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2021.11.05 十日町情報館

2021.11.05_十日町市
十日町情報館/内藤廣/1999

骨太の柱と巨大な陸屋根よって、雪を凌ぐための環境を大きく囲い取ること。
その内側に、人も、本も、情報も、建物も、設備も、家具も、すべての要素を集めること。
集められたモノを配置することと、大きな高低差を解消することから、本と向き合う場所を計画していくこと。

豪雪地域という環境で、屋根を支持する強固な柱や通常は表に出ないモノたちと身を寄せ合いながら、思い思いの場所で本と出会う。

ストーブのまわりに集まって暖を取る時のような切実な豊かさが、建築を通して人々に共有されている。


通りから見える東側の外観
高さのある西側外観
すり鉢状のホール
空間に落ちる巨大な柱
トップライト
吹き抜けに面する閲覧席
柱の回りを利用した閲覧席
柱との隙間に納められた本棚や設備
柱の隣で新聞を読む人
雑誌の閲覧コーナーと窓際の閲覧席

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