【2020年最新】中小企業が導入すべきRPAツール5選
働き方改革を推進する上で注目が高まる「RPA」。
人によっては聞き慣れない言葉だと思いますが、本記事ではRPAツールとはどのようなものか、また導入するメリットなどRPAの基本についてご紹介したいと思います。
また、RPAツールの導入が大企業を中心に増加しておりますが、会社の規模的にツールを導入したくても予算が合わず…
かと言って数多存在するRPAツールから、最適なものを1つずつ調査して導入するのも骨が折れますね。
そのような方に《中小企業向け》RPAツールを5つピックアップし、各製品ごとの特徴をまとめました。
少しでもリソースを削減したい、業務を効率化させるためにツール導入を検討中の方の参考になれば幸いです。
「RPA」とは?
そもそもRPAとは「Robotic Procdess Automation」の略で、コンピューターやサーバ上にあるソフトウェア型のロボットが、これまで手動で処理していた作業を代行・自動化することを言います。
作業の処理手順を操作画面から登録するだけで、業務を自動化することができ「働き方改革」推進の背景から注目度が上昇中のツールです。
労働人口が減少傾向にある日本社会において、特にホワイトカラー職などでは業務の効率化はもはや必須課題と言えるでしょう。
RPAツールの導入率は、大企業で50%超え、中小企業でも25%超えとなってきています。
導入のメリット
RPAツール導入に際して、企業はどのようなメリットがあるのか。順番にお伝えしていきます。
<コストを減少>
これまで残業が発生しながら対応していた業務もロボットにかかれば、休日や深夜時間など問わず稼働してくれるので、人件費のコストダウンに役立ちます。
<業務の効率化>
単純ながら手作業で行うもの業務は、完全に省力化することが可能です。省力化することで捻出された時間を他の知的作業に割くことで業務の効率化が見込めるでしょう。
<ミスの防止>
業務の処理を自動化しているため、入力ミスなどといったヒューマンエラーを起こすことはまずあり得ません。正確性や信頼性の向上が期待できます。
<人材不足を解決>
冒頭でも述べましたが、労働人口の減少が課題となっている日本社会で、24時間365日稼働できるRPAツールは新たな労働力となってくれるでしょう。
<導入ハードルの低さ>
もちろん製品によって導入コストの差はありますが、基本的にRPAツールは導入コストの低さも人気の理由となっています。また、即日で利用可能なものもある程、導入期間が短いのも特徴的です。
【2020年最新版】RPAツール5選
ここまでRPAツールの特徴についてまとめましたが、実際にどのベンダーを選べば良いのか。会社の規模や利用したい機能を見極めて導入しないと、せっかく様々な期待をして導入したのに無駄なコストを払うだけになってしまいかねません。
主に中小企業に最適なRPAツール5選をまとめました。
■Automation Anywhere(オートメーションエニウェア)
オートメーションエニウェアは、アメリカでNo.1のシェア率を誇るRPAツールです。機械学習することができるので、人間同様の意思決定がツールで行えます。他にも高いセキュリティも特徴的で小規模から大規模まで対応することができるが、英語表記であったり操作がやや難しめのエンジニア向けツールになります。使いこなせれば高い効果が見込める!?
■アシロボ
定額+簡単操作が特徴的なRPAツール。国内のRPAベンダーのため英語表記が残らず、売り手目線ではなく利用者目線で開発されているのでユーザビリティが圧倒的に優れています。分厚いマニュアルや専門職は一切必要なく、現場担当者がすぐに使用できる設計です。まさに、中小企業向けと言っても過言ではないRPAツール。月額も5万円から始められ、1ヶ月限定のトライアル版もあるので手軽に始められるでしょう。
■Uipath(ユーアイパス)
導入数から見ても世界有数のRPAツールです。シナリオ作成、実行、管理などの機能を個別の製品として提供しています。幅広いシナリオを設定することで、小規模から大規模まで多様な処理に対応することが可能です。ドラッグ&ドロップのような操作で利用できるのも特徴です。こちらも海外製品のため、英語表記の説明が混ざっております。
■BizteX cobit(ビズテックス・コビット)
コンピュータやサーバに直接インストールする必要がないクラウド型のRPAツールです。そのため、初期費用や導入スピードの速さが特徴的です。またプログラミングの知識も一切不要。費用については、ロボットの稼働量によって金額が変わる従量課金となっております。クラウド型のためネット環境によって処理速度も変化。
■WinActor(ウィンアクター)
NTTグループが開発した国内シェアがNo.1のRPAツール。国産ツールなので完全日本語対応な上、パートナー企業が国内のすべての地域に存在するためサポート体制も充実しています。またWinActor最大の特徴として、Windows端末上で動作するあらゆるソフトの作業処理をすべて自動化することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。RPAツールを導入することで、業務の効率化やコスト削減を見込めます。
しかし、数あるRPAツールの特徴をしっかりと把握していないと、導入コストだけかかり状況がかえって悪化してしまう場合があります。
そのために『何のために』『どうしたいか』など目標設定を今一度確認し、最適なツール導入することが大切になります。
今回は、中小企業向けのRPAツール5選ということでご紹介させていただきましたが、皆さまの達成すべき目標のために参考なれば幸いです。
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