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コロナ禍におけるアイドルの存在意義。|乃木坂46 『世界中の隣人よ』 を見て

乃木坂46『世界中の隣人よ』のMVが公開された。

歌の内容は、今までの生活様式を変えていかなければならない中で、
医療従事者など大変な状況で働いている方への感謝も込められた内容になっている。

いわゆる、”応援ソング” なのだが、コロナウイルスという去年の僕たちが想像もできなかった困難に対して、公開されたMVが全メンバーリモート歌唱映像なのが、ある意味新鮮だった。
※今はアイドルではない(局アナになった)卒業生2名も参加しており、本当にALL乃木坂46のPVとなっている。

コロナ禍で放送されるテレビ番組も含め、リモート映像は見慣れていたはずだったが、”アイドルの自宅” というある意味プレミアムな映像だからこそ成り立つ魅力があると感じた。

毎年、乃木坂 ”夏の全ツ” といえば、神宮球場で行われるライブがあったし、僕も欠かさず毎年見に行ってたけど、今年はもしかしたら開催されないかも知れない。。

そんな思いを感じさせる神宮球場の映像だった。

このMVは、人々が大変なときに元気を与えるというアイドルという存在そのものの本質を垣間見た気がする。

3.11のときには、AKBが震災地に赴き、被災者に元気を与えていた。
その役割を今回は乃木坂が担ったとも言える。


最後に・・・
個人的にメンバーの映像に挟まれる東京の描写がとても印象的だった。

世界の都市の中でもダントツに人口の多い東京が、外出自粛によって換算としている風景は、なんだか寂しく感じた。
人が多い東京に辟易としていたはずなのに、人がいなくなってしまうと、それはそれで寂しかった。


今までの生活はもう戻ってこないかも知れないけれど、それでもできるだけこれまでの生活に戻っていけるといいな。

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