとどまれた事実もこの後のチームにとっても良い薬になってくれるのではないでしょうか?

そう思いたいと思います、はい。
岩下、頑張れ!

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