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10日で合格! Microsoft Certified Azure AI Fundamentals (AI-900)の最速攻略法
はじめに
2025年2月14日に15年ぶりぐらいでしょうか、ベンダー資格受験してきました。とりあえず合格できたので、簡単に勉強方法と勉強のスケジュール感を共有したいと思います。
今回の方法で、AI-900を合格することができていますが、他のベンダ系資格でも実績ありです。例えば、Oracle Master Gold 8iとか、MCSE (Windows NT4.0, 2000)です。だいぶ、古いですが。。。でも、長く使える方法なので、一度、実践してみてはいかがでしょうか。
今回受験したベンダー資格
Microsoft Certified Azure AI Fundamentals (AI-100)
この認定資格は、機械学習と AI の概念および関連する Microsoft Azure サービスの基礎知識を示す機会です。 この認定資格の受験者は、マイペースで進められる、または講師による指導付きの学習資料に精通している必要があります。
と記載されていました。
AI-900試験の特長
試験時間:45分
出題数:43問
合格ライン:700点以上 (1,000点満点)
出題範囲
・人工知能の概要
・機械学習の基礎とAzure Machine Learning
・コンピュータービジョンワークロードとAzure AIサービス
・自然言語処理(NLP)のためのAzure AIサービス
・生成AIの基礎難易度
・IT初心者(OR 非エンジニア)でも挑戦可能だが、効率的な学習が必要。
・IT経験者にとっては、基礎知識を整理する良い機会。
・一般的な勉強時間は、10時間~14時間と言われています。
ちなみに、基本情報処理の試験は、200時間と言われていますので、
割と簡単な部類なのかなと思います。
・簡単といってもノー勉強だと合格は難しい。
・逆に普段からAzureでAIを触っている人だとそんなに勉強しなくても
いいと思います。
筆者のバックグラウンドと学習開始時の状況
私の状況と自分の状況を比較して、難易度を感じてていただけたらと思います。
2000年~2010年の間にベンダー系資格(MS, Oracle, HPE)を複数受験していて、受験慣れしている。が、15年弱のブランクあり。
AIに関しては、体系的に学ぶのは初めて。
生成AIは、普段から使っている。これまでの業務は、サーバーのサポート(ハードウェア、ソフトウェア)と、ストレージ装置のハードウェアサポートに従事。
副業でプログラマー(Python, Javascript/Typescript, PHP)をやっています。Microsoft Azureは、使ったことがない。勉強中も使わなかった。
勉強方法
今回の学習の基本は、テキストの流し読みを繰り返して、内容を刷り込む方法を使います。しかも、忘れにくくするために、流し読みの間隔をなるべく短くします。
「エビングハウスの忘却曲線」というのを聞いたことがあるでしょうか?
人間の脳は1度覚えたことを
1時間後には半分忘れ
1日後には7割忘れ
1か月後には8割忘れている
どんなに賢い人でも、どんどん忘れていくものなのだそうです。
そのため、流し読み(記憶する)の間隔を短くすることで、忘れにくく、忘れても、また、記憶するというのを心がけます。
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さて、学習の具体的な方法です。
テキストの入手 (1日)
私は、翔泳社の「Microsoft Azure AI Fundamentals 試験番号AI-900/沖要知/西野和昭/横山依子」を使いました。
全体像の把握 (2日目)
ざっと目を通し、試験範囲の全体像を把握する。
この段階では無理に覚えようとせず、だいたいどんなことが書いてあるか把握するだけでOK。
2回目、ぱらぱらページをめくる(3日目)
教科書を2回目通読。
各章末の問題を解き、理解度を確認。
間違えた箇所は軽く復習するが、深追いはしない (無理に暗記しようとしない)。
3回目、ぱらぱらページをめくる(4日目)
教科書を3回目通読。
各章末問題と巻末問題を解き、正解率を把握。
5日目以降、以下を繰り返す
Microsoft Learn内の練習問題(50問)をひたすら解く。
Microsoft Learn内では、「合格のため、正解率80%以上をめざそう」となっていますが、欲を出して90%を目指してください。
ちなみに、私は、98% (1問間違い)まで正解率を上げましたが、実際は、814点 (1,000点満点中)でした。
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自身が付いたら試験を申し込む
Microsoft Learnのページから試験を申し込むことができます。
自宅や会社、もしくは、テストセンターで受験が可能です。
私は、会社の業務の一環という事で、受験しましたが、会社の会議室で受けるのも、何だかなということで、気分転換に出張してテストセンターで受験しました。
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最後に
私は、この方法で合格できました。
タイトルは、「10日で合格!」と行ってますが、10日もかからないと思います。私は、ちょうど10日間でした。
上記の方法で、勉強方法としては、十分だと思いますが、問題の出題形式がちょっと異なる問題も出題されていましたので、ご注意ください。
(どのような問題が出題されていたかについては、タイムスケジュールの後に紹介します。)
タイムスケジュール
1日目 2/5(水):会社からの帰宅時にテキスト購入 + 電車でテキストに目を通す (10分)
2日目 2/6(木):電車でテキストに目を通す (往復で20分)
・・・1回目
2日目 2/7(金):電車でテキストに目を通す (往復で20分)
・・・2回目+章末問題 (正解率70%)
2日目 2/8(土):自宅で勉強 (2時間)
・・・3回目+章末問題 (正解率85%)+巻末問題(正解率78%)
2日目 2/9(日):自宅で勉強 (2時間)
・・・Microsoft Learnの練習問題 (78%→88%)
+ 間違ったの解説を読む。
2日目 2/10(月):電車でテキストに目を通す (往復で20分)
+お風呂上りにMicrsoft learnの練習問題 (正解率90%)
2日目 2/11(火):電車でテキストに目を通す (往復で20分)
+お風呂上りにMicrsoft learnの練習問題 (正解率98%)
2日目 2/12(水):電車でテキストに目を通す (往復で20分)
+お風呂上りにMicrsoft learnの練習問題 (正解率98%)
2日目 2/13(木):電車でテキストに目を通す (往復で20分)
+お風呂上りにMicrsoft learnの練習問題 (正解率98%)
満点は取れませんでした。。。
2日目 2/14(金):14:45~受験 (所要時間15分弱)で、814点
出題形式が違った問題の例 (実際は日本語)
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