生徒会長Vtuber化計画について真面目に考察する
こんにちはー。今回のノートはちょっと特別企画です。表題の内容は公立高校でぶっちゃけ可能なのか?全く技術について知らない人でも理解できるように書いたつもりなので安心して見てくださいね。それでは早速始めていきます。
そんな企画聞いたことないんだけど?
そうかもしれませんね。こちらの企画は2月15日実施の校内イベント「Live in Library VRってどんな技術?」にて思いついた企画です。生徒会役員の何人かは知ってるはず。内容は以下の通り。
目的は?
学校祭の演出です。
過去の事例を聞いたことないので初かもね。
そもそもVtuberって?
もともとはVirtual YouTuberの略であり、バーチャルアバターを使用した動画投稿を行う人のことです。現在では、YouTuberに限った呼称ではなくなりつつあり、様々なプラットフォームで活動されている方がいます。
これどうやってやるの?
基本的にはVR用ヘッドマウントディスプレイ(俗に言うVRゴーグル)と両手のコントローラーで3点のモーションをキャプチャしてアバターに反映させることで実現します。(もっと正確に全身の動きを反映させたい場合はトラッカーを増やします)それを行うためのソフトは複数ありますが、今回は「バーチャルキャスト」を例にとって話を進めようと思います。バーチャルキャストは以下のようなものです。
ここまでの確認
ここまでのVtuberシステムについては、さほど難しいものではありません。簡単に実現可能だと思います。しかし、我々の学校祭の現状ではスクリーンを利用できず、壁に投影しています。しかも上端が時計にかかってしまいます。それでは勿体無い…
ポリッドスクリーンの登場だ!
そこで登場するのはポリッドスクリーンです。
ポリッドスクリーンとはニコニコ技術部が発見した、農業用の透明なポリをスクリーンとして投影する方法で、キャラクターがいきなり空間に登場するホログラムのような演出を加えることができます。しかも農ポリは100mで3000円とかそんなお値段です。めっちゃ安い。
公式サイト: http://polidscreen.com/index.html
特殊な処理が必要では?
ポリッドスクリーンを利用するのに特別な機材などは必要ありません。前述のスクリーンを立てることができればあとは普通にプロジェクターで投影するだけでOKです。
ただし、通常と違い、背面から投影することが多いので映像を反転させる必要があります。(プロジェクター側で出来るものもあります。)
また、ポリッドスクリーン投影の原則として黒色が透過し、白に近づくほど不透明になります。
つまり、キャラクターのみ投影したい場合はキャラクター以外をクロマキーで抜くなどの加工が必要です。幸い、バーチャルキャストにクロマキー機能(グリーンバック)があるのでこの辺りは録画・配信ソフト「OBS」で出来そうな気がします(要検証)(詳しい人教えてください)
最終的に必要なのは?
・PC(VRが利用出来る高性能なもの)
・VRHMD
・ポリッドスクリーン
・プロジェクター
・各種ケーブル
・前述のソフトウェア
ざっとこんなところでしょうか。VR系は僕が持っているもので充分ですね。あとはスクリーンを用意さえすれば機材的には実現が見えて来そう!
総合的には…?
忘れてはならないのはポリッドスクリーンを立てるスペースです。厚みは無いので幅だけを考慮すれば良いのですが…ステージ上にはライブ用の楽器等がたくさんありますので、そこさえクリアすれば完全に実現可能となりますね。技術的には充分可能なので。まあそこら辺は実際に挑戦することになったら考えます。
まとめ
Vtuber × ポリッドスクリーンは絶対面白い!
(4/17,4/18,4/19 執筆約180分)