願い
2023年10月8日深夜
ちょうど一年前、寝付けずにいると、
目を閉じた時に見える光が七色に光りだした。
浮いているような感覚を感じ始めると、
目の前に4次元空間のような世界が広がった。
それが消えたかと思ったら、
空の上の風景が見えた。
パルテノン神殿のような白い石造りの建物が
雲の上に建っている。
雲の流れに場面が変わると、
雲でいっぱいになったり、速く流れたり、
雷雲に変わると龍のような生物も見えた。
ふと目を開けたが、
そこには変わらない家の天井。
なぜかは分からないが、
その日から僕は人が変わってしまった。
生きているうちに「悟った」とかいう
言葉は使いたくないが、感じるものがあった。
人間の心の本質、多数派と少数派、
目に見えない存在が僕にしてきた事、
何が正しくて何が間違いか、
取捨選択、生き方、自信、心の強さ、、
僕はもう取り返しのつかない所まで来ている。
気づいたことを自分に反映させる、
その中で正しいと思った道を突き進む以上、
仲間なんてできない。
あれから一年経っても、
僕が探している人とは出会えていない。
何億人といるこの世界の中で、
「みんなで」楽しく生きる方法を探す人、、
自分がどれだけ正しく生きようとしていても、
他人からは僕のことはただの人にしか見えない。
何で今笑顔で生きているのか、
何で今一生懸命に取り組んでいるのか、
何で今人に優しくできるのか、
みんな僕のことなんて気付けないし、
僕も人のことなんて気付けない。
ただただ僕は強くなりたい、、
より良い人間になりたい、、
でも、1人では成長できない。
限界がある。
人と共に過ごすからこそ、
得ることができるものがきっとあるはず。
もう、1人きりの時間を終わらせたい。
これからは、誰かと共に、
より良いみんなの世界を、、