富士フイルムのACROSは素敵
今はフォトグラファーとして、ウェディング、家族、ライブ、イベント、インタビューなど色々な撮影をさせてもらっています。
もともとはCanonの5Dmark3、6Dを使用していたが、今年から富士フイルムのX-T2×2台に乗り換えました。
何より機材の軽量化がメリットとしては大きく、レンズを含めても約半分の重さになったことは、フットワーク軽く撮影する上で、かなりのメリットと言えます。
また富士フイルムにマウント変更したもう一つの理由として、JPEG撮って出しの色の綺麗さ、程よいコントラストが挙げられるかと思います。(あくまで自分の好み)
基本的に撮影後は編集をしますが、その日すぐにSNSや報告用に新郎新婦へ写真を送っています。
その写真は編集する時間がないことが多いのでJPEGで満足いく写真が必要でした。
富士フイルムのJPEGの綺麗さはご存知の方が多いと思うが、今回はACROSについて書いていきたいと思います。
ACROSは簡単に言えばモノクロです。
ただ、ほかのカメラに搭載されているモノクロとはちょっと違います。
ACROSはACROSという色調かな?と思えます。
詳しくは富士フイルムのこちらを見て頂ければ。
ISOはあげればあげるほど、シャッタースピードを稼げ、明るく撮影することが出来るが、どうしてもノイズが出てしまいます。
たくさん出てくると写真のコントラストが下がり、明瞭感がなくなり、ザラザラの写真になってしまう。
ただ、ACROSは上記のように、ノイズを粒状感へと変えてくれます。
それでいてコントラストは保たれている為、ACROSで撮影する際は恐れずにISOを上げられると実感しています。
ACROSはデジタルでありながら、設定次第でフィルムのような写真が撮れるます。
しかも編集なくJPEG撮って出しで。
編集などの手間が減る分、手離れがよくなり、SNSや納品に対してのストレスが減るんじゃないかな?と。
ACROSで撮影した写真を何枚か載せるので、是非見て頂きたいです。
撮影の条件はこちら↓
時間帯:20時前後
カメラ:X-T2
レンズ:XF23 1.4
ISO:12800
フォーカス:MF
シャッタースピードと絞りは適宜変更
CLASSIC CHROMEも富士フイルムにマウントを変える理由になりうる、フィルムシミュレーションと考えているので、次回はCLASSIC CHROMEについて纏めてみたいなぁと考えています。
フォトグラファー
高野和希